39卵性『花粉少女警報』
かふんしょうじょけいほう
あらすじ 私はみなさんが元気になってくれれば それでいいんですっ
春。それは花粉症の季節。各地で患者たちが苦しむ中、ここ鴨橋小も例外ではない。涙と鼻水にくれるふたばとひとはの面倒を見る矢部。そこへやって来たのが保健医の栗山。ふたばが彼女の胸に顔を埋めたところ、奇跡が起こる。ふたばの鼻水がピタリと止まったのである。これはもしや栗山のおっぱいの効能では…。魔法のおっぱい。その言葉ににわかにざわめき立つ職員室。どこで聞きつけたのか男子たちもぞろぞろと集まってくる。中には花粉症とは縁がないはずの千葉や校長の姿もあった。彼らを必死に追い払おうとする矢部。ところがひとはにも「効果」があったのを目の当たりにして、魔法のおっぱい説の信憑性が増すことになる。治療を求めゾンビの群れのように迫る男ども。当の栗山は邪な欲望もつゆ知らず、にこやかに彼らを迎え入れようとする始末。その時、不意にくしゃみをした矢部を見た栗山は、彼も治療したいと言い出す。そんな健気な栗山の姿に心打たれる矢部。しかし守るべき一線は守らねばと治療を拒む。その時であった。彼は栗山の胸の谷間に挟まっている、ある物体に気が付く。それは先ほど見失った花粉症を治療するスプレーだった。矢部は咄嗟に手を差し込んで取り出そうとするが、それはどう考えてもセクハラ行為そのものであった。矢部の頬に向かって放たれる平手打ち。上がりそうになるとドン底に突き落とされる。それが矢部の株ということか…。
データ
扉絵
眼鏡を外して涙目の栗山。柱紹介
登場人物
登場場所
- 鴨橋小学校(職員室)
アオリ文
ちょっと⏎つらい⏎季節です。
オクリ文
負けるな⏎矢部っち!!
作者コメント
普段から鼻汁過多なので、花粉症と間違えられる季節。
台詞
キーワード
アラカルト
- サブタイトルの元ネタは、成人向け漫画『花粉少女注意報!』(小梅けいと)
みつたまレビュー▾ 開く
※レビューはコミックス収録後に書きます。
サブタイトル元ネタの花粉少女注意報の作者は「小梅けいと」ですよ。
おやまあ! 名前が途中で切れちゃってますね~ ご指摘ありがとうございます!
修正しておきました。