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| 三つ子の部屋みつば・ひとは・ふたば
| ひとは | みつばを呼びつける。その理由は椅子の背もたれやランドセルに被せられたパンツ。
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みつば | 怒って問い詰めるひとはに「新品のパンツはキツいので、ゴムを伸ばしている」ためだと答える。
| ひとは | パンツのびのび体操をするみつばの姿をスマホで撮って杉崎に送信。
| ふたば | はき古してゴムの伸びきったゆるゆるのパンツをあげようかと尋ねる。
| みつば | 「いらない」と即答するみつば。ふたばの名前がデカデカと書いてあってダサいとのこと。これがオチの伏線。
| みつば・ふたば | パンツのゴムを伸ばす姉妹。みつばは自分の体型にぴったりのパンツが売っていないものかとボヤく。
| | 杉崎家みつば・杉崎・麻里奈・ひとは
| 麻里奈 | お茶しているみつばのところに、「み・つ・ばちゃんっ」と麻里奈が楽しげに話し掛けてくる。
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麻里奈 | 眼鏡を装着して「話はすべて聞かせてもらった」と決めポーズ。
| みつば | 何の話かと訝しむが、桜餅を食べようとして葉笛を会得してしまったというエピソードを自白。
| 麻里奈 | 「それじゃないけどすごく気になるっ」
| 麻里奈 | 話とは「パンツのゴムキツすぎ問題」についてであった。ひとはのメール情報が杉崎に渡り、それが麻里奈にも伝わっていたらしい。
| 麻里奈 | そして「みつば自ら理想のパンツをプロデュースしてみない」と驚きの提案。
| みつば | プロデュースという言葉に目を輝かせるみつば。
| 杉崎 | とんでもない申し出に当然ながら反対する杉崎。
| 麻里奈 | しかしこの母親ときたら、有名下着メーカーの社長と親友だとドヤ顔する始末。
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麻里奈 | その社長と飲みの席でみつばの話題で盛り上がって、既にパンツ工場のラインまで押さえていると笑顔で語る。
| 杉崎 | 突っ走る麻里奈に激しくツッコミを入れざるを得ない。
| みつば | 反対し続ける杉崎に対し、自分こそオーダーメイドの「謎の胸あて」をしているじゃんと援護射撃。
| 杉崎 | 謎の胸あて呼ばわりされて、ブラジャーだと反論。
| ひとは | いつもは冷静なひとはも、この話には金の匂いを嗅ぎ付けて賛同する。
| みつば・麻里奈 | 杉崎の反対も虚しく、みつばと麻里奈の間で利害が一致し、契約は成立。
| 麻里奈 | さっそくサンプル調査に移る麻里奈。みつばが着用しているパンツを入念にチェック。
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ひとは | その様子を撮影しようというのか、スマホを構えるひとは。みつばに咎められるが、「友達をラインしている」と主張。
| みつば | 「絶対嘘じゃん」
| みつば | 麻里奈が直接パンツを撮影しようとするので、いっそのこと脱いで渡すことに。ほかっ。
| 麻里奈 | 「待ってましたーー♡」
| ひとは | 一方、冷静に皮算用するひとは。麻里奈の想定する販売額に対し、高すぎると意見を述べる。
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みつば | 野菜の生産者表示のように、パンツにみつば試着済みだと書いておけばバカ売れだと提案。
| ひとは・杉崎 | それはただのブルセラ販売である。すかさず「消費者庁が黙ってない」「警察もね」とツッコむ。
| | 6-3教室みつば・麻里奈・ふたば他
| 麻里奈 | パンツの試作品を持ってくる。敢えて学校まで持ってきたのはモニター探しも兼ねてのことらしい。
| 麻里奈 | モニターにならないかとクラスの女子たちに声を掛けるが、みなは無言で答えを示す。
| ふたば | なるわけないじゃんというみつばの台詞に反し、自らパンツをはいて見せる。
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ふたば | どこか恍惚の表情で「まるではいていないみたい」とつけ心地を語る。
| 宮下 | それもそのはず、ゆるゆるのパンツは自然と脱げていたのだ。そう背後からツッコむ宮下。
| みつば | 今度は自分ではいてみる。「結構いいカンジ」との感想。
| 千葉 | 背後から軽く一閃、みつばのパンツをスルッと降ろす。
| 千葉 | 元々緩いパンツのこと、脱がすのは容易。初心者向けだと男子視点からの意見を述べる。
| 麻里奈 | とにもかくにも一定の評価を得たということで、大量生産することに。
| | 鴨橋小学校・校庭みつば・麻里奈・杉崎他
| 麻里奈 | 今度は体育の授業中に乱入。いよいよみつばプロデュースのパンツが完成したらしい。
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みつば | 麻里奈の持ってきたパンツをブルマの上から装着してみる。みつばがはくと生地が伸びることを想定したデザイン。
| みつば | パンツにデカデカと書かれた「©丸井みつば」の文字に気付いて焦る。
| 麻里奈 | 名前が書かれているのは、みつばに著作権があるからとのこと。
| ふたば | 「小生と一緒」と言う。「パンツに名前=ダサい」はここに繋がる。
| みつば | こんなパンツははかないと宣言。
| 麻里奈 | みつばからの思いも寄らぬダメ出しにショックを受ける麻里奈であった。
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