324卵性『ブレア・ウォッチ・プロジェクト』
ぶれあ・うぉっち・ぷろじぇくと

構成試される愛などまがいもの…

扉絵

    なし

柱紹介

    なし

登場場所

  • 山のキャンプ場

アオリ文1(1ページ目)

肉! 山 ! 肉!!⏎三つ子、初のアウトドア!?

アオリ文2(2ページ目)

適材適所。

あらすじ

16ページのロングバージョン。1年前の海に続いて、今度の夏は山間部のキャンプ場にやってきた三つ子チーム杉崎。今年は念願かなってみんなと同行することが出来た松岡だったが、相変わらずのオカルト至上主義で空回り。ひとはにも「誘わなきゃよかった」と言われてしまう始末であった。だが彼女が手にしたビデオカメラには、ただの心霊動画よりも禍々しい映像が収められていたのである。それを人に見られるわけにはいかないひとはと杉崎は、どうにか消去しようと松岡を説得するのだが…。

オクリ文

宮なんとかさん、いたんだね。!⏎次号につづく!!

作者コメント

キャンプやバーベキュー、死ぬまでにはしてみたい。

キャラクター

松岡咲子(主役。心霊動画を撮影しようとして、知らぬ間にお宝映像を撮っていた)
  • 私 河原に石積む係ー
  • 「ああっ 鬼さん」
  • 「賽の河原ゴッコも大切な儀式なのっ」
  • 「上級キャンパーとして初めて役に立つ日が来たわね!!」
  • 「人魂さえ…人魂さえあれば…」
  • 「フフフ…本当の楽しみは夜よ…」
  • 「みんなーっ 出てきてーー 怪談百物語するわよーーー!!」
  • 「それだけは聞きたくなかったのにーー」
  • 「三女さーーん やっぱり捜しに来てく……」
  • 「さ…捜しに来たついでにおしっこってことだよね!?」
  • 「まさか禍々しいものがカメラに収められたとでも言うの!?」
  • 「宮ちゃん…来てたっけ?」
  • 「怖くないと言ったら嘘になるわ…」
  • 「理想の霊と違ってたらどうしようとか」
  • ああっ…霊に…頭ポンポンされてるー…
  • 「待ってよ…パンツがさぁ…… 勝負パンツじゃないしさ…
  • 「だってパンツだよ?」
丸井ひとは(よりによって排尿シーンを撮られてしまい、消去しようと必死に松岡に詰め寄る)
  • 「アイドルのコンサートの人みたい…」
  • 「私 崩す係」
  • 「カメラ係がんば」
  • はぁ…誘わなきゃよかった…
  • 「カメラがブレないように両手でしっかり固定して走ってた… すごく冷静…」
  • 試される愛などまがいもの…
  • 「児童ポルノだよ」
  • 「え…な 何言ってんの…!?」
  • 「宮田さんがいない…!! きっとトイレに行ったついでに驚かそうと…」
  • いや 来て… ん??
  • 「いや 私の方が…」
  • 「なに ひょっとして怖いの?」
  • 「どんな霊でも霊は霊だよ」
  • 「稼げる!!」
  • 「パンツがなんなの!? 私なんて排尿シーンが…」
杉崎みく(眠っているみつばへのわいせつ行為に及んでいる現場を撮影されてしまう)
  • 「私 買い出し係ーー」
  • 役に立ってない自覚あったんだ…
  • 「名言っぽい…」
  • 「いっ…いやっ…これは…肉をね…肉… 肉が…狙いなの!!」(あびゃあびゃ)
  • 「カメラと言えば私でしょ!? 盗撮で磨いた技術は伊達じゃないんだから
  • 「待って!! 実は私も霊感があって… なおかつ美少女なのよ…!!
  • 「宮下がなんかしてた記憶がないんだけど………」
  • 「じゃ 私が見るわ 宮下の親友だし」
  • 「現実と向き合って!!」
  • 「あんの?」
  • 「私なんてみつばへのセクハラシーンが……」
丸井みつば(食材消費係。肉を見張るはずが、狙われた肉に)
  • 「念願の キャンプ&バーベキューよーー」
  • 「私 食材(肉)見張り係ー」
  • 「いよっ サイフ係」
  • 「山火事になったらどーすんの」
  • んにゃむにゅ
  • 「あんだけうるさくしてたら起きるわよ」
  • 「そーとーあんたらにとって都合悪い映像のようね」
  • 「相変わらずカバン乱雑…」
  • 「ンギャ」
  • 「これをYouTubeに投稿してさ アフィリエイトで…」
  • 「今からでもいいから帰りたいわ…」
吉岡ゆき(松×ひとを後押し)
  • 「私は焼く係ー」
  • 「コイバナしよ コイバナ」
  • 「三女さんっ 追いかけなきゃ!!」
  • 「洞察力すごい…」
  • 「どっ…どこ? 見えないけど~? 三女さんにしか見えない霊かもよ!?」
  • 「さっちゃん 三女さんの愛を試したいんだよっ」
丸井ふたば(松岡の活躍の場を奪い取る)
  • 「パパと小生はテント張る係ー」
宮下(宮田さん。台詞無し。来ていたかどうかも怪しまれる)
丸井草次郎(引率者。ひとりだけ車中泊)

