パーソナリティちょっと不審な三つ子パパ

三つ子の父親。元イケメンにして、現・不審者。鴨橋周辺に出没する不審者として警察のお世話になることも多いが、本当は３人の娘を男手ひとつで育てる立派なパパさんである。

ルックス

大柄で強面。その熊の如き風貌から、鴨橋近辺では不審者扱いされている。何もしていなくても外を歩いているだけで職質されるのは当たり前(*21)、問答無用で警察に連行される(*224)のも日常茶飯事である。そのため警察とも顔見知りになっている。
目は普段は糸目。当初の案ではスキンヘッドだったようだが、さすがに怖すぎるということで現在の坊主頭になった(※1)。外出時は青いキャップを被り、家の中では頭にタオルを巻いている。多少痩せて見えるという理由でヒゲを剃らずにいるが(*21)、かえって不審度が増していることは否めない。体格は身長１８０ｃｍ以上(*97)、体重は１００ｋｇ越え確実か。かつては佐藤そっくり(*43)の美少年で、数年前まではモデルか芸能人でも通用しそうなイケメンパパだったが、太ってしまった現在となってはもはや見る影もない。特に顔以上に体型の劣化が著しく、メタボが著しく進行した今ではお腹の上にたっぷり脂肪が乗っている。スポーツ万能だったというのも昔の話で、今ではラジオ体操しただけで息が上がってしまう(*59)。
(※1) わりとどうでもいいキャラクターに関するメモ③より、「当初はスキンヘッドだったのですが違う意味で怖いのでやめました。」

性格

口下手で不器用な面が見られる。イケメン時代からボソボソとした喋り方をしており、口数もさほど多い方ではないようだ。そのため不用意な言動が原因で誤解を招いてしまうことも少なくない。このあたりの性格はひとはに受け継がれている感も。娘のこととなると人が変わり、鉄拳制裁も厭わない。ふたばやひとはに対しては比較的甘い父親だが、娘たちが不始末をしでかした時にはおしおきや説教するなど厳しい面も見せる。

人間関係

家族構成は三つ子との４人家族。妻（三つ子の母親）は所在不明。別居している母親（おばあちゃん）が登場している。名前からして次男と思われる。

丸井みつば（長女）パパみつば

長女のみつばは、反抗期まっただ中といったところ。「うざったい」「キモい」など普段から父親を口汚く罵っている。自分がモデルのキャラが草次郎とキスしている漫画を見た時には鳥肌を立てるほどで(*114)、生理的に父親という存在を受け付けないようだ。自身の欲求に素直なみつばはたびたびおイタをするため、草次郎のゲンコツや説教を食らう機会もひときわ多い。それでも父親はあくまで父親。「物を大事にする子」(*104)「パパと似て不器用だから心配」(*97)など、本人の居ないところでは意外とみつばのことを気に掛けている。

丸井ふたばパパふたば

次女のふたばは相変わらず父親にベッタリ。一番好きな人はパパで、将来はパパと結婚すると言ってはばからない。毎日一緒にお風呂に入り、時々一緒に寝る(*54)。写真も常に身につけていたい(*43)。佐藤に対する好意も「パパに似ている」から(*35)。このように「愛情の基準＝パパ」なふたばはファザコンと言って差し支えないだろう。そんなふうに今でも昔と変わらず懐いてくれているふたばは、草次郎からしても目に入れても痛くないほど可愛い存在。ゆえに姉妹の中でも特に甘い。子離れ・親離れが出来ていない関係と言えよう。

丸井ひとはパパひとは

三女のひとはとの関係は、つかず離れずと言ったところ。みつばのように反抗的でもなければ、ふたばのように甘えてくるでもない。本人曰く「別に好きじゃないけど」(*54)。またひとはの場合は丸井家の母親としての役割が大きい分、普段娘としての顔は抑えている印象がある。それでも草次郎にとって大切な娘には違いない。人間関係が不得手なひとはのことは気掛かりでもあり、ふたばほどあからさまではないが割と甘い。ひとはの方も二人きりになった時には（草次郎への気遣いも込みで）娘としての振る舞いを見せていた(*145)。

矢部智

娘たちの担任教師にも関わらず、家庭訪問(*50)の際にひとはに手を出す姿を目撃したために、初期の印象は最悪である。今では誤解も解けて内心ではある程度彼のことを認めていると思われるが、矢部がやらかした時には問答無用＆遠慮なくボコる。

