丸井ひとは(松岡が連れてきた熊井と放送室で二人きりになり、気まずい雰囲気。上級生としてどう振る舞うかで四苦八苦)
- 「君は環境整備委員でしょ…」
- 「音量調節間違えてる」
- 「そんな名前だっけ…」
- 「年下だったの…」
- 「お…おし…おっ久しぶ」
- 「なんか始めてるらしい…」
- 「霊絡みなら私も行った方が…」
- 「ひょっとして私に用事があるのか…?」
- 「「なんか用?」って聞かなきゃ…」
- 「待てよ…上級生が 「なんか用?」 …とか上から目線でエラそうすぎる…」
- 「な…なん… なんだろ…」
- 「うっ…また霊の発見を匂わせる発言をしてしまった… だからダメなんだ私はホントにまったく…」
- 「あれ…オカルト好きなのに食いつかないな… 松岡さんが常軌を逸してるだけ…?」
- 「そ…そう…」
- 「本当…? どっち…!? 嘘…?」
- 「どっちにしろ…自称天才霊媒師の私は関わってはいけないのでは…」
- 「おお~っ 確かに浮遊霊がいる…!!」
- 「え? 全然視えてないけど?」
- 「これは…受け流すしかない事案!!」
- 「くっ…どっちも声が小さすぎる…」
- 「霊の存在を認めても認めなくてもダメ…… しかも松岡さんにただ危ないから降りろと言っても聞かないだろう…」
- 「た…試されている…!!」
- 「私は…別に… 悪い感じしないから…ただちに戻ってくるように」
- 「よしっ… 霊の存在を否定も肯定もしない完璧な対応…」
- 「みんなただちに出ていって」
松岡咲子(ウキウキ心霊相談事務局。電話で呼び出しを受けて調査に向かい、危なっかしい木登りを始める)
- 「今週も昼休みに心霊テープ流しまくりよ!!」
- 「さすが本職っ DJ涅槃」
- 「以前三女さんも一緒に遊んだよねっ」
- 「私が顧問を勤める超常現象大好きっ子クラブの子」
- 「5年生の放送委員なんだって」
- 「はい こちら『ウキウキ心霊相談事務局』」
- 「わかったわ!! 今行く」
- 「でも三女さんは本職放送委員だし 先生からお知らせ放送のお願いが来るかもでしょ」
- 「困るよ~ 全校放送で~」
熊井(オカルト研究チームの大人しい女の子。実は霊が見える体質であることをカミングアウト)
- 「私…」
- 「わ…私も… 霊が… ちょっと視えるんです…」
- 「例えばほら…」
- 「あそこの…木の上… 視えますよね…」
- 「適当に言っただけなのに…やっぱり この人霊能力なんて無いんだわ」(ひとはのイメージ)
- 「あんなにハッキリ視えるのに…やっぱりこの人霊能(略)」(ひとはのイメージ)
- 「キャッ」
- 「あれ……」
- 「まさか除霊をしようと…」
- 「放送を使うんですっ」
- 「よかった…悪い霊じゃないんだ…」
- 「そっ…そういう意味だったんですかっ…」
坂下(オカルト研究チームの眼鏡女子。松岡を呼び出した)