佐藤信也(吉岡と結託して、伊藤を田渕に押しつけるべくWデートを決行。しかし罠に嵌まっていたのは自分の方だった)
- 「しっ…しーっ 吉岡ならそーいうのに詳しいんじゃないかと思ってな…」
- 「とあるイベントの招待券が4人分あるんだが行かないか?」
- 「クリスマス・イブなんだけど…」
- 「ヤツはいろいろ忙しいみたいだな…」
- 「かかった…」
- 「…というわけでもう1人は田渕にしよう」
- 「そういうことなら俺すげー応援するよ!!」
- 「変態集団が1人減るチャンスだ…」
- 「吉岡んちになぜか招待券がいっぱいあったんだってよ 多分父親の本と出版社が同じだからなんじゃないかって…」
- 「クリスマスイブに2ショット(ナマコ除く)で写真を撮る… これはカップルと言わざるを得ない…!!」
- 「そして後日その写真を壁新聞にでも載せれば… お互い意識せざるを得まい…!!」
- 「さて… あれ?」
- 「気を抜くと暗がりに連れ込まれそうになる!!」
- 「待て…これは…もしや…」
- 「罠!!」
- 「おかしい…アイツが勝手に遊びに行くわけない…」
- 「なぜならアイツは… 吉岡だから」
- 「コイツは気付いていたのか…?」
- 「いいのかよ―――」
伊藤詩織(佐藤の仕掛けた罠にかかり、Wデートに参加。しかしその状況を逆手に取って逆に佐藤を追い詰める)
- 「あのっ…」
- 「よっ…よよ…よかったら私も…」
- 「…ありがとっ」
- 「えーー? 私 ふたばちゃんと撮りたいって…思ってたのに…」
- 「今日参加したのも… ふたばちゃんがいるからだし…」
- 「私じゃ…いや…?」
- 「じゃあ グーパーで決めよっ」
- 「ふたばちゃん…どっか遊びに行っちゃったみたい……」
- 「そっかそっか それならいいよっ」
吉岡ゆき(佐藤と共にWデートを計画。実は眉毛を剃りふたばに変装して、デートに同行していた)
- 「ええ~~~っ!? 友達の恋を応援したい~!?」
- 「いつもクールな佐藤くんが… 一体誰と誰なのっ!?」
- 「もうすぐクリスマスだし やっぱりデートあるのみ!! だよっ」
- 「こういう時は… ダブルデートだよっ!!」
- 「詩織ちゃん 超可愛いー」
- 「小生 しんちゃんと撮るー!!」
- 「あ… えっと…」
- 「しょ…小生は…どっちでもいい…スよ?」
- 「詩織ちゃんとはぐれちゃって…」
- 「ごめん…詩織ちゃんに2人で抜け出そ…って誘われて…(ついっ)」
- 「まさか…詩織ちゃんが ふた…小生のことも好きだったなんて~…」
- 「う…うん わかってる! 2人を邪魔するつもりはないの…」
- 「だからこう伝えてくれる? 小生は…」
田渕(自分の勘違いにつけ込まれ、佐藤に利用された哀れな男。最後に佐藤に衝撃の告白)
- 「えーっ 俺ーー!? まー一応予定は空けてあるけどー」
- 「あの児童会選挙以来… 伊藤さんの俺を見る視線がアツい…!!」
- 「相当俺のこと…好きなんだと思う…」
- 「イベントってこれかよー」
- 「お…おう… でも向こうは何出すかわかんなくね?」
- 「ふたばのくせに用意周到だな」
- 「このままじゃ佐藤と撮んのー!?」
- 「俺 ちょっと捜してくるわ!!」
- 「なんで2人でどっか行っちゃうんだよ」
- 「バカな」
- 「伊藤さんは俺のことが…」
- 「ちょおっと待ったーーー!!」
- 「ごめんなさい!! 小生っ… しんちゃんが好きだから!!」
丸井ふたば(佐藤にデートに誘われたはずだが、当日は吉岡がすり替わっていた。本人はどうしたの?)
- 「行く行く」
- 「あとの2人は? 千葉氏?」
- 「詩織ちゃん ヒマなの?」
ふたばと吉岡が似ていることを利用した読者へ向けたトリックとでもいうか、この話は本筋以上にやられた!と思った。
アニメで声付きなら最初から「あれっ?」と気づくだろうけど、むしろそれを観てみたかった。
>駒さん
>ふたばと吉岡が似ていることを利用した読者へ向けたトリックとでもいうか
真実を知った上で読み返せば、確かにふたばらしからぬ言動ですから気付きそうなもんですけど
初見では完全に騙されてしまいましたねぇ~。違和感が仕事しなさすぎるのじゃ…。
>アニメで声付きなら最初から「あれっ?」と気づくだろうけど、むしろそれを観てみたかった。
こういう成り代わりやなりきりエピソードこそ、声優さんの演技を楽しめる回になると思います。
私も観てみたいなぁ~。