7卵性『11.3のひとは』
じゅういってんさんのひとは
あらすじ でも…これからは三女さんがイロイロ…教えて欲・し・い・ナッ♡
学校での一日が終わり、ひとはは家路に着こうとしていた。それを呼び止めたのが矢部。彼は担任として、一人で帰るひとはの身を案じていたのだ。決してロリコンだからではない。だが人見知りなひとはにとって、他の子と一緒に帰るというのはきわめてハードルの高い要求に違いない。実際勇気を出してクラスメイト(杉崎たち)に声を掛けたものの、気味悪がられて逃げ出されてしまう始末。
それでも何かしら思うところがあったのか、その後も一人で声を掛ける練習をしていたひとは。そしてこの時たまたま教室に残っていた一人の少女との第三種接近遭遇が、その後のひとはの運命を大きく変えることになる。
その少女…松岡咲子と並んで、ひとはは帰路を歩いていた。まだぎこちないながらも少しずつ言葉が交換され、会話もそれらしいものになりつつあった。ところが松岡のある告白がきっかけで話が噛み合わなくなっていく。「前から好きだった」「一緒に帰れて嬉しい」。そんな言葉が示す好意の矢印の向かう先が自分だと誤解したひとはは、動揺を隠せない。だが当然そんなはずもなく、松岡はただ自分の秘めた趣味であるオカルトについて話していただけであった。そして様子がおかしいひとはを見て悪霊が憑いたせいだと思い込んだ松岡は、ひとはに除霊を施し始める。一番おかしい人・松岡咲子の伝説はまだ始まったばかり…。
その少女…松岡咲子と並んで、ひとはは帰路を歩いていた。まだぎこちないながらも少しずつ言葉が交換され、会話もそれらしいものになりつつあった。ところが松岡のある告白がきっかけで話が噛み合わなくなっていく。「前から好きだった」「一緒に帰れて嬉しい」。そんな言葉が示す好意の矢印の向かう先が自分だと誤解したひとはは、動揺を隠せない。だが当然そんなはずもなく、松岡はただ自分の秘めた趣味であるオカルトについて話していただけであった。そして様子がおかしいひとはを見て悪霊が憑いたせいだと思い込んだ松岡は、ひとはに除霊を施し始める。一番おかしい人・松岡咲子の伝説はまだ始まったばかり…。
データ
扉絵
霊媒師の衣装に身を包み、呪文のポーズを取るひとは。柱紹介
登場人物
登場場所
アオリ文
類は友呼ぶ⏎帰り道…!!
オクリ文
奇妙な友情の⏎始まり…!?
作者コメント
不規則すぎる生活のせいで観たいTV番組がちょくちょく観られません…。
台詞
- 「いやあ でもひとはちゃん可愛いし☆」「ロ…ロリコン…?」(矢部・ひとは)
- 「先生は私に死ねと言いたいんですか?」(ひとは)
- 「ヒィ」(杉崎)
- 「帰り道…気をつけてください…」(ひとは)
- 「ほら!! ダメだった!!」「逆ギレしないで!!」(ひとは・矢部)
- 「吸われる…吸われてしまう…」「何をーー!?」(ひとは・松岡)
- 「あの…三女さんってやっぱりそういう体質なの…?」(松岡)
- 「あっ 私 松岡咲子ってゆーの」「知ってる…」「えっ…」(松岡・ひとは)
- 「そ…そうだよね…クラスメイトだもんね…(私は三女さんの下の名前わかんない)」(松岡)
- 「私…結構…前から好きだったのっ♡」(松岡)
- 「ビデオを……!! 負けたっ…」(ひとは)
- 「でも…これからは三女さんがイロイロ…教えて欲・し・い・ナッ♡」(松岡)
- 「邪魔しないでっ 除霊中なの!!」(松岡)
- 「ほら!!」(ひとは)
キーワード
アラカルト
- サブタイトルの元ネタは、みつどもえと同時期に週刊少年チャンピオンで連載されていた漫画『24のひとみ』(倉島圭)。「11.3」は、ひとはの年齢を表すもの。
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※レビューはコミックス収録後に書きます。