317卵性『ルンパルーム』
るんぱるーむ

構成ヴーー!!

扉絵それぞれのペットと戯れる三つ子。そしてその様子を陰から見守るルンパ。

柱紹介

登場場所

アオリ文

チクビ(※ハムスターの名前)⏎チブサ(※猫の名前)⏎イブ(※金魚の名前)…ん?⏎もう1匹(体)??

あらすじ

丸井家に譲られたルンパは長らく本来の役目を果たせずにいた。久しぶりに起動されてからも失敗続きでお掃除ロボットとしてのアイデンティティに思い悩んだ彼(?)は丸井家を飛び出し、野良ルンパとなってしまう。その姿を見つけた元の持ち主・杉崎は引き取ることにするのだが、それには隠された目的があった。

オクリ文

ルンパの世界は厳しい。次号に続く!

作者コメント

花粉症か風邪かわからなくてモヤモヤする季節が来ましたね。

キャラクター

ルンパ(掃除機ながら本編の主役。ひとはに怒られたショックで家を飛び出してしまう)
  • 「ヴー…」
  • 「ヴーー!!」
  • 「ヴ…ン」
  • 「ヴヴ…ン」
  • 「ヴッ…」
  • 「ヴーーッ」
  • 「ゴォォ…」
  • 「ヴヴ…」
杉崎みく(終盤の主役。元の飼い主としてルンパを引き取るが、実は仕込んでいたカメラを回収するためだった)
  • 「あーわかる!! うちも3匹いるけどエサ撒いちゃう」
  • 「動物好きが聞いてあきれるわね」
  • 「野良ルンパ!!」
  • 「捨てるならうちに返してもらうわよ!?」
  • 「大切に扱わないからよ」
  • 「さぁっ おうちに帰りましょ」
  • じゃーーん 小型カメラを仕込んでたのよーー!!
  • 「ずーっと返してもらう機会を待ってたのよ みつばの恥辱ゴッソリ撮れてるわよね~~」
丸井ひとは(丸井家を代表する主婦として関わり多し。ルンパを叱りつける)
  • 「意外ってなに」
  • 「人間は身勝手…」
  • 「人間は傍若無人…」
  • 「あーあれね… 漬物石にピッタリすぎて…」
  • 「おはよ…ルンパ」
  • 悪い子
  • 「あッ みっちゃんの汗を広範囲にのばしてる」
  • 「とんでもない悪い子だよ」
  • 胸に持ってくのやめて
  • だってルンパったら… 私のおひざの方が居心地良いのに……
丸井みつば(ルンパに汗を引き延ばされる)
  • 「金魚も喜怒哀楽を示したりするのよ(かわいいの)」
  • 「意外ってなによ」
  • 「まあ弱い者に優しくするのが強さってやつなのよ」
  • 「私んちはあんたらんち程 汚れてないのよ」
  • 「あら やっぱ私になついてんのよ」
  • 「我が家の教育方針に口出ししないでくださる!?」
丸井ふたば(ルンパにくすぐられる。紙で足を切られる)
  • 「動物相手には手加減できるんス」
  • 「わひゃひゃ」
  • 「ルンパちゃんがエサ欲しさにこしょばした
  • 「ルンパちゃん おっぱいっぽいって思ってたんスよねー」
  • 「あーん 紙で切れた」
吉岡ゆき(杉崎に同行)
  • 「みっちゃん達ってさー… 意外と動物好きだよね」
  • 「エサとかあげちゃうんだ ルンパにねっ」
  • 「いや~…杉ちゃんも相当優しいね」
宮下(杉崎に同行)
  • 「ホントかよ~」
  • 「嫉妬かよ」
  • 「こう見えて情に厚いよな」
丸井草次郎(杉崎にルンパを返すように言う)
  • 「いいや うちにはまだ早かったみたいだな」
  • 「すまないがお返ししよう それがルンパには1番良い」

