丸井みつば(痴女もとい人魚姫に扮して学芸会の主役アピール)
- 「あら杉崎 おトイレでも行きたいの?」
- 「あ…あいつを騙す…?」
- 「バカね 私は女優の卵よ!?」
- 「ラララハァ~~ララ~~」
- 「私の演目は…」
- 「人魚姫よ♥」
- 「演じる場面は…人間の足を与えられたものの…」
- 「ぐっ…」
- 「ああ~~っ 足が~~痛いわ は~~ん」
- 「誰か~~お助け~~」
- 「コイツ……!!」
- 「ひとはが先に手を差し延べた方が勝ちよ!!」
- 「亀っぽいわ………」
- 「ずるいわよ 演技じゃない!!」
- 「そっ…それより足が痛いわ~~ん 助けてぇ~~」
- 「えっ…演技じゃないからナシよ も 1回やり直し!!」
杉崎みく(みつばに張り合って演じるのはシンデレラ。しかし亀っぽい)
- 「いや~~~堪忍して~~」
- 「きゃんっ 痛いわお姉様~~!!」
- 「くくく…どう!? この迫真の演技…!! 私の悲劇のヒロインっぷりに三女も魅入られているわね…!!」
- 「主役の座は私のものよ………」
- 「判断基準が曖昧だわ」
- 「あらみつばさん 自信がないのかしら?」
- 「私なんてハリウッドにコネがあるんですからね!?」
- 「私の演目はシンデレラよ…!! 継母たちにいじめられてる場面!!」
- 「はぁ~~ん誰かぁ助けてぇ~~ 誰かぁ~~ん」
- 「だっ…誰か~~この哀れな娘を救ってくださる~~?」
- 「三女が先に手を差し延べた方が勝ちよ!!」
- 「かっ…」
- 「いやっやめて!! 触んないで!!」
- 「だっ…助けてえぇぇえぇ」
- 「わっ…私も腰が痛いわ~~お助けぇ~~」
- 「望む所だわ!!」
丸井ひとは(前日に休んでいたため、知らぬ間に演技力を判断する審査員になっていた)
- 「………だ…」
- 「大丈夫…」
- 「ですか 先生」
- 「やれやれ担任が主役とはとんでもないクラスだよ」
矢部智(主役決めで揉めるのは想定済み。陰から様子を見ていたところ、ふたばの頭突きが直撃する)
- 「学芸会でやる劇の主役なんだけど誰…」
- 「争いの勃発早過ぎるよ…(攻撃が地味だし)」
- 「まあこうなることは予測済みさ」
- 「純粋に演技力で主役を決めよう!!」
- 「審査するのは今日欠席のひとはちゃん 彼女には演技だということは内緒にして………」
- 「それぞれのやりたい演目でひとはちゃんを騙せた方が勝ち!!」
- 「えっ…」
丸井ふたば(ピーターパンで名乗りを挙げるが、ドアの窓ガラスに頭から突っ込んで派手に流血)
- 「小生はピーターパ」
- 「おー痛て おー痛て」
- 「赤ずきんに変更!!」
- 「でもこんなたんこぶ1つで倒れるなんておかしいっス!! ひょっとして演技!?」
千葉雄大(浦島太郎で名乗りを挙げる。杉崎を亀に見立てて乗っかる)
- 「コラーーッ よせーー!!」
- 「君たち亀をいじめるんじゃない!!」
- 「え? なになにお礼がしたい?」
- 「どれどれよいしょっと」
- 「ぐお」
- 「そーいや矢部っち ドアの窓から様子見てたぜ」
宮下(杉崎をいじめる姉役兼、ツッコミ役)
- 「ほらっ ちゃんとやるんだよ」
- 「何か考えがあるのか?」
- 「ほらとっとと…」
- 「この歌声は……」
- 「痴女!!」
- 「ヒザに水がたまったようにしか…」
- 「亀っぽい………」
- 「グロ!!」
- 「一体誰に騙されるんだ…!? 三女は…」