丸井ふたば(サンタの存在を信じているピュアガール①。同類の緒方と組んで、確実にサンタに手紙を渡そうと考える)
- 「持ってるよ」
- 「しんちゃん 靴下に穴あいてたからお古もらったの」
- 「いいよ」
- 「雑巾にしてもらったのっ」
- 「トイレ掃除用だよ…」
- 「小生も早くサンタさんにお手紙書かなきゃ」
- 「サンタさんのお話するとなんか空気ピリッとしない?(みんなヘンになる…)」
- 「だからサンタ談義できるのおがちんだけ!!」
- 「えっ!? 居場所わかるの!?」
- 「”今年こそ”ってどーゆーこと? まさかもらったことないの…?」
- 「さんかく!?」
- 「じゃあ小生は超良い子なんだ!!」
- 「毎年 手紙でお願いしたやつくれるよ!! おっぱい枕とかおっぱいプリンとかこんなの売ってないだろうなってやつも!!」
- 「ううんパパに渡してる」
- 「ううっ…確かにいろいろ壊してるし…」
- 「自信なくなってきた…(そうなのかも…)」
- 「カミソリを仕込んどくのは?(むかしのドラマでみたっ)」
- 「『なお この手紙は5秒後に消滅する』…とか」
- 「サンタさんにしか開けられない封筒があればなーー」
- 「パパーっ お手紙書けたからサンタさんに渡してきて!!」
- 「コレだよ」
- 「続きはスカートの中っ!!」
- 「パパはサンタさんに渡すだけだから大丈夫だよ?」
- 「サンタさんによろしく~~」
- 「モチロン書いていいよ」
- 「ひとはの欲しいものはなんなの?」
- 「小生のお願いしたプレゼント変える!!」
- 「ひとはにおっぱいが授かるようにサンタさんにお願いする!!」
- 「あっ 言っちゃった…」
緒方愛梨(サンタへのコネクションを持つ人。体が腐ることを利用して自らをサンタ宛の手紙とする)
- 「『サンタさんへ……」
- 「今年のプレゼントは…佐藤くんの履き古しの靴下…」
- 「私の靴下に入れてもらうわけだから…靴下同士が融合するわけよ…(ふひひ…)」
- 「ギャッ 見ないでよ!!」
- 「え!? 今なんて…」
- 「よこしなさいよ!! あんた靴下どころか靴も要らないでしょ」(※雑誌掲載時は「よこしなさよ」の誤植あり)
- 「すぅはぁすぅはぁ」
- 「どっか行ってよ」
- 「た…確かに…」
- 「あんたと休戦協定を結ぶつもりはないわ」
- 「でも私は結構サンタに詳しいからね ちょっとなら話してやってもいいわよ」
- 「なんたって今年は直接サンタさんに手紙を渡すことにしたから」
- 「もちろんふたばには教えないけど!! 今年こそ欲しいプレゼントもらうんだから」
- 「も…もらってるわよプレゼントは」
- 「でも…いつもお願いしてるものとは全然違うやつなの なんでなのかよく考えてみたんだけど……これは△だからなのよ」
- 「サンタは良い子にしか欲しいプレゼントをくれないの だから私は惜しいってことよ まぁ伸びしろはあるわけよね」
- 「うそよ……」
- 「おかしいわ!! 手紙はポストに投かんしてるの!?」
- 「はっはーんわかったわ それパパが手紙を開けてるのよ」
- 「サンタがくれるわけないからパパがプレゼントをしてるんじゃない?」
- 「どう考えたってふたばは悪い子側の人間よ」
- 「パパが手紙を開けてるかどうか確かめる術があればいいんだけど 開けた人になにか しるしをつけるような仕掛けとか…」
- 「それ悪い子通り越して凶悪よ」
- 「凶悪犯ね」
- 「サンタにしか開けられない…」
- 「ひとつだけ…あるわ…!!」
- 「なによあんたら!?」
- 「私 男性に触れられると体が腐るんですけど サンタは妖精なのでノーカンなんです」
- 「あと法律で裁けない存在だし」
丸井草次郎(ふたばの手紙=緒方を託されるが、その内容を読むに読めず困り果てる)
- 「ふたばのことだ たいしたものじゃないだろ」
- 「よしわかった」
- 「…? 手紙は?」
- 「な…なぜ…」
- 「ま…まぁそうだが…サンタさん困るかもよ…」
- 「重要なことだね」
- 「まずい……まずいぞ~~スカートの中身なんてのぞいたら最後… 実刑だぞ~~」(※雑誌掲載時は「ストーカー」の誤植あり)
- 「しかし内容を確認しないとプレゼントできん!!」
- 「おおっ…ひとはナイス!!」
丸井ひとは(草次郎に手紙の内容をジェスチャーで伝えるが…プレゼントを授かることは叶わず)
- 「なにか手紙に仕掛けを施してくるかも」
- 「待って!!」
- 「私…まだサンタさんへのお手紙書いてなくって…ふたばの手紙に一緒に書いてもいい…?」
- 「おっぱい帽子!!(売ってるのか?)」
- 「よし…これをジェスチャーでパパに伝えよう…」
丸井みつば(ふたばの夢を守るために緒方たちの話に聞き耳を立てる)
- 「別に」
- 「あの変スト女…1回 真実に触れてたわね…」
ナレーション
- 「希望したプレゼントがもらえない初めてのクリスマスとなった」