2014年のみつどもえを振り返る②
年末が近づくと巷を賑わせる話題に倣って、ちょっと違う視点から2014年の『みつどもえ』を振り返ってみたいと思います。
今年最も活躍したり話題になった人、すなわち1年の「顔」と言える人を選出する『タイム』誌恒例の企画。それがパーソン・オブ・ザ・イヤーです。
これを『みつどもえ』でも勝手に選んでみようという目論見でございます。2014年の『みつどもえ』の顔と言えるのは、果たして誰だったのでしょうか!? ちなみに同様の趣旨で、扉絵への登場回数を元にランキング化した「扉絵ランキング」という記事がございまして、こちらにおける本年度の順位は次のようになっております。
と、ご覧のようにみっちゃんが1位。年初から先頭に立ち、終始そのリードを保ったままゴールテープを切りました。
トップは三つ子が独占しているわけですが、三つ子はカラー扉のときに大抵セットで登場するというアドバンテージがあるため、それだけで純粋に「今年の顔」だったと言えるかはやや微妙なところです。
そこで今回はこれとは別の基準として「主役を張った回数」でランキングしてみることにしました。今年の顔と言うからには、それだけ主役を張った回数も多いはずです。ただ『みつどもえ』の場合、ひとえに主役と言っても複数のキャラが同時に主役格を担うこともあるので、「主役の占有度」に少し重みをつけてみることにします。具体的には…
このような結果となりました。「扉絵ランキング」では1年を通して首位を独走していたみっちゃんですが、こちらのランキングではなんと3位タイに終わっています。これは言うなれば雑誌の巻頭グラビアみたいなもので、ビジュアル的には目立ってはいたものの、話の中身においては意外と活躍できていなかったということなのかも知れません。もっともその主役のうちの1回が、みつたま的にはとてつもないインパクトだったわけですが…。
主演賞:丸井ひとは
2014年はひとはが頭ひとつ抜け出しており、それに続くのがふたば。その下にみっちゃんとおがちんが並ぶという構図だったようです。確かにひとはは269卵性『私は友達が少ない』や276卵性『暗闇のドッキリ』など単独主役回もあれば、277卵性『浮かないふたり』・282卵性『渾沌のグルメ』のように他のキャラとの絡みもこなしており、年間を通して印象的な役回りを担っていたように思います。これこそ「今年の顔」にふさわしい活躍だったと言えるでしょう。この結果を踏まえまして、2014年の「みつどもえ・パーソン・オブ・ザ・イヤー」の称号は、丸井ひとはさんに贈られることになりました! わー! 皆さん拍手!
助演賞:緒方愛梨
主人公の三つ子に食い込む形で、大健闘を見せたのがおがちん。1月号の2話連続主役により、滑り込みで浮上してきた模様です。今年はいつものパワー溢れる暴走っぷりに加え、クリスマスにはこれまでとは違う新鮮な一面も見せてくれました。また年初の266卵性『私とツイスターの1時間』と、トリの288卵性『サンタが夜の街からやってくる』で主役級を務めており、今年はおがちんで始まりおがちんで終わった年だったと言えるかもしれませんね。この活躍を評し、緒方愛梨さんには助演賞を贈りたいと思います。わーぱちぱちぱちっ!
新人賞:三峰メグ
初めて大役を務めた66卵性『痴女の奇妙な冒険』では純真無垢さの象徴だったメグちゃん。しかし273卵性『スーパーヒーローヒロイン大戦』で見せた小悪魔少女的な振る舞いは、それまでの彼女のイメージに対する認識を改めさせるに十分な新境地だったと思います。そこで今後への期待も込めて、三峰メグさんには新人賞を贈呈いたします。来年の「台風の目」となるような活躍を期待しております。
残念賞:佐藤絵理・吉岡紗江子
最後に残念賞。これはメイン級のキャラでありながら、今年一度も出番がなかったお二方に贈られることになりました。来年こそは良い役をゲットして、誌面を賑わせてくださることを心より願っております。
なお佐藤絵理さんに関しましては、のりお先生のTwitterには登場されておりましたので、こちらで成分を補充することにいたしましょう。ほろほろ。
振り返り企画は、あともう1回あります。お楽しみに!
