47卵性『どっち弾平』
どっちだんぺい
あらすじ うっかりとはいえ佐藤くんの顔面に当ててしまうなんて…死んで詫びます!!
しょうがない隊のリーダーである緒方は、いつも馴れ馴れしく佐藤に接触するふたばに対抗意識を燃やしていた。そしてその日の体育授業後に行われた、男女対抗のドッジボール。ふたばという規格外のモンスターがいる以上、男子の勝ち目は薄い。そこでふたばを避けてボールを投じようとした佐藤の前に、突如壁が立ちふさがる。しょうがない隊の3人である。彼女たちの願いはただひとつ。愛しの佐藤にボールをぶつけられたいというものだった。緒方の宣戦布告を受けて、ふたばもこの壁に加わる。こうして人間の壁vs佐藤という構図が生まれたのである。
だが佐藤にとっては面倒な相手でも、他の男子からすればいい的に過ぎない。千葉に躊躇なく狙い撃たれた伊藤は、汚されたと涙にくれる。詩織の仇とばかり放たれた緒方の渾身の一投、だがそれはこともあろうか佐藤の顔面に直撃する。これを機に空気は一変。愛しの佐藤を傷つけるという大罪。女子からの冷たい視線に晒された緒方に残された道は、もはや自害するほかになかった。それを誰も止めない女子。げに恐ろしきは女の本性よ。この事態はさすがに佐藤も放っておけず、フォローに入る。しかしその言葉はなぜか「顔面に当てられると嬉しい」と置き換わってしまった。鴨橋小の校庭に佐藤の悲鳴が響き渡る。
だが佐藤にとっては面倒な相手でも、他の男子からすればいい的に過ぎない。千葉に躊躇なく狙い撃たれた伊藤は、汚されたと涙にくれる。詩織の仇とばかり放たれた緒方の渾身の一投、だがそれはこともあろうか佐藤の顔面に直撃する。これを機に空気は一変。愛しの佐藤を傷つけるという大罪。女子からの冷たい視線に晒された緒方に残された道は、もはや自害するほかになかった。それを誰も止めない女子。げに恐ろしきは女の本性よ。この事態はさすがに佐藤も放っておけず、フォローに入る。しかしその言葉はなぜか「顔面に当てられると嬉しい」と置き換わってしまった。鴨橋小の校庭に佐藤の悲鳴が響き渡る。
データ
扉絵
片膝を立てて、ドッジボールを構えるブルマ姿の緒方。柱紹介
登場人物
登場場所
- 鴨橋小学校(校庭)
アオリ文
惚れた男の⏎ためならば…!?
オクリ文
魔の"ずっと顔面セーフ"地獄!!
作者コメント
FAXをスムーズに受けられた試しがありません…。
台詞
- 「佐藤くんの走ったあとの空気だけで」「5年は寿命のびるね~…」(緒方・加藤)
- 「そうか 頑張って世界記録を目指すがいいよ」(佐藤)
- 「女子チームが勝ったら全員 私を様づけで呼びなさいよ!!」(みつば)
- 「だって佐藤くんにボール……ぶつけられたいでしょ!?」(緒方)
- 「よくわかんないけど 小生も負けないっ!!」(ふたば)
- 「バッチコーイ!!」(しょうがない隊・ふたば)
- 「しょぼ!!」「な…なかなかやるじゃないの…」(千葉・みつば)
- 「うう…佐藤くん以外の人に当てられちゃった…汚されちゃったよう………」(伊藤)
- 「うっかりとはいえ佐藤くんの顔面に当ててしまうなんて…死んで詫びます!!」(緒方)
- 「舌をかもうとしている!!」(千葉)
- 「死ねばいいのだわ」「佐藤くんのきれいな顔に傷をつけたバツよ」「当然のむくいよ」(伊藤・虻川・加藤)
- 「な…なんということなの…」「悦んでいる…」(加藤・伊藤)
- 「顔面セーフだよ」(矢部)
キーワード
- 50m走
- 空気
- 寿命
- 世界記録
- 6秒2
- ドッジボール
- 様づけ
- 変態集団
- ぴゅーぽす
- かたき
- アウト
- 当然のむくい
- 顔面セーフ
アラカルト
- サブタイトルの元ネタは、漫画『炎の闘球児 ドッジ弾平』(こしたてつひろ)
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※レビューはコミックス収録後に書きます。