ナマコをモチーフとしたキャラクター及びその作品。見た目は緑色のナマコ。頭には小さいリボン。パンダ目の愛らしい表情をしている。ただし後ろ向きにすると「みどりのう○こ」(*246)。
作者は絵本作家の吉岡純次（ペンネームは「じゅんじぃ」）。新作で悩んでいた純次がひとは・杉崎との会話をヒントに描いたのが誕生のきっかけ(*186)。ナマコというキワモノのキャラになったのは、単に人気漫画『ＮＡＭＡ』をもじったためである。純次がおふざけで描いただけかと思いきや、そのまま出版されて「大人も泣ける絵本」としてヒットした。その人気は留まるところを知らず、様々な方面へ商品展開している。ぬいぐるみ(*246)やパンツ(*203)、テレビＣＭもうたれたカレー(*275)等のグッズ・商品が販売されているほか、着ぐるみ(*257)が作成されて、撮影会(*310)を開催するまでになった。この人気ぶり、もはや全国的に認知されたキャラと言っても過言ではないだろう。この作品の大ヒットにより、吉岡家の財政はたいそう潤っているらしい。
作品の登場人物には主人公であるナマコちゃんのほか、ユイちゃんとアツシくんがいる。この登場人物の名前も元ネタとなった『ＮＡＭＡ』に由来したものである。