パーソン・オブ・ザ・イヤー
これを『みつどもえ』でも勝手に選んでみようという目論見でございます。2014年の『みつどもえ』の顔と言えるのは、果たして誰だったのでしょうか!? ちなみに同様の趣旨で、扉絵への登場回数を元にランキング化した「扉絵ランキング」という記事がございまして、こちらにおける本年度の順位は次のようになっております。
順位 | キャラ | ポイント |
---|---|---|
1 | 丸井みつば | 18.0 |
2 | 丸井ひとは | 14.5 |
3 | 丸井ふたば | 12.0 |
4 | 緒方愛梨 | 8.0 |
5 | 杉崎みく | 6.0 |
6 | 吉岡ゆき | 5.0 |
7 | 宮下 | 3.5 |
8 | 伊藤詩織 | 2.5 |
8 | 加藤真由美 | 2.5 |
トップは三つ子が独占しているわけですが、三つ子はカラー扉のときに大抵セットで登場するというアドバンテージがあるため、それだけで純粋に「今年の顔」だったと言えるかはやや微妙なところです。
そこで今回はこれとは別の基準として「主役を張った回数」でランキングしてみることにしました。今年の顔と言うからには、それだけ主役を張った回数も多いはずです。ただ『みつどもえ』の場合、ひとえに主役と言っても複数のキャラが同時に主役格を担うこともあるので、「主役の占有度」に少し重みをつけてみることにします。具体的には…
- ピンの主役=5ポイント
- ダブル主役=4ポイント
- それ以上=3ポイント
卵性 | エピソード名 | みつ | ふた | ひと | 杉崎 | 吉岡 | 宮下 | 松岡 | 緒方 | 伊藤 | 加藤 | 佐藤 | 海江 | 杉母 | 千母 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
265 | ムチムチBURST | 4 | 4 | ||||||||||||
266 | 私とツイスターの1時間 | 3 | 3 | 3 | 3 | ||||||||||
267 | 少女革命ウザナ | 5 | |||||||||||||
268 | 偉大なる湯たんぽ | 4 | 4 | ||||||||||||
269 | 私は友達が少ない | 5 | |||||||||||||
270 | クッキー ストッカー | 4 | 4 | ||||||||||||
271 | ハンモックゲーム | 5 | |||||||||||||
272 | となりの関取 | 5 | |||||||||||||
273 | スーパーヒーローヒロイン大戦 | 5 | |||||||||||||
274 | ヘルマエ・ロマエ | 4 | 4 | ||||||||||||
275 | ゴーストライダーズ | 4 | 4 | ||||||||||||
276 | 暗闇のドッキリ | 5 | |||||||||||||
277 | 浮かないふたり | 4 | 4 | ||||||||||||
278 | うけるひと | 5 | |||||||||||||
279 | 戦慄怪奇ファイルコワすぎ! | 4 | 4 | ||||||||||||
280 | キンギョ警報 | 5 | |||||||||||||
281 | Everyday、加齢者 | 5 | |||||||||||||
282 | 渾沌のグルメ | 4 | 4 | ||||||||||||
283 | 淋しい淡水魚 | 3 | 3 | 3 | |||||||||||
284 | 魔女の直送便 | 4 | 4 | ||||||||||||
285 | みつばニュースの天才 | 5 | |||||||||||||
286 | じょしりょく | 4 | 4 | ||||||||||||
287 | サンタがどこからもやってこない | 4 | 4 | ||||||||||||
288 | サンタが夜の街からやってくる | 5 | |||||||||||||
合計 | みつ | ふた | ひと | 杉崎 | 吉岡 | 宮下 | 松岡 | 緒方 | 伊藤 | 加藤 | 佐藤 | 海江 | 杉母 | 千母 | |
19 | 25 | 31 | 13 | 8 | 9 | 8 | 19 | 6 | 6 | 7 | 5 | 4 | 4 |
主演賞:丸井ひとは
2014年はひとはが頭ひとつ抜け出しており、それに続くのがふたば。その下にみっちゃんとおがちんが並ぶという構図だったようです。確かにひとはは269卵性『私は友達が少ない』や276卵性『暗闇のドッキリ』など単独主役回もあれば、277卵性『浮かないふたり』・282卵性『渾沌のグルメ』のように他のキャラとの絡みもこなしており、年間を通して印象的な役回りを担っていたように思います。これこそ「今年の顔」にふさわしい活躍だったと言えるでしょう。この結果を踏まえまして、2014年の「みつどもえ・パーソン・オブ・ザ・イヤー」の称号は、丸井ひとはさんに贈られることになりました! わー! 皆さん拍手!
