吉岡純次
よしおか じゅんじ

パーソナリティダンディすぎる吉岡パパ

吉岡ゆきの父親で、絵本作家。妻は紗江子。大ヒットしたシリーズ『ナマコちゃん』の作者だが、長らく娘にはその事実を明かしておらず、官能小説家だと誤解されていた。

ルックス

日本人離れしたラテン系のダンディ紳士。とにかく濃い。眉毛・ヒゲ・揉み上げ・腕毛や胸毛など全身が毛深い。いかにもフェロモン濃厚そう。その外見や昼間から自宅でグラスを傾けているライフスタイル(*142275)から、みつばにはジゴロと断定されていた(*166)。ファッションの方もシャツの胸元を開いて胸毛をのぞかせるという、ダンディすぎるスタイルである。目は細めだが、くっきりとした二重の流し目がセクシー。髪は太く濃い黒髪。アップにした前髪を左右に分けている。後ろ髪はやや長め。その太くたくましい眉毛は、娘のゆきにも受け継がれている。揉み上げからあごまで薄くヒゲを伸ばしている。

性格

その濃すぎる外見に反して、中身の方はみつどもえでも1・2位を争う「まともな人」。物腰穏やかで落ち着いた大人の男といった印象を受けるが、実は紗江子いわく「プライドが高い上に小心者」(*166)。自作に対する娘の評価を聞くのを怖がっていたように、相当ナイーブな性格らしい。またいい歳してお化けの類が苦手らしく、魔物という言葉を聞いただけで怯えていた(*999)ほど。口数はあまり多くないが、『ナマコちゃん』創作時のやり取り(*186)で見せたようにユーモアセンスがあるようだ。吉岡の口癖「愛の形は人それぞれだよね」は、彼がオリジナルの模様(*135)

人間関係

吉岡ゆき(娘)パパゆき
娘のゆきにはずっと絵本作家という自分の職業を明かせずにいた。それは幼い頃のゆきに自分の作品を「つまらない」と言われたことがショックで、面白いと言ってもらえるまでは秘密にしておくと心に誓ったためである(*166)。ただいざその場を迎えようとした際には、そのプレッシャーに耐えきれず逃げ出した(*257)。そしてひとはが余計な情報を吹き込んだせいで、ゆきが彼の職業を官能小説家(岡ジュン)と勘違いしてしまうことにも繋がった。これらはゆきが既に真相に気付いていたことが明かされて決着を見たが(*345)、その時の出来事がきっかけで、純次が本当に絵本作家から完納小説家への転身を果たすことになった。またゆきの外見上の特徴である太い眉毛は、父親の彼からの遺伝によるものである。
吉岡紗江子(妻)あなた???
妻の紗江子は今でも彼にぞっこんである。その惚れっぷりは度を過ぎており、夫に近づく女性は全て誘惑を試みる存在と見なされ排除される。それは小学生とて例外ではない。夫婦としてはどこか頼りないところのある彼を支える妻、そして時に取り乱す妻を優しくなだめる夫と、ある意味バランスのとれた関係である。
丸井ひとは
家族以外ではひとはとの接点が多い。初対面時は男装していたひとはを一目で女の子と見抜いた(*166)。また彼の代表作となった『ナマコちゃん』はひとはたちとの会話からの着想を得たものであり(*186)、それを理由にひとはは報酬をたかりに訪れた(*275)

台詞・擬音

アラカルト

絵本作家として

幼児向けの絵本作家で、ペンネームは「じゅんじぃ」。作中で生まれ世に送り出した『ナマコちゃん』が大ヒットし、作家としての成功を収めた。それ以外の作品は、「まるまるぞうさん」「とことこぶうちゃん」「もりのおんがく」「ぽかぽか森のラビィちゃん」など。

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