11卵性『お父さんは心配性な不審者』
おとうさんはしんぱいしょうなふしんしゃ
あらすじ 触んないでよ このパンツ泥棒ーー!!
プール開きが終わり、着替え中の女子たちで賑わう更衣室でその事件は発覚した。プールバッグに入っていたはずの三つ子のパンツがなくなっていたのである。盗まれたと三つ子は矢部に訴え、プールはにわかに騒ぎとなる。しかし同時刻。事件の真相を知る人物が学校に向けて炎天下をひた走っていた。その人物――三つ子の父・丸井草次郎の手には三つ子のパンツが握りしめられていた。すなわちパンツは盗まれたのではなく、単に三つ子が持っていくのを忘れていただけだったのである。そうとは知らぬ三つ子は犯人探しを始める。クラスメイトによる怨恨、あるいは矢部の犯行を疑う三つ子たち。こうしてプールは不穏な空気に包まれることに。
一方学校へとたどり着いた草次郎は、外からプールの様子を伺っていた。しかしその光景は傍から見れば、学校への侵入を試みる不審者そのもの。密かに通行人に通報されていたことも知らずに、矢部が娘たちに破廉恥な行為を働いていると勘違いした草次郎は、憤怒の雄叫びと共にプールの壁を破壊して、ついに校内への侵入を果たした。すわ犯人襲来かと怯える矢部。一方で「忘れていった」という父の言葉を聞いて、ようやく真相に気付いた三つ子。だがメンツから保身に走った愛娘たちにより、哀れ父親は駆けつけた警察の手に引き渡されてしまった。しかし裏切りには当然報いがある。その晩、怒り心頭の父の手により物置に閉じ込められ、反省させられる三つ子であった。
一方学校へとたどり着いた草次郎は、外からプールの様子を伺っていた。しかしその光景は傍から見れば、学校への侵入を試みる不審者そのもの。密かに通行人に通報されていたことも知らずに、矢部が娘たちに破廉恥な行為を働いていると勘違いした草次郎は、憤怒の雄叫びと共にプールの壁を破壊して、ついに校内への侵入を果たした。すわ犯人襲来かと怯える矢部。一方で「忘れていった」という父の言葉を聞いて、ようやく真相に気付いた三つ子。だがメンツから保身に走った愛娘たちにより、哀れ父親は駆けつけた警察の手に引き渡されてしまった。しかし裏切りには当然報いがある。その晩、怒り心頭の父の手により物置に閉じ込められ、反省させられる三つ子であった。
データ
扉絵
プールから上がって、タオルで髪を拭いているスク水姿のふたばとみつば。柱紹介
登場人物
登場場所
- 鴨橋小学校(プール)
- 道路
アオリ文
夏、プールとくれば…⏎大事件!?
オクリ文
とーぜんだ!!
作者コメント
風呂場にチョウバエ繁殖中。排水口の掃除を怠った自分に喝ッツ!
台詞
- 「これで今日はお風呂に入らなくて大丈夫っスね!!」(ふたば)
- 「まったく下劣よね!! まあ私のは高値で取り引きされるものであるから いたしかたないけれど!!」(みつば)
- 「探したわよ しらみつぶしに!!」(みつば)
- 「3つ揃うとより価値が上がるとか…」(ひとは)
- 「何色のパンツなの~~?」(矢部)
- 「私が推理するにこれは………怨恨です!!」(ひとは)
- 「今まで言わなかったけど私 三つ子嫌い」(クラスメイト)
- 「前々から私を見る目は異常だと思ってたのよ!!」(みつば)
- 「んごあぁ」(草次郎)
- 「犯人きたーー!!」(矢部)
- 「この変態があーー!!」「ここっ…こっちのセリフだあーー!!」(草次郎・矢部)
- 「触んないでよ このパンツ泥棒ーー!!」(みつば)
キーワード
アラカルト
- サブタイトルの元ネタは、りぼんで連載されていたギャグ漫画『お父さんは心配症』(岡田あーみん)。この元ネタとは「性」の字が違います。
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※レビューはコミックス収録後に書きます。