小金井瞬(児童会長としてバレンタインのチョコ持ち込みを禁止。その理由は博愛的なものだったが…運命の人?と再会してご乱心)
- 「えっ 僕に用事? なんだろう」
- 「僕はこういう者です」
- 「ああ チョコの件か」
- 「愛とは…無償であるべきだと思う…」
- 「本物の気持ちさえあれば チョコなんて要らないんじゃあないかな」
- 「僕はこの世は全て平等であるべきだと考えているんだ チョコレートをもらえない男子がいるのは不平等極まりない」
- 「僕が女子だったらモテない男子にもあげるのにッ」
- 「君がチョコレートをモテない男子たちに 恵んでくれたら… また一歩世界平和に近づくね!!」
- 「まさに女神のような人だ」
- 「どうして君のような人が児童会選挙に立候補しなかったんだっ」
- 「いや 1人書いてある… 丸井… 三郎丸?」
- 「ちょっと待ったーー!!」
- 「すっ…すまない…そのチョコ…あげないでくれ!!」
- 「僕があげるから」
- 「前 会ったよね…… 丸井くんっていうんだ ずっと探してたんだよ」
丸井みつば(小金井に抗議にいくが、まんまと乗せられてしまう。モテない男子なんていないと証明しようとするが…)
- 「ちょっと!! これどーいうこと!?」
- 「恐れていたことがついに起きたわね…」
- 「もっと矢部っちにチョコをあげるべきだったのよ」
- 「ダメな大人が多すぎるわ」
- 「チョコ釣りできないじゃん」
- 「どーせ義理チョコ1つももらえない醜い男の嫉妬なのよ」
- 「ハンコチョコでお返し」
- 「いや 思いのほか紳士で…」
- 「あーハイハイ わかったわかった 結局私があんたにチョコをあげればいいんでしょ」
- 「モテないからって嫉妬はダメよ」
- 「あらやだ…」
- 「そーゆーの興味ないのよ」
- 「もっ…持ってこないし いきなり しゃしゃってこないで」
- 「モテない男子どもーー!!」
- 「ここに署名してーー!!」
- 「よかった…モテない男子なんていなかったのよ」
- 「感謝しなさいよ」
- 「か…会長ったら やはり 私に気が…」
丸井ひとは(丸井三郎丸。男装してみつばの目論見を打ち砕くが、その姿を小金井に見つかってしまう)
- 「自分の分のチョコは持ってくるんでしょ(家計が苦しいのに…)」
- 「モテないからチョコくれ」
- 「女神よ…」
- 「やはり…」
丸井ひとは(みつばたちと共に抗議に赴く。チョコを持ってきたい目的は富の誇示)
- 「いや 男子が三十路のチョコをちゃんと受け取るべきだったのでは」
- 「児童会長に抗議しよ」
- 「私はとりあえずフランスの一流ショコラティエの作った高級チョコを持ってきたいの」
- 「そりゃ富を誇示するためよ」
- 「……ダメよね」
- 「まんまと乗せられて」
吉岡ゆき(小金井に抗議するが、論破されてしまう)
- 「去年 栗山っちがチョコにトイレ用洗剤混ぜちゃったせいかも…」
- 「愛の表現規制反対!!」
- 「女の子が愛を勝ち取れないよ」
- 「たしかに…」
- 「チョコで愛を釣ろうなんて愚かだよね…」
- 「したよ」
宮下(チョコには興味なさそうだが、ツッコミ役として同行)
- 「最近校長がキャバ嬢にフラれたせいでは…」
- 「たしか会長は1組だったな」
- 「なにもわかってない…」
- 「したけど3票だったろ」
- 「どうすんだよ モテない男子分チョコ用意すんのかよ」
- 「自己申告かよ」
矢部智(バレンタイン中止を伝える。見栄を張る)
- 「書いてある通りだよ 明日のバレンタインは中止です」
- 「今回は大人じゃなくて児童会の判断だから!!」
- 「それに僕はもらえないこともないし?」
緒方愛梨(みつばたちと共に抗議に立ち上がる)
- 「なっ…なんですって!?」
- 「チョコがないと愛を伝えられないわ」
- 「どうかしら……」
- 「めっちゃ和気あいあいとしてる!!」
- 「ちゃんと猛抗議してよ」
初めまして。いつも楽しみに拝見しています。
サブタイの元ネタはおそらくヒャダイン氏の楽曲「クリスマス?なにそれ?美味しいの?」ではないかと。?の入れ方や「なに」「美味しい」の漢字表記の有無などが一致しているので。
わお! 情報ご提供ありがとうございます!
クリスマスとバレンタインの置き換えとなれば間違いなさそうですね~
訂正しておきます!