助演賞:緒方愛梨
主人公の三つ子に食い込む形で、大健闘を見せたのがおがちん。1月号の2話連続主役により、滑り込みで浮上してきた模様です。今年はいつものパワー溢れる暴走っぷりに加え、クリスマスにはこれまでとは違う新鮮な一面も見せてくれました。また年初の266卵性『私とツイスターの1時間』と、トリの288卵性『サンタが夜の街からやってくる』で主役級を務めており、今年はおがちんで始まりおがちんで終わった年だったと言えるかもしれませんね。この活躍を評し、緒方愛梨さんには助演賞を贈りたいと思います。わーぱちぱちぱちっ!
新人賞:三峰メグ
初めて大役を務めた66卵性『痴女の奇妙な冒険』では純真無垢さの象徴だったメグちゃん。しかし273卵性『スーパーヒーローヒロイン大戦』で見せた小悪魔少女的な振る舞いは、それまでの彼女のイメージに対する認識を改めさせるに十分な新境地だったと思います。そこで今後への期待も込めて、三峰メグさんには新人賞を贈呈いたします。来年の「台風の目」となるような活躍を期待しております。
残念賞:佐藤絵理・吉岡紗江子
最後に残念賞。これはメイン級のキャラでありながら、今年一度も出番がなかったお二方に贈られることになりました。来年こそは良い役をゲットして、誌面を賑わせてくださることを心より願っております。
なお佐藤絵理さんに関しましては、のりお先生のTwitterには登場されておりましたので、こちらで成分を補充することにいたしましょう。ほろほろ。
近頃保護者同伴の中学生をよく見かける pic.twitter.com/4zxg6Y57a2
— 桜井のりお (@lovely_pig328) 2014, 11月 25
おがちんはこの年末で急速に追い上げてきましたね。クリスマス回の2話は完成度も特に高くておがちんファンを増やしたんじゃないかと思います。緒方家も大公開されましたし。膝を抱えているおがちんかわいい。
メグちゃん(+かおるちゃん)はまさに新興勢力。幼さを武器に宮下さんを狙いに来ていて心中穏やかならざるものがあります。みつどもえでは、フォーカスが合うと急にディティールが見え始めるので面白いですよね。結構前から出てるのに、ひとは相手に一歩も引かなかったり(ひとはがチキン過ぎましたけど)今後の活躍が大いに期待できますね!!
紗江子ママは出てこなかったんですね・・・。きっとのりお先生が新しいドリンクを思いつけなかったからですよこれは。
>zenitさん
>クリスマス回の2話は完成度も特に高くておがちんファンを増やしたんじゃないかと思います。
単なるノーパン変態暴走ガール(そんなキャラも普通はいないけど)じゃないぞと。
従来のキャラクター造型の延長線上でありながら、こうした切り口で新味を引き出せるあたり、
みつどもえの奥行きの深さを感じます。他のキャラもまだまだ掘り下げられそうですよね。
>幼さを武器に宮下さんを狙いに来ていて心中穏やかならざるものがあります。
宮ちゃん、愛されるより愛したい派と言う割に何気にモテモテになりつつありますね~w
こりゃあ相方の吉岡さんもウカウカしてられませんなあ。
>フォーカスが合うと急にディティールが見え始めるので面白いですよね。
私が2位に挙げた273卵性は特にそれがカチッと嵌った感があります。
>今後の活躍が大いに期待できますね!!