ストーリーライン

1
キャンプ場三つ子&チーム杉崎
みつばバーベキューの串を両手いっぱいに持ち、食材見張り係を名乗る。
アウトドア仕様なのか、みつば(リボン&髪下ろし)・ひとは(ふたつ結び)・吉岡(ポニテ)の3人は、普段とは違う髪型です。
ひとは「アイドルのコンサートの人みたい…」
ふたば・草次郎テントを設営中。
杉崎・吉岡買い出し係と、肉を焼く係。
2
松岡河原に石を積む係。しかしひとはに石を崩され、唯一のキャンプ経験者なのだからちゃんとしてと怒られてしまう。
「賽の河原に石を積む」というのは、親より先に死んだ子供が三途の川の河原で小石を積んで塔を作ろうとするが、途中で鬼が来て壊してしまうという説話から。
松岡上級キャンパーとして「初めて役に立つ」と張り切る松岡。
杉崎「役に立ってない自覚あったんだ…」
3
松岡しかしテント設営も火起こしも魚釣りも全部ふたばに先を越されてしまい、出番がない。ふぬぐぐと悔しがる松岡。「人魂さえあれば…」
松岡「カメラ係がんば」とひとはに言われるが、そのカメラはキャンプの様子ではなく、夜になってから霊を激写するのが目的らしい。
4
キャンプ場・夜三つ子&チーム杉崎
一同夜になり、テントの中で寝床につく一同だったが、外からみんなを呼ぶ声が。
寝床を共にする組み合わせ(みつば&杉崎、ふたば&ひとは、吉岡&宮下)は妥当なところですが、松岡さんのスペースは…? 寝ないつもり?
松岡声の主は松岡。たき火をロウソクに見立てて、怪談百物語をしようと誘う。しかしみつばたちに山火事になったらどうすると怒られ、火も消されてしまう。
百物語」とは、グループで集まり順番に怪談話をするというもの。1話につきロウソクを1本消していき、100本目が消えると本物の怪が現れるという。
ひとは「誘わなきゃよかった」とため息混じりにぼやく。
5
松岡それを聞いてガーンとショックを受けた松岡。その場を走り去ってしまう。
「それだけは聞きたくなかった」という言い回しが興味深いところ。「言われるかも知れない」と思っていなければ出てこない台詞でしょう。
吉岡松岡を追いかけるようにひとはに言うが、ひとはは大丈夫だと取り合わない。
ちょうどひとは・吉岡・松岡の3人で279卵性『戦慄怪奇ファイルコワすぎ!』と似たシチュエーションですが、その時とは役回りが変わっているのが面白いところ。
ひとはその理由は「冷静にカメラのブレを押さえて走ってたこと」「今も木の影から様子をうかがっていること」。洞察力のたまものである。
6
ひとはテントに戻ってからも松岡を捜すように訴える吉岡に、「試される愛などまがいもの」(名言)と取り合わず。
279卵性の肝試しでは「松×ひと」に嫉妬していた吉岡さんですが、「愛を試す」発言からすると、既にこのカップリングを応援する立場に回ったということでしょうか。
ひとはみんなが寝静まった頃。目を覚ましたひとはがひとりで外に出て行く。それを見て喜色を浮かべる吉岡。
松岡暗闇の中でひとはの姿を見つけて、捜しに来てくれたんだと喜んで駆け寄る。
ひとはところがそこにいたのは、下半身丸出しでしゃがんでいるひとは。単に尿意を催して出てきただけだったのだ。
7
ひとは予期せぬ松岡の出現に慌てる。さらに悪いことに、松岡が手にしたビデオカメラが絶賛録画中であることに気付く。
ひとはさらに慌てふためき、松岡に映像を消すように必死に訴えかける。
松岡しかし今さっき映したものには気付かない松岡。霊能者であるひとはの言葉に、禍々しいものが撮れているのかも知れないと霊方向に解釈する。
一方その頃…
杉崎テントの中では杉崎がムクリと起き上がっていた。その口元には不敵な笑み。そして視線の先にあるのはみつばの無垢な寝顔。
8
杉崎何も知らず眠っているみつばの額に、無情にも「肉」とペンで書き込む杉崎。しかし字はみつばの汗ですぐに消えてしまう。
134卵性『見開け!心の扉』以来、ついに190話越しの念願を果たしたかに思えた杉ちゃん。
杉崎そこで汗をかいてない場所を探すことに。みつばの上着をめくり、ズボンにも手を掛ける。
杉崎・松岡だがちょうどその時、松岡が戻ってくる。目撃されて取り乱す杉崎。「肉が狙い」と釈明するも、相手が肉々しいみつばだけに絶妙に逆効果な感。
9
