19卵性『白い恋人』
しろいこいびと
あらすじ 真っ当な道はあきらめて変態として生きる道を選ぼうぜ?
優等生で通っていた佐藤信也の平穏な日常は、ある出来事をきっかけに暗転することとなった。三つ子の部屋でパンツを被るという失態を演じた翌朝、佐藤はみつばと顔を合わせるなり「変態」呼ばわりされてしまう。偶発的な事故だと身の潔白を訴える佐藤だったが、みつばは一切聞く耳を持とうとしない。それどころかふたばに至っては佐藤=パンツ好きと認識したらしく、こっそりみつばのパンツを持ち出して、佐藤にプレゼントしようとする始末。そして事態はさらに悲劇的な方向へ進展していく。その黒幕は親友であり、先の事件の共犯でもあるはずの千葉であった。
解けない誤解に肩を落としながら席に着いた佐藤。その彼を無情のパンツ攻勢が見舞う。机や下駄箱の中にぎっしりと詰め込まれたパンツ。千葉に唆されたふたばの仕業である。なおもふたばはパンツを渡そうと佐藤を追いかけ回すが、佐藤当人からすれば風評被害もいいところ。影で暗躍していた千葉はその無様な姿をあざ笑う。変態として生きる道を説く千葉だったが、佐藤はそれを拒絶する。一方なぜ佐藤がパンツを受け取ろうとしないのか首を傾げるふたばに、千葉は悪魔のアドバイスを与えた。パンツははいてこそ価値があるものなのだと。それを聞いたふたばはスパッツの上からパンツを装着するという、前衛的すぎる姿で佐藤の前に現れる。周囲の目を気にした佐藤は、焦るあまり自らふたばのパンツを脱がそうとするが…。その場面を目撃したみつばが誤解を決定的なものにしたのも仕方ないだろう。間の悪すぎる男・佐藤。優等生改め――変態。
解けない誤解に肩を落としながら席に着いた佐藤。その彼を無情のパンツ攻勢が見舞う。机や下駄箱の中にぎっしりと詰め込まれたパンツ。千葉に唆されたふたばの仕業である。なおもふたばはパンツを渡そうと佐藤を追いかけ回すが、佐藤当人からすれば風評被害もいいところ。影で暗躍していた千葉はその無様な姿をあざ笑う。変態として生きる道を説く千葉だったが、佐藤はそれを拒絶する。一方なぜ佐藤がパンツを受け取ろうとしないのか首を傾げるふたばに、千葉は悪魔のアドバイスを与えた。パンツははいてこそ価値があるものなのだと。それを聞いたふたばはスパッツの上からパンツを装着するという、前衛的すぎる姿で佐藤の前に現れる。周囲の目を気にした佐藤は、焦るあまり自らふたばのパンツを脱がそうとするが…。その場面を目撃したみつばが誤解を決定的なものにしたのも仕方ないだろう。間の悪すぎる男・佐藤。優等生改め――変態。
データ
扉絵
たくさんのみつばの動物パンツを抱えるふたば。そしてその山に押し潰されている佐藤。柱紹介
登場人物
登場場所
アオリ文
パンツは⏎好きですか?
オクリ文
強く⏎生きろ!!
作者コメント
スーパーやコンビニで売ってる1人用鍋が便利で美味しい。
台詞
- 「出たわね変態!!」(みつば)
- 「違う…昨日のアレは…事故だ!!」(佐藤)
- 「ふたば お前は信じてくれるよな? 俺は根っからの真面目人間だぜ?」(佐藤)
- 「みっちゃんには内緒」(ふたば)
- 「わかってねえな ふたば」「千葉氏!!」(千葉・ふたば)
- 「直接渡されるんじゃあ恥ずかしいんだろ あいつ照れ屋だからな」(千葉)
- 「じゃじゃあん」「手品みたいに出すな!!」(ふたば・佐藤)
- 「真っ当な道はあきらめて変態として生きる道を選ぼうぜ?」(千葉)
- 「パンツってえもんはそれそのものよりも はいていることに価値があるんだぜ…!?」(千葉)
- 「なんだ その前衛的なファッションは!?」(佐藤)
- 「もう……みっちゃんの目を盗んでいっぱい持ってきたのに……」(ふたば)
- 「ほしい?」(ふたば)
- 「わかった!! ほしい!! ほしいから早く脱げ!!」(佐藤)
キーワード
アラカルト
- サブタイトルの元ネタは、北海道土産の定番とも言える銘菓『白い恋人』(石屋製菓)より。
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※レビューはコミックス収録後に書きます。