25卵性『まかれますか まかれませんか』
まかれますか
まかれませんか
あらすじ あのっ…私に包帯の巻き方をレクチャーしてくださいっ!!
鴨橋小の保健室に平穏はない。それはひとえに部屋の主・栗山愛子のドジっ娘っぷりに起因するものである。ふたばの治療の付き添いに来て巻き添えを食らったみつばは、保健医のくせにろくに包帯も巻けない栗山を罵倒する。そしてみつばの包帯巻きの腕前を見た栗山はいたく感心して、みつばにレクチャーしてくれるように頼む。ここからみつばと栗山の修行の旅が始まったのである。
みつばは栗山をけしかけ、校内のケガ人たちを見つけては次々と包帯の餌食にしていった。頭が痛いと聞けば頭をグルグル巻きにし、胸が痛いと耳にすれば胸を縛り付ける。イタいことを言う者は全身をミイラ状に。これを繰り返すうちに栗山のテクニックもだんだん様になってきた。こうして校内に混乱を巻き起こしていくふたり。これにはみつばのある狙いが隠されていた。この調子で犠牲者を増やしていけば、このハタ迷惑な保健医をクビに追い込むことが出来る。その目論見は順調に進んでいるかに思えた。しかしみつばはあくまで栗山のドジの被害者という立場からは逃れられないようだった。結局は、栗山の想像以上のドジっ娘属性の前に痛い目を見るみつば。一方で栗山の包帯巻きは主に男子生徒から好評を博していたようで、そんなところもまた気にくわないみつばであった。
みつばは栗山をけしかけ、校内のケガ人たちを見つけては次々と包帯の餌食にしていった。頭が痛いと聞けば頭をグルグル巻きにし、胸が痛いと耳にすれば胸を縛り付ける。イタいことを言う者は全身をミイラ状に。これを繰り返すうちに栗山のテクニックもだんだん様になってきた。こうして校内に混乱を巻き起こしていくふたり。これにはみつばのある狙いが隠されていた。この調子で犠牲者を増やしていけば、このハタ迷惑な保健医をクビに追い込むことが出来る。その目論見は順調に進んでいるかに思えた。しかしみつばはあくまで栗山のドジの被害者という立場からは逃れられないようだった。結局は、栗山の想像以上のドジっ娘属性の前に痛い目を見るみつば。一方で栗山の包帯巻きは主に男子生徒から好評を博していたようで、そんなところもまた気にくわないみつばであった。
データ
扉絵
包帯を構えてキリッとした顔の栗山。柱紹介
登場人物
登場場所
アオリ文
縛って…⏎あ・げ・る!!
オクリ文
変態ばっかり!!
作者コメント
この冬は1人で日帰り温泉にでも行きたいけどたぶん無理。
台詞
- 「ダメよ…若干骨が見えてたじゃない」(栗山)
- 「また何もないところでつまずいちゃった……」(栗山)
- 「包帯もロクに巻けないなんて 保健医としてっていうより人間としてどーなの!?」(みつば)
- 「当たり前でしょ!! 私ぐらいになるとこんなに綺麗に巻けるようになるのよ!!」(みつば)
- 「あのっ…私に包帯の巻き方をレクチャーしてくださいっ!!」(栗山)
- 「彼のことを思うと胸が痛くて…」(吉岡)
- 「青春っていいよな」「痛いこと言うなよ」(千葉・佐藤)
- 「ふふふ…この女 想像以上に可哀想な頭をしてるわね… この調子でみんなに迷惑をかけまくってクビになってしまえばいいんだわ…!!」(みつば)
- 「…はっ 大変!! 頭から血が!!」(栗山)
- 「待って待って 変なのつながったまま…」(みつば)
キーワード
- 重傷
- 包帯
- ゴン
- 何もない所
- 保健医
- レクチャー
- 土下座
- 可哀想な頭
- クビ
- スーパー保健医
アラカルト
- サブタイトルの元ネタは、漫画『ローゼンメイデン』(PEACH-PIT)に出てくる言葉「まきますか まきませんか」から。
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※レビューはコミックス収録後に書きます。