Vol.93「虫歯疑惑」
むしばぎわく

構成ひとはは時々チョロくなる…

あらすじ

おやつばかり食べているみつばではなく、自分が虫歯になってしまったことに納得いかないひとは。本当は虫歯になっているのではとみつばに疑惑の眼差しを向け続けていた。そして「みつばが虫歯であってほしい」…そう願うあまり、案外チョロいところを見せてしまう。

登場場所

キャラクター

丸井ひとは(虫歯になってしまう。本当は虫歯なのではとみつばに疑惑の目を向ける)
  • 「虫歯じゃない!?」
  • 「あやしい…(じぬろ~~)」
  • 「ちょっとほっぺ腫れてない!?」
  • 「じゃあアイス一気に食べてみて!! しみたら虫歯ね」
  • 「もう 一本食べてみて!!」
丸井みつば(虫歯疑惑にかこつけて、アイスを2本ゲットする)
  • 「自分だけ虫歯になって悔しいからって…」
  • 「元々なの!!」
  • 「しゃむしゃむしゃむ」
  • 「あっ…かすかにしみたような…」
  • 「よしきた」
丸井ふたば(最後にひと言)
  • 「ひとはは時々チョロくなる…」

ストーリーライン

1
丸井家のリビングひとは・みつば・ふたば
みつばいつものようにおやつをパクついていたところ、突然グッと呻く。
ひとはそれを見て、虫歯が痛んだのではと指摘する。その様はいつになく必死だった。
みつばむせながらそれを否定。喉を詰まらせただけ。
ひとはしかしなおも怪しむひとは。じぬろ~。自分だけ虫歯になったのが悔しいからと言われてしまう。
ひとは証拠を見せろとばかりに、みつばにアイスを一気食いするように言う。少しでも歯に染みるような素振りを見せたら虫歯決定と言いたいようだ。
みつばやれやれと言いながらも、アイスをたいらげるみつば。しゃむしゃむ。
みつばひとはの視線を感じながら、ふと思い付く。「かすかにしみたような…」
ひとはそれを聞いて、追試のアイスをもう一本。それがみつばの目論見だとも気付かずに。
ふたばそんなふたりの様子を見ながらひとりごちる。「ひとはは時々チョロくなる…」
この必死さ、元々負けず嫌いなひとはらしいとも言えます。非のない自分が虫歯になるという理不尽さに納得いかなかったこともあるのでしょう。

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