23卵性『監獄ロック』
かんごくろっく
あらすじ ぶわぁーーか
体育の時間にドロケイをすることになった3組。泥棒側になったみつばとひとはは木陰に隠れながら作戦を練っていた。ところがその密談中、警官側のふたばに見つかってしまう。そこでみつばが取った行動は、事前の打ち合わせはどこへやら、ひとはを囮にして自分だけ逃げるというものであった。あまりに最低すぎるこの仕打ち。しかしふたばは囮には目もくれず、逃げるみつばを追い始める。体育倉庫に逃げ込み、辛くもこの追跡をかわしたみつばだったが、捜索中のふたばが暴れ回ったせいで跳び箱の中から出られなくなってしまう。助けを求めるみつばの前に現れたのは、よりによってひとは。先の仕打ちを思えば助けてくれるはずもない。ところが揉めているうちに倉庫の外から鍵を掛けられしまい、ふたり揃って閉じ込められることに…。
日が沈み始める時間になっても助けは来なかった。二人きりで気まずい雰囲気のみつばとひとは。そしてみつばはひとはの異変に気付く。ひとはは苦しそうにお腹を押さえていた。そのただならぬ様子を見たみつばは、意地を張っている場合ではないと覚悟を決める。とにかく脱出しなくては。扉を壊そうとバットを振るい始めるみつば。しかし時間は虚しく過ぎるばかりであった。そして二人とも限界を迎えた頃、ようやく救いの手は差し伸べられた。放たれた扉に気持ちが緩んだのかポロポロと涙をこぼすみつばに対して、ひとははひと言、こう答えた。「ぶわぁーーか」。
日が沈み始める時間になっても助けは来なかった。二人きりで気まずい雰囲気のみつばとひとは。そしてみつばはひとはの異変に気付く。ひとはは苦しそうにお腹を押さえていた。そのただならぬ様子を見たみつばは、意地を張っている場合ではないと覚悟を決める。とにかく脱出しなくては。扉を壊そうとバットを振るい始めるみつば。しかし時間は虚しく過ぎるばかりであった。そして二人とも限界を迎えた頃、ようやく救いの手は差し伸べられた。放たれた扉に気持ちが緩んだのかポロポロと涙をこぼすみつばに対して、ひとははひと言、こう答えた。「ぶわぁーーか」。
データ
扉絵
暗闇の中、焦った様子のブルマ姿のみつば。柱紹介
登場人物
登場場所
- 鴨橋小学校(校庭・体育倉庫)
アオリ文
暗闇から⏎出られない!!
オクリ文
まぁ…元はといえばみつばが悪いからね…。
作者コメント
行きつけのお店が次々に閉店していきます。
台詞
キーワード
アラカルト
- サブタイトルの元ネタは、米映画『監獄ロック』(1957年)およびその主題歌から。原題は「Jailhouse Rock」。
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※レビューはコミックス収録後に書きます。