22卵性『Dr.写経診療所』
どくたーしゃきょうしんりょうじょ
あらすじ やはり憑かれてるのね…
授業中に突然倒れた矢部の様子を見に、保健室へと赴いたひとは。そこで彼女は思いがけない光景を目撃してしまう。ベッドの上で半裸になった矢部に覆い被さる、ある女生徒。すわ意識がないのをいいことに逆手籠めか…なんてことはあるはずもなく、それはひとはも知っている――オカルト大好き少女・松岡咲子であった。松岡は矢部が倒れたのは悪霊の仕業だと断定し、彼の全身に写経を施していたのだという。ためらいなく矢部の服を脱がして筆を走らせる松岡には、さすがのひとはもたじたじであった。また余計なことに巻き込まれまいと、ひとははその場を去ろうとする。
だが運命は彼女を逃してはくれなかった。松岡の不始末で頭から落ちそうになった矢部を助けるため、身を挺したひとは。熱にうなされる矢部の体を支えたために、経文を書いた水性ペンのインクが服に写ってしまう。そしてそこへ誰かが戻ってくる。この状況を見られては言い逃れできない。まずは全裸の矢部にパンツをはかせなくては…。だがその時、折り悪く矢部が目を覚ましてしまう。焦るひとは。そして松岡の予想外の行動が彼女にトドメを刺した。ひとはの頭にすっぽり被せられる矢部のパンツ。(松岡的には)除霊のためである。混乱する矢部、感心する松岡とは対照的に、もはや魂ここにあらずのひとは。除霊されたのはひとはの方だったのかも知れない…。
だが運命は彼女を逃してはくれなかった。松岡の不始末で頭から落ちそうになった矢部を助けるため、身を挺したひとは。熱にうなされる矢部の体を支えたために、経文を書いた水性ペンのインクが服に写ってしまう。そしてそこへ誰かが戻ってくる。この状況を見られては言い逃れできない。まずは全裸の矢部にパンツをはかせなくては…。だがその時、折り悪く矢部が目を覚ましてしまう。焦るひとは。そして松岡の予想外の行動が彼女にトドメを刺した。ひとはの頭にすっぽり被せられる矢部のパンツ。(松岡的には)除霊のためである。混乱する矢部、感心する松岡とは対照的に、もはや魂ここにあらずのひとは。除霊されたのはひとはの方だったのかも知れない…。
データ
扉絵
憮然とした顔のひとは。そのおでこには松岡が書いた「呪」の文字が。柱紹介
登場人物
登場場所
アオリ文
あなた…⏎憑かれて⏎ませんか…?
オクリ文
誰か⏎ひとはのスイッチ⏎押してあげて!! ※
作者コメント
コタツを出そうか1日中悩む、そんな季節ですね。
台詞
- 「うふふ…うふふ」(松岡)
- 「あっ 三女さん 今 体に写経してるとこ!!」(松岡)
- 「前からうちの教室 おかしいと思ってたのよ…よく物が壊れるし ケガ人多いし…きっと呪われてるんだわ…!!」(松岡)
- 「ごめん…(妹として)」(ひとは)
- 「やはり憑かれてるのね…」(松岡)
- 「松岡さん!!」「? 全身に書かなきゃ取られちゃうよ?」(ひとは・松岡)
- 「悪霊め…」「ミスを霊のせいにしないで」(松岡・ひとは)
- 「どうして水性ペンで書いたの…」(ひとは)
- 「過去の反省を活かしてみました!!」(松岡)
- 「もっと寝てた方がいいですよ お願いだから」(ひとは)
- 「ふふ…ひとはちゃんが珍しく優しい…たまには床に伏せるのもいいかな…」(矢部)
- 「矢部っちのパンツが必要だったんでしょ!?(除霊に)」(松岡)
- 「矢部っちが元気になったわ…!! さすが三女さん!!」(松岡)
- 「矢部先生 また変態してる~」(栗山)
キーワード
アラカルト
- サブタイトルの元ネタは、TVドラマ化もされた漫画『Dr.コトー診療所』(山田貴敏)
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※レビューはコミックス収録後に書きます。