Vol.47「痴女講座」
ちじょこうざ

構成痴女に憧れる哀れな女なのよ

あらすじ

杉崎の弟・龍太は、みつばを指す「痴女」が尊称だと誤解したままであった。痴女というステータスに憧れを抱いたらしい龍太に、男の場合は「痴漢」であると教えるみつば。しかしこれによりみつば=痴女という蔑称が確定したのである。

登場場所

キャラクター

杉崎龍太(痴女を良い意味だと誤解したまま。しかし真実に気付いてしまう)
  • 「あっ よう痴女!!」
  • 「なんでだよ 高貴な身分のことなんだからいいだろ」
  • 姉ちゃんが痴女の写真いっぱい持ってるのは パパラッチだからなのか!?
  • すげーな痴女って 俺も痴女になれるかな
  • 「痴漢!? やだ!!」
  • 「…あっ 痴女って… 騙したな!?」
丸井みつば(パパラッチがすごいからと龍太を騙し続けようとするが、バレてしまう)
  • 「おっ…大声で言うなって言ったでしょ!?」
  • 「私が痴女だってバレたらパパラッチがすごいのよ お忍びで庶民の学校に通ってるんだから」
  • 痴女に憧れる哀れな女なのよ
  • 「バカね 男の場合は痴漢よ」
杉崎みく(パパラッチ)
  • 「ちょ…」
  • 「痴漢のイミはもうわかるのよ」

ストーリーライン

1
鴨橋小学校・アプローチみつば・龍太・杉崎
龍太・みつば朝の登校中、みつばは龍太に「痴女」と声を掛けられる。
みつば大声で言うなと慌てて龍太をたしなめるみつば。
龍太先日の出来事がきっかけで、龍太は「痴女=高貴な身分」のことだと誤解したままなのである。
みつば「私が痴女だと知られるとパパラッチに狙われる」。そんな作り話でみつばは龍太を言いくるめようとする。
龍太それを聞いた龍太は納得する。自分の姉がみつばの写真を集めているのも、パパラッチだからなんだと。
みつば杉崎の性癖にドン引きしながらも、「痴女に憧れる哀れな女」と杉崎を煽るみつば。
杉崎さしもの杉崎もぐうの音も出ない。よりによってみつば本人に自身の恥部を暴露されてしまったのだから、反論できないのもやむなし。
龍太痴女がすごい存在だと知った龍太は、自分もなれるかなと話す。
みつばそれを受けたみつばは、つい「男の場合は痴漢」だと言ってしまう。
龍太しかし龍太は痴漢という言葉の意味を知っていた。こうして騙されていたことに気付いた龍太は、以降、みつばを痴女と貶し続けることになる。
「痴漢」が「痴女」と対になるものだとすぐに理解した龍太。年の割に聡いですよね。

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