杉崎麻里奈(みつばが好きすぎるあまり、等身大のみつば型湯たんぽを特注。しかしお湯を注いだ結果、持ち運びにも難儀することに)
- 「いらっしゃーい みつばちゃん」
- 「キャン」
- 「この寒い冬はみつばちゃんの温もりが必要なの~~」
- 「あっ そうだわみつばちゃん スリーサイズを教えてくれる!?」
- 「みくちゃーん」
- 「ちょっとおいでウフフ」
- 「これ なーんだっ♡」
- 「実はココに付いてる…」「栓を開けて」「お湯を注ぐと…」
- 「あっという間にみつばちゃん型湯たんぽに!!」
- 「それはそれ これはこれ」
- 「パパが出張に行っちゃって人肌恋しいからつい…」
- 「さっ ママの寝室に運ぶわよ」
- 「重いわっ」
- 「みくちゃん お手伝いしてっ」
- 「そうだわ 本物のみつばちゃんにも手伝ってもら…」
- 「重くって運べないの」
杉崎みく(ツッコミ役で苦労する娘。湯たんぽをみつばから隠し通そうとするが、いつの間にか罪をなすりつけられる)
- 「うーさむ」
- 「脂肪と脂肪のぶつかり稽古よ」
- 「なぁにーー」
- 「マ…マ…?」
- 「ママ 前に私が変な絵本とかグッズを作ってお金を無駄にした時 すんごく怒ったわよね!?」
- 「パパ型の湯たんぽを作ればいいのでは………」
- 「先にお湯を入れるからよ!!」
- 「うわ 熱っ こっち布ないから熱っ 持てないわ!!」
- 「ダメよ!! こんなの作ったのがバレたら変態一家認定確実よ!!」
- 「ぐ…重い…」
- 「あ…いや これは…ママが勝手に………」
- 「ちょっと!! 何で黙ってるの!?」
- 「絶対絶対このことは誰にも秘密よ!?」
- 「うちにそんなの無いわ」
- 「待ってよ!! 戻ってこないつもりでしょ!?」
- 「カバンを置いていったら?」
- 「他言無用よ」
- 「最初からそのつもりなのよ」
- 「ひ…ひとまず一番近い私の部屋に入れるのよ…!!」
- 「みつば型湯たんぽなんて知られたら社会的立場が…」
- 「ま…マネキン運んでたの…マネキンを…」
- 「こっ…これよ…」
- 「顔に適当な布を」
- 「あ…こ…これはママが…ママ…? ママ!? どこ!?」
丸井みつば(勝手に自分をモデルとした湯たんぽを作られていた人。スイーツ食べて満足して寝てた)
- 「げっ」
- 「ランドセル貸してっ はね返してやるわ!!」
- 「貸しなさいよ」
- 「もう!! 暑苦しいわね」
- 「夏は?」「ねぇ夏は?」
- 「はぁ!? 何でよ!?」
- 「ふぁ~~~~寝ちゃった…」
- 「ん…? ん…?」
- 「何よこの変態屋敷は!!」
丸井ひとは(湯たんぽからお湯を抜き取るため、灯油ポンプを取りに行くという口実で帰ろうとして引き留められる)
- 「ランドセル要らないでしょ」
- 「数字は1つだけで勘弁してあげてください」
- 「全部一緒なので」
- 「暗くなってきたからそろそろ帰らなきゃ」
- 「重そう……」
- 「ちょっと見てくる」
- 「ヒッ」
- 「これはまず中身を抜いてしまわないとムリです」
- 「灯油を入れるあの…ポンプみたいなやつでお湯を出そう」
- 「じゃうちまで取りに行ってくる」
- 「いや…ふたばをこちらに寄こすから…」
- 「大変気分を害した 手伝わないことにしよう」
杉崎龍太(ひとはと遊んでいた。母と姉の話を聞いて、死体を運んでいるのだと勘違いする)
- 「おう またな!!」
- 「ママたち誰かを運んでるぞ?」
- 「何だ…?」
- 「な…中身を…!?」
- 「な…何やってんだよ ママ…姉ちゃ…」
- 「大変だ大変だ」
- 「大変だーーー!!」
丸井ふたば(みつばとひとはを迎えに来た)
- 「あっ龍ちゃん みっちゃんとひと迎えに来たス」
- 「なんか死体を運んでるって言ってるんス」
- 「マネキンだって」
- 「おっぱいの大きさはどう!? 見して見して!!」
吉岡ゆき(冬にはみつばに居て欲しい)
- 「まあ冬になるとみっちゃんがいて良かったって思うよねっ」
- 「………………」