ドロドロの修羅場の予感!!
>きっとのりお先生が新しいドリンクを思いつけなかったからですよこれは。
純次パパの方は出てきたのですが、ママは消息不明でした。きっと今年は雌伏の年だったのでしょう。
どんな毒々しいドリンクを編み出してくれるのか期待大ですw
来年は母娘揃って大暴れしてくれるかも!?
「1」ということは「2」も…と思っていたら更新が!お疲れ様です<(_ _)>
「3」もあるんですね♪楽しみにしてます(^^)
主演賞がひとはで、助演賞がおがちん。納得です♪
この二人がワンツーで大好きなtaraとしましては最高の1年でした(^^)
主役級の扱い以外でも、メグちゃんのように掘り下げがあったキャラや出番が増えたキャラ(モブキャラにも光が!)もいて、作品の広がりをますます感じる1年でもあったと思いますね。
来年も楽しみです♪
>taraさん
情報の小出しで記事数を稼ぐというケチ臭い技を繰り出しました。
(ま、まあひとつの記事にするには長すぎるということで…)
>この二人がワンツーで大好きなtaraとしましては最高の1年でした(^^)
お~そう言えばそうですね! 今年は誰得? taraさん得! な1年となりましたね~w
ただおがちんはみっちゃん・ふたばとの絡みはありましたが、ひとはとは縁がないままでしたので、
来年は「ひと&おが」の絡みも見てみたいですよね。
>増えたキャラ(モブキャラにも光が!)
そーでしたそーでした。私にとっては志久ちゃんに初めて台詞が与えられるという
嬉しい出来事もあったんでした。
ということで来年の新人賞はぜひ志久ちゃんに! のりお先生お願いしゃす!!
ランキングお疲れ様でしたー!
今年の主演賞はひとはでしたかー!おめでとー!!
扉絵ランキングを見るとみっちゃんがダントツですが、
別の視点から見るとひとはの活躍が目立つという結果もあるんですねー。
勉強になります!
>助演賞:緒方愛梨
最後の1月号でまくってきたワケですねー。
たしかに、今年のクリスマス回はおがちん回ともいえる内容でしたもの。
2014年はおがちんに始まりおがちんに終わる。納得の助演賞だったと思います。
>佐藤絵理・吉岡紗江子
そっか、この二人は今年出ていなかったのか。
正直、かなり意外でした!出てくるときのインパクトが強いからなのかそんなに経った印象が全くなかったもので。。
特にエリックはツイッターの影響もあるからか特にビックリ!
2015年の活躍に期待したいところです。
>と~しきさん
今年のひとは主役回は印象に残るエピソードも多かったですし、自分でも主演賞というのは
納得の結果でございます。ふたばも結構体張って頑張ってたんですけどね~惜しくも2位。
カップリング祭りのキャラ別ランキングでもひとはがダントツの1位でしたし、
三女さんファン的には満足な一年だったのではないでしょーか。
>たしかに、今年のクリスマス回はおがちん回ともいえる内容でしたもの。
おがちんは定期的に現れてインパクトのある活躍を見せてくれましたね。脇役でも光ってました。
金魚ホルダーには大層笑わされましたw ああいう使い方が出来るのもおがちんならでは。
それでいて今月号のようにピュアガールとしての役回りも出来るのですから、キャラとしての
幅が広がりましたよね。
>そっか、この二人は今年出ていなかったのか
絵理ちゃんはまだかまだかと思ったまま、結局出ずに終わったので把握していたのですが、
吉岡ママはちと意外でした。純次と一緒に登場してるかな~と思い込んでいたので。
本文にも書きましたが、来年こそは美味しい役をゲットして欲しいと思いますです。特に絵理ちゃん。