『三十路大昔物語』
みそじおおむかしものがたり

あらすじ しっ 黙って!! 今 盗聴してんだから!!

今昔物語の第5弾。美少女として男子人気もあった女子高生当時の海江田が、如何にして堕ちていったかが描かれる。
別のクラスの男子(相馬)から告白された海江田だが、もう慣れっ子なのかその態度は素っ気ない。まずは友達からでも…と言われても、男女の友情なんてあり得ないと距離を置こうとする。結局ふたりの話は噛み合わず、新たな玉砕記録が積み重ねられただけであった。このようにこの頃の彼女は男子たちにとって高嶺の花だったようだ。とはいえ海江田自身も彼氏が欲しくないわけではない。彼女は適当な男を見繕うべく、行動に移ることにする。しかし覗きや追跡、果ては盗聴にまで手を出し始めた彼女の奇行は周囲の噂になり、やがて彼女に言い寄る男もいなくなっていった。その成れの果てが今の彼女である。かつてフッた男の出世話を聞き、涙ながらに酒を煽る哀しき三十路女…。

データ

扉絵

なし

登場人物

登場場所

  • 海江田の高校ほか
  • 海江田の部屋

台詞

  • 「私 あなたのこと何も知らないわ」(海江田
  • 「名前は知ってるけど………ほら趣味とか特技とか親の年収とかよ…」(海江田
  • 「イヤイヤイヤイヤ」(海江田
  • 「私 男女の友情とかありえない派なのよ!!」(海江田
  • 「あんなのただの綺麗事よ みんな下心があるに決まってんじゃん!!」(海江田
  • 「恋人でもないのにデートとか…勘違いされちゃうじゃん!!」(海江田
  • 「別に…彼氏が欲しくないわけじゃないのよ よく知らない男子と仲良くできないだけ」(海江田
  • 「もーー真面目すぎ」(女子)
  • 「それで気の合いそうな奴をキープして牧場のような感じに…」(海江田
  • 「しっ 黙って!! 今 盗聴してんだから!!」(海江田
  • 「ストーキング・クイーンと噂されるようになった海江田さんは… それ以来男性に言い寄られることも少なくなり… 現在に至るそうです」(ナレーション)
  • 「へぇ~ そんな奴いたっけ~? ぜんっぜん覚えてない!!」(海江田

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