18卵性『パンツは友だち』
ぱんつはともだち
あらすじ 女子の部屋に隠されているという 男子の想像をはるかに超えた危険な力を持つ秘宝である!!
ある日帰宅したみつばを出迎えたのは、ふたばと同級生の男子たちであった。あつかましくも男子禁制の花園でもある三つ子の部屋に居座っていたのは、優等生の佐藤とそのツレの千葉。二人はふたばと共に理科の課題に取り組んでいたらしい。彼らの所在なげな様子に不審な眼差しを送りながらも、みつばは部屋を後にする。そしてみつばのこの危惧は的中していたのだった。
残る邪魔者はふたば。千葉はふたばを買い物に行かせることで部屋から追い出すことに成功する。かくして三つ子の部屋は男子ふたりに占拠されたのである。女子の部屋、それは少年たちにとって無限の可能性を秘めた未知の領域。このお宝の山を前にして千葉は本性をあらわにする。開け放たれるクローゼット、そしてパンツがいっぱいに詰まったチェスト。優等生らしく千葉の暴挙を止めに入った佐藤も、色とりどりに花を咲かせるパンツの山を見せられ息を呑む。しかし至福のプレシャスタイムも長くは続かなかった。みつばが戻ってきたのだ。どうにかこの危機を凌いだ千葉たちだったが、その安堵が油断を招いたのだろうか。パンツリフティングに夢中になっていた彼らは、再びみつばたちが戻ってきたのに気付いていなかった。扉が開かれ、男たちの宴が終わりを告げたその瞬間、みつばのくまパンは佐藤の顔面に被さっていた。これがパンツ男=佐藤の苦悩の始まりである。
残る邪魔者はふたば。千葉はふたばを買い物に行かせることで部屋から追い出すことに成功する。かくして三つ子の部屋は男子ふたりに占拠されたのである。女子の部屋、それは少年たちにとって無限の可能性を秘めた未知の領域。このお宝の山を前にして千葉は本性をあらわにする。開け放たれるクローゼット、そしてパンツがいっぱいに詰まったチェスト。優等生らしく千葉の暴挙を止めに入った佐藤も、色とりどりに花を咲かせるパンツの山を見せられ息を呑む。しかし至福のプレシャスタイムも長くは続かなかった。みつばが戻ってきたのだ。どうにかこの危機を凌いだ千葉たちだったが、その安堵が油断を招いたのだろうか。パンツリフティングに夢中になっていた彼らは、再びみつばたちが戻ってきたのに気付いていなかった。扉が開かれ、男たちの宴が終わりを告げたその瞬間、みつばのくまパンは佐藤の顔面に被さっていた。これがパンツ男=佐藤の苦悩の始まりである。
データ
扉絵
背中合わせで立つ佐藤&千葉。そして彼らに冷たい視線を送るみつばと手を振るふたば。柱紹介
登場人物
登場場所
- 丸井家(三つ子の部屋・廊下)
アオリ文
女の子の部屋に⏎入る男の子は…!?
オクリ文
とりあえず⏎パンツ外せ!!
作者コメント
バスに乗りたい時に限って小銭がない。自転車、カムバック!!
台詞
- 「なんで私の部屋に汚い男どもがいんのよ!?」(みつば)
- 「ま…まったく女子の部屋ってのは居心地が悪いもんだぜ……」(千葉)
- 「優等生ほど頭の中じゃ何考えてるかわかったもんじゃないわ 本当に!!」(みつば)
- 「大チャンスだ佐藤!! プレシャスハントの時間だぜ!!」(千葉)
- 「女子の部屋に隠されているという 男子の想像をはるかに超えた危険な力を持つ秘宝である!!」(千葉)
- 「これを見ても まだ優等生ぶっていられるかね………?」(千葉)
- 「………ぱんつ…」(佐藤)
- 「よし!! どれが誰のパンツか当てっこしようぜ!!」「なんだそのまったくときめかないゲームは……」(千葉・佐藤)
- 「堅いことばっか言いやがって 役人か お前は」(千葉)
- 「さすが鴨小のエースストライカーだぜ!!」(千葉)
- 「ところで 俺のパンツプロファイリングによると このクマぱんつはふたばのだなっ!!」(千葉)
- 「ちっ…違うんだふたば お前の幼稚なぱんつなんか被るわけないだろ!?」(佐藤)
- 「うるさい!!」(みつば)
キーワード
アラカルト
- サブタイトルの元ネタは、サッカー漫画の金字塔『キャプテン翼』(高橋陽一)の有名な台詞「ボールは友達」から。
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※レビューはコミックス収録後に書きます。