35卵性『それでもパパはやってない』
それでもぱぱはやってない
あらすじ 小学生の娘をたぶらかす輩には……死あるのみ!!
バレンタインの前夜。寝静まった丸井家の冷蔵庫の前で、草次郎は恐るべきものを見つけて戦慄していた。それはバレンタインチョコ。娘をたぶらかす男は許し難い。怒りを覚えた草次郎は翌朝、こっそり学校へと向かう。しかし監視していたところを教師に見咎められ、校内に逃げ込むことに。こうして不審者・草次郎の逃亡劇が始まったのである。草次郎は体育倉庫に隠れるが、そこで同じく逃げ込んできた佐藤と出会う。佐藤は女子のチョコ攻勢から逃げ回っていたのだ。昔はモテたという草次郎と、現在進行形の佐藤。意気投合したふたりは女子の魔の手から逃がれるべく、連れだって逃避行を開始する。これが思わぬ大事件へと繋がることに…。
佐藤が不審者に連れ去られた。緒方の依頼を受けたふたばも、佐藤の救出作戦に乗り出す。そして校舎裏に潜んでいた草次郎たちの前に現れたふたばは、佐藤を探していたと話す。つまりあのチョコはふたばが佐藤のために用意したもの…それでも佐藤ならば許せると草次郎は思い始める。ただふたばの「好き」のニュアンスは草次郎の思うようなものとは違っていた。結局「パパが一番好き」なふたば。その身を抱きしめながら草次郎は安堵する。しかし次の瞬間、彼は銃を構えた警官隊に囲まれていた。かくして鴨橋小を揺るがした誘拐事件は解決。一方問題のチョコは、彼が心配するような代物ではなかったことを付け加えておく。
佐藤が不審者に連れ去られた。緒方の依頼を受けたふたばも、佐藤の救出作戦に乗り出す。そして校舎裏に潜んでいた草次郎たちの前に現れたふたばは、佐藤を探していたと話す。つまりあのチョコはふたばが佐藤のために用意したもの…それでも佐藤ならば許せると草次郎は思い始める。ただふたばの「好き」のニュアンスは草次郎の思うようなものとは違っていた。結局「パパが一番好き」なふたば。その身を抱きしめながら草次郎は安堵する。しかし次の瞬間、彼は銃を構えた警官隊に囲まれていた。かくして鴨橋小を揺るがした誘拐事件は解決。一方問題のチョコは、彼が心配するような代物ではなかったことを付け加えておく。
データ
扉絵
あぐらをかきながら頬杖を突く佐藤。柱紹介
登場人物
登場場所
アオリ文
チョコレート⏎もらって⏎何が嬉しいんだ…!?
オクリ文
チクビの⏎チョコでした♥
作者コメント
昼夜逆転生活をしてるのは『めざにゅ~』を見るためです。
台詞
- 「小学生の娘をたぶらかす輩には……死あるのみ!!」(草次郎)
- 「バレンタインデーなんて厄介だ……大量にチョコもらっても困るだけだろ……」(佐藤)
- 「俺はわかるぞ 佐藤くん これでも中学 高校とモテたんだよ」(草次郎)
- 「見つけた 佐藤くん♡」(伊藤)
- 「きっとあれは一番危険な変態だわ………!!」(緒方)
- 「恋のライバルであんたには頼みたくなかったけど 佐藤くんの一大事だもの!!」(緒方)
- 「今よりずっとやせていてスポーツ万能で そりゃあモテたもんだ」「月日の流れは怖ぇな」(草次郎・佐藤)
- 「拳を緩めろ 草次郎……!! 佐藤くんは幼い頃からふたばによくしてくれている非の打ち所のない いい少年じゃないか………」(草次郎)
- 「しんちゃんはパパみたいで好き!! 照れ屋だけど優しいとこが似ている」(ふたば)
- 「でも本物のパパが一番大好き!!」(ふたば)
キーワード
アラカルト
- サブタイトルの元ネタは、痴漢冤罪を描いた邦画『それでもボクはやってない』(2007年)
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※レビューはコミックス収録後に書きます。