ストーリーライン

1
丸井家のリビング三つ子・チーム杉崎・チブサ・チクビ
みつば金魚も喜怒哀楽を示したりして可愛いと話す。
吉岡そんな話やペットと戯れる三つ子を見て、「意外と動物好きだよね」と言う。
みつば・ひとは「意外と」の部分に声を揃えてツッコミを入れる。
2
みつば・ふたば「弱い者に優しくするのが強さ」と宣うみつば。「動物相手には手加減できる」と言うふたば。
ひとはそんなふたりに対して「人間は身勝手」「傍若無人」とボソッとツッコミ。
吉岡宮下にペットを飼わないのかと聞かれて、ルンパを飼っていると話す。
杉崎吉岡の話に乗っかって、自分も3匹ルンパを飼っていると言う。妙に盛り上がる杉崎に対し、吉岡は少し引き気味。
杉崎丸井家に1台ルンパ譲ったことを思い出す。
232卵性『うちの子ルンパ』でのこと。この時は「ペットみたいで愛着がわいてきた」とみつばに言われていたのに…。
3
ひとは漬物石代わりに使われているルンパを見せる。プーンと漂う糠床の香り。
自分で漬け物まで漬けているひとはの主婦力の高さ。
杉崎せっかく譲ったルンパを無碍に扱われ、ちゃんと使ってと怒る。
みつばポテチをポリポリと食い散らかしながら、「あんたらんち程汚れてないのよ」とこれっぽっちも説得力ない発言。
杉崎「動物好きが聞いてあきれるわね」と怒りながら帰る。
ひとは杉崎たちが帰ったあと、ルンパの電源を入れる。「おはよ…ルンパ」
ルンパ久しぶりに目覚めたルンパだったが、既にピカピカに磨かれている床を前にして身の置き所がない。そこでふたばに近づき…。
4
ルンパふたばの足元でくるくると回転する。
ふたば足をくすぐられて、思わず手に持っていた小麦粉をぶちまけてしまう。
ルンパゴォォと唸りを上げ、喜び勇んで掃除を始める。
ルンパところがエサ欲しさに悪さをしたと思われ、ひとはに「悪い子」と怒られてしまう。
ルンパ慌てて逃げ出し、今度は風呂上がりのみつばの足元にまとわりつく。
ルンパしかしみつばの汗を広範囲に引き延ばしてしまい、またひとはに叱られる。お掃除ロボットとしての立つ瀬無し。
5
ふたば「もっと装飾してあげれば可愛くなる」と言って、おっぱいの絵をルンパに貼り付ける。
ルンパふたばに「おっぱいっぽい」と言われて、微妙にショックを受けるルンパ。
ふたばその場で回転し始めたルンパに、足を切られてしまう。
ルンパ「とんでもない悪い子だよ」とひとはに怒られたルンパは耐えかねたようにその場から走り去る。既に我慢の限界だったのだ。
ひとはに怒られて逃げ出したり、おっぱいっぽいと言われてショックを受けたりと、ルンパちゃんには感情があるようにしか思えません。
6
翌日・ゴミ集積場チーム杉崎・ルンパ
杉崎・ルンパゴミ集積所でやさぐれているルンパの姿を見つける。丸井家のルンパは野良ルンパに身を堕としていたのだ。
丸井家のリビング三つ子・チーム杉崎・ルンパほか
杉崎丸井家に怒鳴り込んでくる。「捨てるならうちに返してもらうわよ!?」
ひとはお怒りの杉崎に対し、「捨てたわけじゃなくて家出癖があるだけ」と釈明。
232卵性でもみつばのパンツを乗せたまま表に出て行って、町中を回っている。
杉崎それも大切に扱わないからだと指摘する。
ひとはその理由として、ある本音を語り始める。ルンパに乗って遊ぶチブサとチクビの姿を思い出すひとは。
7
ひとは自分の膝の方が居心地がいいのにとワナワナと震えるひとは。ルンパから本来の役目を奪ったのも嫉妬が原因だったらしい。
杉崎・みつばルンパを取り戻そうとする杉崎に対し、みつばは人の家の教育方針に口出ししないでと譲らない。
草次郎その争いを収める。まだうちには早かったとルンパを杉崎に返す。
杉崎涙ながらに喜んでルンパに頬ずりする。
ここまでの杉崎は完全に天使だったのに…。裏があると知った上で読むとまた違った見方が出来ます。
杉崎家チーム杉崎
吉岡・宮下「優しい」「情に厚い」と杉崎を誉める。
8
杉崎あろうことかルンパを分解する杉崎。取り出したのは密かに仕込んでいた小型カメラ。ルンパを奪回した理由はこれだったのだ。
杉崎ドン引きの吉岡たちもよそに、映像の取り出しに夢中。ヒッヒッヒッ。
もはや完全に一線を越えている。85話越しのまさかの伏線回収でした。
その後、杉崎家のお掃除ロボットに復帰したルンパだったが、先輩ルンパたちの機敏な動きに馴染めないようだった。
気後れするルンパが可愛いひとコマ。のりお先生のつぶやきにもある「そだ」という謎の写植がミステリー…。

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