34卵性『親指さがし』
おやゆびさがし
あらすじ うう…小生はなんの役にも立たない……親指失格っス…
ミシンを使っていて右手の親指を怪我してしまったひとは。ふたばは自分がひとはの親指代わりになると力強く名乗りを挙げる。学校生活の中でも利き手が使えないと何かと不便である。そこでふたばを頼ることにしたひとは。ところがふたばと来たらノートはろくに取れないし、給食もまともに食べさせてくれない。挙げ句にトイレの個室にまで乗り込んでくる始末である。この余計なお節介ぶりにはひとはも怒りを隠せなかった。かくして親指失格寸前となったふたば。
その夜。丸井家の食卓にはグログロしいオーラを放つ謎の物体群が並べられていた。ひとはに代わってふたばが夕食を作ったらしい。その物体の毒々しさはとても食欲をそそるようなものではない。こうなることを見越していたみつばは、自分だけピザを注文して得意げであった。自分の役立たずぶりを思い知らされたふたばは、今度こそ親指失格だと涙をこぼす。ただひとはだけは、ふたばの作った食事に箸を伸ばしていた。箸を上手く使えないため、ふたばに食べさせてと言うひとは。そしてその食事は見た目に反して、意外と味は悪くなかったらしい。それを聞いたふたばは喜ぶ。たくさん作った甲斐があったと。山盛りになったふたばの手料理。味はともかくとして、とても食べきれるような量ではない。一日でも早いひとはの復帰が待ち望まれる。
その夜。丸井家の食卓にはグログロしいオーラを放つ謎の物体群が並べられていた。ひとはに代わってふたばが夕食を作ったらしい。その物体の毒々しさはとても食欲をそそるようなものではない。こうなることを見越していたみつばは、自分だけピザを注文して得意げであった。自分の役立たずぶりを思い知らされたふたばは、今度こそ親指失格だと涙をこぼす。ただひとはだけは、ふたばの作った食事に箸を伸ばしていた。箸を上手く使えないため、ふたばに食べさせてと言うひとは。そしてその食事は見た目に反して、意外と味は悪くなかったらしい。それを聞いたふたばは喜ぶ。たくさん作った甲斐があったと。山盛りになったふたばの手料理。味はともかくとして、とても食べきれるような量ではない。一日でも早いひとはの復帰が待ち望まれる。
データ
扉絵
フライパンを片手に、親指を口にくわえるエプロン姿のふたば。柱紹介
登場人物
登場場所
アオリ文
丸井家の大黒柱・ひとはのピンチに⏎ふたばが…!?
オクリ文
早くなおって、⏎ひとは!!
作者コメント
電化製品の調子が悪い時はたいてい私のいいかげんな操作のせい。
台詞
キーワード
- ミシン
- 親指
- ノート
- 黒板
- フォーク
- トイレ
- ギヌロ
- 餃子
- トミノピザ
- しゅうまい
アラカルト
- サブタイトルの元ネタは、映画化もされたホラー小説『親指さがし』(山田悠介)
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