杉崎松岡のビデオカメラに気付き、慌てて目線を隠して止めるように懇願する。
ひとはそこへ戻ってきたひとはが、カメラ係を代わると松岡に言う。
杉崎さっきの映像は誰にも見せるわけにはいかない。「盗撮で磨いた技術は伊達じゃない」などと意味不明なことを口走る、デバ亀の杉
ひとは映像を確認した上で消そうと提案。
松岡確認するのなら、天才美少女霊媒師であるひとはの方がよいと言う。ごもっとも。
10
杉崎それでは痴態を見られてしまい意味がない。自分も霊感があるとアピールする杉崎。「なおかつ美少女なのよ…!!
そこへ突如、怪奇現象が発生。異音と共に手形のようなものがテントの幕に叩きつけられる。
松岡ついに来たと興奮する松岡。一方ひとはと杉崎はガチで怯えている。
11
ひとは寝ていたはずの宮下がいないことに気付く。宮田さんのイタズラだとホッとするひとは。
松岡「宮ちゃん…来てたっけ?」
ひとは素朴な疑問に、自分でも首を傾げるひとは。杉崎も「宮下が何かしていた記憶がない」と言う。
ひとは・杉崎いっそう強くなる怪奇アピール。宮下が来ていたか映像で確認しようと、ふたりで揉める。
「私が~~宮下の親友」「いや私の方が」。宮田さんもめでたくひとはの親友に昇格?
12
ひとはしかし松岡の見解はあくまで「霊現象」。TV番組に送ろうと話す松岡に対して、本当に霊かどうか外に出て確認するように促す。
松岡意外にもそれを嫌がる松岡。実は怖いらしい。ただその理由は「理想の霊と違っていたらどうしようとか」。霊の世界もイケメンか…。
松岡ひとはたちに(霊がイケメンじゃないかもしれない)現実と向き合うよう説得されても、ためらっている松岡。テントの外から霊に頭を叩かれる。
13
松岡「霊に頭ポンポンされてる」と恍惚の表情を浮かべる。妄想の霊もやはりイケメン。悦びに震える手からビデオカメラが落ちる。
ひとは・杉崎千載一遇のチャンス到来。すかさずカメラに手を伸ばすが…。
みつばそれを拾い上げたのは、ひとはでも杉崎でもなく、いつの間にか起きていたみつばであった。
14
みつばひとはと杉崎にとって都合の悪いものが映っていることを見抜いているみつば。因縁深いふたりの弱みを握ったも同然でほくそ笑む。
みつば早速再生ボタンを押す。ポチッとな。顔を赤らめるひとはと、唇を噛みしめる杉崎。
松岡最初に写し出されたのが、カバンの中の自分のパンツだと気付いて恥ずかしがる。
15
みつば次に映ったガチの怪奇映像を見て、ンギャと悲鳴を上げる。
みつば・ひとはこれをYouTubeに投稿すればアフィリエイトで稼げると興奮する姉妹。それを聞く杉崎はちょっと引き気味。
「マネー>怪奇現象の恐怖」なあたりが、丸井家の財政事情を如実に表していますね。杉ちゃんからは決して出てこない発想です。
松岡しかし映っているのが自分のパンツ、しかも勝負パンツでなかったことから乗り気ではないご様子。
こういう時には素の(?)女の子らしさが戻って恥ずかしがるのも松岡さんの特徴。「パンツがさぁ…」という口調も普段とは違いますね。
16
ひとは・杉崎木を隠すなら森とばかり、先程までとは一転、霊映像だから投稿しろと主張し始める。
松岡でも映っているのがパンツだからと渋る松岡。彼女とて自分のパンツは人に見られたくないのだ。
ひとは・杉崎そんな態度に業を煮やし、大声で松岡に迫る。そして「排尿シーン」「セクハラシーン」と自分たちで秘密をバラしてしまう。
みつば真相を知ったみつばは(杉崎に対して)怒るでもなく、ただドン引きするのであった。
宮下渾身のイタズラも相手にされず、テントの外でひとり膝を抱えて黄昏れていた…。

コメント

2017年07月04日 18:17

最初のコマの宮下はいつもの髪型だけど、最後のコマの宮下はヘアピンをつけてない時の髪型になっている。
4ページ2コマ目(就寝時)にヘアピンを外したせいで皆から存在を忘れられたんだったら悲しすぎる・・・


みつたま 2017年07月04日 21:23

>あ さん
ピンを外すと存在感まで消えてしまう… 消失する存在感… バスケ… 黒下のバスケ!?
宮ジャンボさんなら居るだけで威圧感がありそうなものなのに、なぜ忘れ去られてしまうのん?


この記事にコメントする

名前 URL 情報を記憶

先頭に戻る