松岡咲子(ランドセルにしまっていた数珠をバラバラにされて、その曰く付きの設定を語り出す。いろいろと雑)
- 「私の数珠が!!」
- 「これは…お寺の住職さんから授かった曰く付きの数珠なの……」
- 「はるか昔…お寺に棲み憑いていた邪悪な魔物を住職さんの力でこの数珠に封じ込めたそうな…」
- 「魔物を見たの!?」
- 「早く…数珠の珠を揃えないと大変なことに………うっ…」
- 「……………………このぐらいの長さよ…」
- 「あと1個くらいよ 多分…」
- 「出たわね!!」
- 「後ろから加勢するわ!!」
- 「折りたたみ傘だよー」
- 「んもー ふたばちゃんったら早とちりっ」
丸井ふたば(数珠を壊してしまい、魔物の話を聞いて怯え始める。折りたたみ傘を魔物だと思い込んで逃げ出してしまう)
- 「面白そ!!」
- 「どれどれ1つ目は…?」
- 「ギャ」
- 「黒い…わさわさしたもの!!」
- 「ひ…ひとはの首みたいな… あっ正解はひとはのカバンっス!!」
- 「2つ目で必ず当てるっス!!」
- 「あっ これは―――」
- 「さっちゃ…」
- 「そんなルール無いっス!!」
- 「回収 回収!!」
- 「ま…魔物…!? さっきの黒いの…!!」
- 「捜さなきゃ!!」
- 「違うかーー!!」
- 「あった--!!」
- 「あっ も1個あった!! あそこにもある!!」
- 「キャ」
- 「魔物が!!」
- 「でっ…でも大丈夫!! 数珠は揃ったっスもん!!」
- 「悪霊… 退散ーー!!」
- 「キャアアアァァァ 巨大化したあぁあ」
丸井みつば(ジャンケンで負けて、全員分のランドセルを運ぶハメに。ふたばにゲームを仕掛けて荷物を持たせようとするが…)
- 「え!? 最初はパーでしょ!?」
- 「はっ…!! もしやみんなグル…!?」
- 「もー どのカバンも重過ぎ!! 置き勉してお菓子しか入れてない私を見習いなさいよ!!」
- 「ぐっ」
- 「な…何よ この前にかけてるカバンだけ… やたらと重いわ……」
- 「誰か修行中の奴でもいるわけ?」
- 「ちょっと ふたばふたば」
- 「『カバンの持ち主誰だろなゲーム』やらない? この…私が前にかけてるカバンの中身を1つずつ取り出して誰のカバンか当てるのよ」
- 「当たるまでは取り出した中身はふたばが持ってなきゃダメよ」
- 「何それ!?」
- 「何なの!?」
- 「落ち着いて!! 多分はずれよ」
- 「さっきの黒い奴 回収しなさいよね」
- 「バカね!! それはもっと後に引きなさいよ!!」
- 「引き直しよ!! ここで終わったらつまんないでしょーが」
- 「どーりで重いハズだわ」
- 「無いわよ」
- 「木に!!」
丸井ひとは(松岡の雑な子っぷりにツッコミ)
- 「まさかこの人数で勝敗が一発で決するとは…」
- 「そんなすごい物 結構雑に扱ってるよね」
- 「大事なものなのにうろ覚え」
- 「知らない方が良さそう…」
- 「無いよ」
- 「知ってる」
- 「いろいろと雑な子だなぁ…」
杉崎みく(胸の部分に珠は無い。知ってる)
- 「はーーい みつばがカバン持ちねーー」
- 「いいから早く全部運びなさいよ!」
- 「な…無いわよ」
吉岡ゆき
- 「雨やんでよかったねー」
- 「さっちゃん!!」
- 「ガラス玉だし…高価なものなんじゃないの?」
- 「全部で何個あるの?」
- 「ちゃんとたたんで入れよ!!」
宮下
- 「今さっきお前が提案したんだろ(なんだその小芝居)」
- 「どうした?」
- 「おい 設定喋り始めたぞ」
- 「知ってるよ」
- 「しかし住職…何者なんだ…」
- 「何だアレ」