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| 森繁製作所イチカ・森繁父 ・ちとせ
| イチカ・森繁父 | 帰宅したイチカとちとせ。森繁父に登校初日はどうだったと聞かれ、イチカは「最悪だよ」と憤慨しながら答える。
| イチカ・森繁父 | 念のためにイチカの点検をすることに。森繁父がプラグを耳に差し込むと、イチカの意識はブツンと途絶え、目からは光が失われる。
| イチカ | 意識が転送されて目覚めたイチカは、転送先のスペアロボが可愛い猫型だったので喜んだが…。
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イチカ | その猫型ロボットは足がタイヤという実に中途半端な作りだった。「絶対作るの途中で飽きたろ!!」
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イチカ・森繁父 | 上半身を裸にされ、怪しい風体のおっさんに体をいじられる自分の姿であった。思わず言葉を失うイチカ。
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イチカ | 「ホントに博士 変態じゃないよね…」。二度にわたってあんな場面を見せられては、不審に思うのも無理はない。
| ポリス | その時、コンコンとドアをノックする音。ちとせたちの前に現れたのは、今朝、登校中に会ったあの女性ポリスであった。
| イチカ | 彼女の来訪に内心焦るイチカ。まさか今朝の誘拐疑惑の件でやって来たのでは…。
| ポリス | ポリスはパンツをちとせに渡す。飛行する際にイチカが脱いで置いていったパンツだ。これを届けに来ただけかとホッとするイチカだったが…。
| ポリス | やはり彼女は誘拐の件で来たらしい。ちとせに(誘拐された少女は)「研究室にいる」と教えられ、彼女の目の色が変わる。
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ポリス | 銃を構えて、研究室の閉ざされた扉に張り付くポリス。
| イチカ | イチカは青ざめた。もしイチカをメンテ中の姿を見られたら、間違いなく森繁父はお縄だろう。
| | そしたらイチカをメンテしてくれる人もいなくなってしまうのだ。緩やかな死がイチカの脳裏をよぎる。
| ポリス | さらに悪いことに、扉の向こうでは森繁父がイチカのパンツを探していた。それを聞いたポリスが研究室に突入するのは時間の問題…!
| イチカ | なんとしてもそれは防がなくては。イチカは思い切ってポリスに声を掛ける。
| イチカ・ポリス | 恐る恐る、自分が森繁父に作られたロボットだと明かすイチカ。それを聞くポリスの反応はというと…。
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ポリス | 突然はぁーっとため息を漏らして相好を崩すポリス。自分の告白を素直に信じた彼女に、イチカはちょっと驚く。
| ポリス | ポリスはイチカ(猫)の可愛らしさにすっかり骨抜きにされてしまったらしい。「あの見た目で…カワイイ物も作るんだなぁ~~」
| ポリス・イチカ | 可愛いと誉められてイチカは照れる。一転して、ほのぼのとした和やかな雰囲気に。
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ポリス | 部屋から出てきた森繁父に、ポリスは交渉をもちかける。
| ポリス | その条件とは、イチカ(猫)と同じものを作って譲ってくれというものだった。そうすれば色々なこと(誘拐とか)に目をつぶってくれるらしい。
| | 堂々と賄賂を要求してくる公安に引きまくる一同。
| 森繁父 | イチカ(人型)は開発に時間もお金も掛かったから難しいと話す森繁父。
| 森繁父 | それにイチカ(人型)はたった1人、自分の子供なのだと父は語る。
| ポリス | イチカ(猫)は家族同然。その話を聞いたポリスは、「優しい所もあるんだな」と森繁父のことを見直したようだ。
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ポリス | そして、ならばせめて代わりにとイチカに「触らせる」「一晩だけ預かる」のではどうかと提案する。
| 森繁父 | 不審に思いながら、イチカ(人型)を預かって何をするつもりだと問い質す森繁父。
| ポリス | 「そりゃあ…ナデナデしたりペロペロしてもらうんだよ!!」
| 森繁父 | イチカ(人型)はあくまで友達ロボットとして作られたのであって、そうしたひわいな感じの機能は備わっていない。ドン引きする森繁父。
| ポリス | お構いなしにポリスは「一緒におねんねする」「独り身で寂しいんだから」と聞いてもいないことを口走る。
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ポリさんダメ可愛い大人過ぎ回。
凛々しいルックスの中に可愛いもの好きな乙女の魂が宿っているなんて最高、と思っていたら独り身の寂しさまで隠そうとしないそのガバガバさに惚れました。一応仕事熱心ではあるんですよね。可愛いもので買収されそうですけれど。
森繁博士のテクノロジーが際立った回でもありました。意識データをロボット間でやり取りできるとかただの変態ルックスおじさんではありませんな。あの鉄仮面(溶接マスク?)の下の素顔が見たいものです。そして丸井家に続いて母が不在である理由も・・・。
ロロッロは割と露出多めですね。みつどもえも時々暴走しますが、のりお先生的には中学生かつロボットなので描きたい放題なのでしょうか。
>この話は8ページと短めで、内容も本筋からは外れたもの。のりお先生が仰っていた「増やした1話」はおそらくこの回でしょう
言われてみると確かに。その分マム様を出したり好き放題やった感がありますね。ポリさんの変態性が際立ったので編集部の要請は正しい方向に向かったと思います。マム様を出すにしても適当パーツをくっつけたりとのりお先生のバランス感覚は凄いなと思います。ギャグにしないと落ち着かないのでしょうね。
>zenitさん
>ポリさんダメ可愛い大人過ぎ回。
こういうダメ可愛い大人はのりお先生も好きっぽいですよね。途中までクールでグラマーな
ミニスカポリスさんかと思っていたら、あんなふうに一発でデレてしまうとは…w
普段はそういう面を見せないように肩肘張っているんでしょうね。肩こりが酷そう。
>独り身の寂しさまで隠そうとしないそのガバガバさに惚れました。
言わなくてもいいことまでつい言ってしまうその必死さが好き。
あそこまでカミングアウトしたのに断られてしまって可哀想なくらいです。
>意識データをロボット間でやり取りできるとかただの変態ルックスおじさんではありませんな。
バランス感覚が若干おかしい気もしますけれど…w そもそもお尻のジェットとかお友達ロボに必要なのか!?
>そして丸井家に続いて母が不在である理由も・・・。
ちとせがあの父から生まれるとは到底思えないので、ママは相当可愛らしい人だったに違いない…。
草次郎みたいに実はイケメンなのかもしれませんけど。
>のりお先生的には中学生かつロボットなので描きたい放題なのでしょうか。
ロボットは物だから、絵や写真と変わらないみたいな? 描きたいものを描くために用意された設定なのかも。
露出そのものもさることながら、全体的にシチュエーションがヤバすぎですよねw
>マム様を出すにしても適当パーツをくっつけたりとのりお先生のバランス感覚は凄いなと思います。
ページを捲るなり笑わせてもらいました。ちゃんとおたまたまも装着しているのに、足はアレという…。
森繁パパのキャラ立てにも繋がってるわけですし、こうした発想はさすがですよね。