丸井ひとは(自分だけサイン帳をもらえずやきもき。放送室で松岡に渡されて内心舞い上がってしまう。前世はキュリー夫人)
- 「………何書いてんの…?」
- 「書いてないけど…」
- 「サ…イ…ン…帳………っと」
- 「私……… 1枚も……」
- 「あれ……? 結構…プライベートで… 会ったり…喋ったり… したよね……」
- 「おかしい…」
- 「私に渡しそびれているのかな…」
- 「ここは…思い切って聞いてみよ…」
- 「なっ…何コレ~~~」
- 「……真に仲の良い相手にしか渡さないものなのだろうか……」
- 「やはり…親友…!!」
- 「もういいよ…」
- 「誰も…私のパーソナルデータなんて知りたくないよね…」
- 「えっ」
- 「えっ」
- 「えええ……」
- 「手書き…」
- 「ま いいや 適当に書いてあげよう…(やれやれ)」
- 「よし…書けた…」
- 「原本……? あっ ちょ…」
- 「ま…待って…」
- 「待ってよ… よく見て…私…書い……」
- 「待ってったら…」
- 「待ってーーーーーー!!」
松岡咲子(手書きのサイン帳をひとはに見せるが、それは実は原本だったため、ひとはの前世情報がバラまかれるハメに)
- 「あっそうだ 三女さんサイン帳って知ってる?」
- 「私も持ってきたんだーー 三女さんにもあとで書いてもらいたいの!!」
- 「見て見て」
- 「かなり項目厳選したよ~~」
- 「トイレトイレ」
- 「でね さっきの続きなんだけど…」
- 「この…色々項目を書いた”原本”をいっぱいコピーして みんなに配って…書いてもらうの!!」
- 「急がなきゃ!!」
- 「コピー機貸してくださーい!!」
- 「よーし たくさん刷れたっ!!」
- 「みんな--」
- 「はいこれよろしく」「よろーー」「よろしく」
杉崎みく(みんなにサイン帳を配っていたが、ひとはは身近すぎて忘れていた)
- 「だいぶ集まってきたわね」
- 「はいっコレ書いてよ」
- 「クラスメートみんなに渡してるんだからねっ」
- 「意外と字がキレイね」
- 「「好きな異性のタイプ可愛いチクビ」ってなによ!?」
- 「あれっ私 三女に渡してないかも…」
- 「身近過ぎて気付かなかったわー」
吉岡ゆき(ひとはに渡すはずのサイン帳は、ふたばが2枚とも書いてしまっていた)
- 「ここはおっぱいじゃなくて自画像を描く所だよ~~」
- 「私のもーー♡」
- 「えっ…95点だけど…」
- 「ここはおっぱいじゃなくて自画像を… 何このデジャブ感!?」
- 「ひょっとしてこれ 三女さん用のやつじゃない!?」
- 「これ三女さんにも渡しといて」
- 「教室帰ってきたら渡さなきゃ」
- 「前世…キュリー夫人なんだ…」
丸井みつば(あんこみたいなもん)
- 「いっぱいあって面倒臭いわね」
- 「サイン帳よ」
- 「やだっ あんここぼしちゃった!!」
- 「そうね 私なんてあんこみたいなもんだしね ってバカ」
- 「イヤミよイヤミ!!(やだわー)」
- 「セクハラよセクハラ!!(やだわー)」
- 「ふぐっ…くくくくく」
丸井ふたば(吉岡からひとはの分のサイン帳も預かっていた犯人)
- 「ひとははもう書いた?」
- 「あっ そのままの方がみっちゃんの人となりを表していて自己紹介に良いかも!!」
- 「はいゆきちゃん書いたっスよ」
- 「おす」
- 「そーいえば!!」
- 「あげる」
宮下(50点。勉強ができない)
- 「お前ら好きだなーこーゆーの」
- 「あーー三女のやつーー!!」
- 「自分が100点だからって95点を「何コレ」はないだろーー!?」
- 「三女のことがよく分かるチラシだなっ」
千葉雄大(杉崎にサイン帳を渡される)
- 「何だこりゃ面倒臭ぇ」
- 「チッ 授業中に書くか」
- 「ここに置いてあった神…」
- 「おおっ 三女さん代わりに書いてくれたのか!!」
- 「ほれ書いたぞ」
矢部智(ひとはに勝手にパソコンを使われた上、おっぱい画像を消される)
- 「ねえひとはちゃん うちのパソコンのおっぱい画像消すのやめない?」
- 「さー早速テスト返却するよー」
ナレーション
- 「様々なプロフィール項目が書かれているルーズリーフ。1枚取り外しては友達に配り プロフォールを詳しく書いてもらってファイルに綴じるという女子の風習。」
- 「ひとはのパーソナルデータは校外にまで行き渡ったという……」