佐藤あかり丸井さん

以前から顔見知りだった模様。ふたばと佐藤の将来については意気投合している(*135)

台詞・擬音

「娘に負けるわけに…いくかーー！！」（16卵性『パパと踊る前夜祭』）
「確かに…何もしてないのに何度警察のお世話になったことか………夜道を歩けば１００％職質されるしな……」（21卵性『ヒゲとボイン』）
「フッ…みつばの言う通り全部剃ってみたらどう見てもさわやかなパパだな！！　さらにサングラスでシャープな印象に！！」（21卵性『ヒゲとボイン』）
「お……俺は…俺はバカだ…！！　勝手に嫌われていると思い込んでいた…！」（21卵性『ヒゲとボイン』）
「小学生の娘をたぶらかす輩には……死あるのみ！！」（35卵性『それでもパパはやってない』）
「俺はわかるぞ佐藤くんこれでも中学高校とモテたんだよ」（35卵性『それでもパパはやってない』）
「なにかなこれは…パパの顔も掃除しろってこと？」（42卵性『本域変態ガチレンジャー』）
「この頃のパパはそりゃあモテたもんさ…」（54卵性『パパとムスメの１時間』）
「もういい」（59卵性『判子の旅』）
「苦手なことから逃げていたら何もできないぞ！！」（60卵性『無抵抗平ら系水泳部どうしよう』）
「お前らのことならなんでも知っているんだよ」（67卵性『ふしぎなベルト』）
「こんなの偶然だ！！」（92卵性『バカとテストと召還乳』）
「みつばはパパに似て要領が悪いからクラスで浮いてないか心配だよ」（97卵性『おやこくらぶ』）
「ワクワクしすぎて早く来すぎてしまった……　みつば怒るかな…」（98卵性『ママと小学６年生』）
「知ってるよ　案外物を大切にする子だからね」（104卵性『ガールズスプリンクラー』）
「だって親父としての大仕事じゃないか…　まぁ…イヤならいいんだ……　二人三脚なんて……」（112卵性『同じ空の下の下』）
「すごく失礼なことを言われた気がするんだけど？」（119卵性『ぐるぐる』）
「名乗りでなかったら半殺しにできたんだがな」（124卵性『サンタが息を殺してやってくる』）
「佐藤くんにならふたばを任せられる」（135卵性『Pinkな遺伝子』）
「ふたばが成長して強くなるにつれパパは脂肪が厚くなっているから大丈夫」（145卵性『佐藤家の食卓』）
「もうしばらくしたら当たりまえのことになるんじゃないかと思うともう…悲しくて…孤独で…」（168卵性『ぼっこぼこ』）
「100％痴漢と間違われるのだよ　太ってからは年に５回くらいしか乗らない」（185卵性『スーパーミラクル☆トレイン』）
「失礼な！！こう見えても昔はブイブイ言わせていたよ　声をかければ１人２人とホイホイ寄ってきてだな…」（195卵性『墓地を見おろす黒い家』）
「溺愛する気持ちは痛い程わかるがいつ解放してくれるのかな？」（224卵性『正解はひとつ！じゃないんだからねっ!!』）
「パパがコレを松岡さんの家に持って行ったら…もうシャバには戻ってこれないよ！！」（263卵性『サンタが涅槃からやってくる』）
「パパはその気持ちを大切にしてあげたい」（290卵性『埼玉の小学生とひとの日記』）
「待て待て待てこれ闇市だろどう見ても」（332卵性『フリーマーケットダンジョン』）
「モウチョットダケミテイナクテハ」（333卵性『サンタが娑婆にやってくる』）

アラカルト

職業不詳？

いまだに謎に包まれている草次郎の職業。電車に乗らず(*185)徒歩で通勤。ラフな格好での出勤可。しばしば欠勤（連行）しても不問。運動不足ぎみ。比較的早い帰宅時間。クリスマスには遅い帰宅も(*124)。でっぷりとした体型を考えると肉体労働ではなさそう。たびたび警察のお世話になってもクビにならないことから、役所などのお堅い仕事でもないだろう。ある程度フリーに活動できて、腕前だけで評価される実力重視の技能系職業…といったところだろうか？

みつごのたましい