Vol.11「真夜中の情事」
まよなかのじょうじ

構成私はこの子のヒモなんだ

あらすじ

真夜中の校庭で、運動会の予行演習を行う草次郎ふたば。はしゃぐふたばに振り回される草次郎は、二人三脚の紐役を務めることに。校庭を引きずり回される様子を警官に見咎められた彼が言い放ったひと言とは。

登場場所

キャラクター

丸井草次郎(ふたばに付き合って、運動会のリハーサル。お弁当役からヒモへ)
  • 「練習いるのか…?」
  • 「いでっ」
  • 「それならラクそうだ」
  • 「ち…違…私はこの子のヒモなんだ
丸井ふたば(草次郎と運動会のリハーサル。父親を振り回しまくる)
  • 「明日にせまった運動会のリハーサルも いよいよ大詰め!!」
  • 「次はお弁当のリハーサル」
  • 「パパはお弁当役ね!!」
  • 「これがからあげ これが卵焼き」
警官(的確なツッコミ)
  • 「何してるんだ貴様ーーーー!!」
  • 世も末だな!!

ストーリーライン

1
深夜・鴨橋小学校校庭草次郎・ふたば
深夜、親子ふたりでの運動会のリハーサル。それもいよいよ大詰めを迎えていた。
ふたば次はお弁当のリハーサル。シートを敷く動きをするふたば。
ふたば草次郎は何をするのかと言えば、「パパはお弁当役」とのこと。
ふたば・草次郎お弁当代わりにふたばの前に横たわる草次郎。そのヒゲをブチブチとむしっていくふたば。ヒゲをお弁当のおかずに見立てているらしい。
草次郎のヒゲをふたばがむしる、という構図は54卵性『パパとムスメの1時間』でも見られました。
ふたば・草次郎お次は二人三脚。てっきり相方役かと思い安心する草次郎だったが…。
警官そこへ通りかかった巡回中の警官。彼が目撃したのは、少女の脚にしがみつき校庭を引きずり回される男の姿であった。
草次郎警官に咎められた草次郎は必死の形相で答えた。「私はこの子のヒモなんだ」。世も末である。
紐役、ということですね。なお本編である16卵性『パパと踊る前夜祭』と合わせると、この夜の草次郎は3度にわたって警官から職質されたことになります。

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