32卵性『マゾ・ド・ペンギン』
まぞ・ど・ぺんぎん
あらすじ しんちゃん蹴って 思いっきり蹴って!!
とある冬の日の日曜日。買い物帰りの三つ子は、佐藤と千葉の姿を見掛ける。彼らがいたのはこの季節の遊び場としては似つかわしくない場所…プールであった。寒中水泳で遊んでいると思い込んだふたばは駆け足で帰宅して、スクール水着に着替えて戻ってくる。だがそんなはずもなく、彼らは完全に凍り付いたプールでスケートを楽しんでいたのであった。せっかく見つけた穴場を秘密にしておきたい千葉たちと、それをネタに脅迫し優位に立とうとするみつば。両者の思惑が衝突し、彼らは「氷上ボーリング勝負」で雌雄を決することになる。
かくして始まったみつばvs男子の対決。球代わりにふたばを蹴り飛ばし、たくさんピンを倒した方が勝ちという寸法である。先行のみつばが妹の尻を蹴る。そこには当然遠慮などない。とは言え、ふたば自身も氷上を滑る感覚を楽しんでいるようである。次は男子の番。無防備に四肢を横たえるふたばに対し、佐藤は思い切って蹴ることが出来ない。意識しすぎである。周囲から蹴るように促され、自棄になった佐藤は全身全霊を込めてのキックを放つ。しかし彼は鴨橋小のエースストライカー、そのキックの威力はみつばの比ではない。ものすごい速度で氷上を滑走するふたばは、その勢いのまま空中に飛び出していった。その時の快感を忘れられないふたばからまた蹴ってと迫られ、女子たちからいらぬ誤解を招くハメになる佐藤であった。
かくして始まったみつばvs男子の対決。球代わりにふたばを蹴り飛ばし、たくさんピンを倒した方が勝ちという寸法である。先行のみつばが妹の尻を蹴る。そこには当然遠慮などない。とは言え、ふたば自身も氷上を滑る感覚を楽しんでいるようである。次は男子の番。無防備に四肢を横たえるふたばに対し、佐藤は思い切って蹴ることが出来ない。意識しすぎである。周囲から蹴るように促され、自棄になった佐藤は全身全霊を込めてのキックを放つ。しかし彼は鴨橋小のエースストライカー、そのキックの威力はみつばの比ではない。ものすごい速度で氷上を滑走するふたばは、その勢いのまま空中に飛び出していった。その時の快感を忘れられないふたばからまた蹴ってと迫られ、女子たちからいらぬ誤解を招くハメになる佐藤であった。
データ
扉絵
スケート靴を履き、足を滑らせた瞬間のふたば。柱紹介
登場人物
登場場所
- 町のプール
- 道路
- 6-3教室
アオリ文
今、大ブーム!!
オクリ文
優等生・佐藤、⏎変態道(ロード)まっしぐら!!
作者コメント
実家に帰ったら自分の部屋が物置になっていました。
台詞
- 「いやな奴らに見つかっちまったぜ」(千葉)
- 「着替え早っ」(みつば)
- 「スケートなんてガキねぇ」(みつば)
- 「え~~~~どーしよ~~~?」(みつば)
- 「言ったら俺もお前が幼稚園児みたいなパンツはいてることバラすぞ!!」「ぶっ…ぶっ殺す!! てか なんで知ってんのよ!!」(千葉・みつば)
- 「前々から思ってたけど知られて いやな柄の下着をはくのが悪いんじゃないの?」(ひとは)
- 「私が勝ったら一生敬語使いなさいよ!! もっと敬いなさいよ!! 「様」づけで呼びなさいよ!!」(みつば)
- 「ないものねだりはよくないな」(千葉)
- 「早くっ しんちゃん蹴って!! 早く蹴って!!」(ふたば)
- 「ふたば相手に良心なんて感じるわけないでしょ?」(みつば)
- 「しんちゃん蹴って 思いっきり蹴って!!」(ふたば)
- 「あ そーいや 佐藤って鴨小のエースストライカーだっけな」(千葉)
- 「き………気持ちいーー」(ふたば)
- 「なんでエースストライカーなのよ!! バカ!! 人殺し!!」(みつば)
- 「しんちゃん また お尻いっぱい蹴ってね!!」(ふたば)
キーワード
- プール
- スク水
- スケートリンク
- 穴場
- 幼稚園児みたいなパンツ
- 氷上ボーリング
- ビート板
- 敬語
- ないものねだり
- 500円
- ぽいん
- 良心
- エースストライカー
- 人殺し
- わたわた
アラカルト
- サブタイトルの元ネタは、ギャグ漫画『メゾン・ド・ペンギン』(大石浩二)。
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※レビューはコミックス収録後に書きます。