8卵性『ふたつのむねのふくらみは』
ふたつのむねのふくらみは
あらすじ そんなことよりふたばのおっぱいを舐めてはいけませんよ
図工の時間。今日の課題は矢部の似顔絵を描くというもの。最初に完成させたのは、いつになく真剣な顔でスケッチブックに向き合っていたふたばだった。ところが彼女が描いたのは、なぜか乳房を膨らませて女体化した矢部の姿。困惑する矢部にひとはは語る。普段はちゃらんぽらんなふたばだが、おっぱいに関してだけは真剣そのもの。芸術家のような強いこだわりを持っているのだと。そんなおっぱい職人・ふたばが鬼気迫る集中力で挑み、この世に送り出した傑作。それが「実物大Fカップ」である。これを見て絶賛の声を上げたのは、どこで嗅ぎ付けたのか図工室に紛れ込んできた校長の野田。「実物大~」で描かれているのは、彼が長年追い求めてきた理想のおっぱいなのだと言う。そしておっぱいの現物そのものとも言われるこの作品は廊下に大々的に貼り出され、衆目に晒されることとなった。自分の(描いた)おっぱいが多くの人に注目されている…この状況にさすがのふたばも羞恥心を隠せない。そんなふたばにみつばは見られる悦びについて語る。授賞式の壇上で全校生徒からの喝采を浴びたふたばはこみ上げてくる熱い高揚感に身を委ね、一歩大人の階段を登るのであった。
データ
扉絵
魔女のホウキのように、絵筆にまたがるふたば。柱紹介
登場人物
登場場所
アオリ文
芸術とは官能!!
オクリ文
なし作者コメント
また漫画の置き場所がなくなってきました。本棚追加したばかりなのに…。
台詞
- 「あ…あれ…? 乳輪でかすぎたっスか?」(ふたば)
- 「イマジネーションをめいっぱい膨らましてみたんス」(ふたば)
- 「矢部っち モロッコに行けばいいのに…」(ふたば)
- 「…そんなことよりふたばのおっぱいを舐めてはいけませんよ」(ひとは)
- 「普段はちゃらんぽらんなふたばが唯一真剣になる時…そこにはおっぱいがあるでしょう… 彼女はおっぱい職人…理想の形状を求めて時には自分に厳しくさすらう旅人… その洗練されたおっぱい画はどんな芸術家のそれより美しくそして…」「エロい!!」(ひとは)
- 「ま…まだ描きかけだし!!」(みつば)
- 「もーー!! 三つ子ともちゃんとボクを描いてよ!!」「どーゆー意味よ!!」(矢部・みつば)
- 「このナチュラルで迷いのない曲線…ふっくらとした優しい陰影…乳輪の色艶…これぞ私が55年間追い求めていた理想のおっぱいだよ 次女くん!!」(野田)
- 「素晴らしいと思わんかね 矢部くん あれは絵ではない 写真などでも表せられないリアリティがあるよ… そう…あれはおっぱいの現物そのもの…!!」(野田)
- 「すいません 現物見たことなくて…」(矢部)
- 「見られているっ…小生のおっぱいが…全校生徒にっ…見られているっ…ああっ…」(ふたば)
- 「ふふ…まだガキね 見られる悦びを知らないなんて…」(みつば)
- 「そのうち…だんだんと気持ちよくなっていくものよ…?」(みつば)
- 「見られているっ…ああっ…あーーーーーーーっ」(ふたば)
キーワード
アラカルト
- サブタイトルの元ネタは、1970年代のアニメ『魔女っ子メグちゃん』主題歌の歌詞(「ふたつの胸のふくらみは なんでもできるしょうこなの)から。
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※レビューはコミックス収録後に書きます。