Vol.30「ガチの現実」
がちのげんじつ

構成ブラック嫌い

あらすじ

日曜の朝、ガチレンジャーの名乗りや怪人と闘うガチレッドに合わせて、ノリノリでアクションに興じるひとは。それは誰にも邪魔されない至福の時間。しかしガチブラックが登場しTVに大写しになった時、その時間は文字通り暗転する。

登場場所

キャラクター

丸井ひとは(ひとりきりなのをいいことに、TVの前でアクションごっこ。しかしブラウン管に反射した自分の姿を見て…)
  • 「ジャーーー!!」
  • 「とお」
  • 「は」
  • 「ブラック嫌い」
ガチレッド
  • 「とおっ」
  • 「ハッ」
ガチレッド(その黒さゆえにひとはに嫌われる)
  • 「助太刀するぜ」
  • 「哀れなやつだ…」

ストーリーライン

1
丸井家・リビングひとは
ひとは日曜朝。TVに映し出されたガチレンジャーの名乗りに合わせて、天高く腕を掲げるひとは。「ジャーー!!」
ひとはひとははガチレッドのパンチやキックを真似るものの、そのアクションはどこかぎこちない。
ガチブラックTVの中では場面が変わり、ガチブラックが登場した。「助太刀するぜ」。
このとき戦っている怪人、ひよこのキャラクターみたいな可愛い顔をしていますが、こう見えて外道なやつなのでしょうか。
ひとはブラックがアップになったその時であった。黒く暗転したブラウン管にうっすら映りこむ自身の姿に気が付くひとは。
ひとは自分では見たくなかったノリノリなその姿…。ひとはは頭を抱えながら、心の中で呟くのであった。「ブラック嫌い」
「哀れなやつだ」というブラックの台詞が追い打ちを掛ける形になり、ひとはの心理的ダメージも倍増。

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