松岡さんとひとはの交流。それは誤解から始まったものでしたが、後々に繋がるひとはの人間関係を広げていくきっかけともなった、大切な出会いとなりました。
当初は一方的に絡んでくる松岡さんを迷惑がりながらも、徐々に心を許していったひとは。今ではお互いにとって一番の友人だと言って間違いないでしょう。
そんな「松×ひと」のエピソードラインです。左(赤)は二人の友人関係に関する描写が見られるもの、右(緑)はそれ以外の絡みです。
「松×ひと」エピソード
この時点で既に「天才美少女霊媒師」と認定されていた。おかしな誤解を受けて迷惑がるひとはだったが、一緒に夜のプールに忍び込んで、水泳の練習もとい除霊ごっこ。
登校中に絡んできたので、テキトーに霊の目撃情報を与えて追い払う。
尿意に見舞われる帰り道を急ぐひとは。ところが墓場で絶賛キャンプ中の松岡に見つかってしまい、足止めを食らう。「お友達から始めてください!!」「ああ…うん」
松岡に抱きすくめられて思わず身悶えるひとは。それをLOVEだと勘違いされる。
松岡による写真の供養ENDを回避したいひとはだったが、かえって事態は泥沼に。
おたま片手に夕食を作っていたら、霊能アドバイザーとして杉崎家に連行される。
松岡に「コッチ側」認定され、恋愛相談ポジションに居座られることに。
登校してきたら、待ち伏せされた上にお腹が痛いと腹を見せられる。なんでも霊障。
降霊出来るようになったかもしれないと話す松岡をイジり倒して弄ぶひとは。才能があると適当におだててその気にさせる手管と言い、だんだん松岡の取り扱いに慣れてきたことに言及されている。
夏休み、家出してきた松岡が丸井家にホームステイ。松岡の希望か、スペース的な問題なのかひとはと夜の床を共にすることに。プライベート空間への侵入を許し、二人の物理的な距離も縮まったターニングポイント。
ようやく美少女霊媒師から解放されたと思いきや、それはブラ着用に関する話だった。
いい加減に松岡に帰ってほしいひとはだったが、料理が美味しいなんて言われては…。
ふたばに絞められてポックリしたところ、「私の三女さん♡」との言葉をいただく。
うっかり魔法ごっこの様子を見られてしまい、普通の女の子にさせられる。
松岡の入院に伴い、お見舞いという形でさらに友情は深まる。ひとは本人は否定するような口ぶりだったが、矢部にも(一番の)「お友達」と認識されており、みんなに見舞いの寄せ書きを書いてもらうように頼まれる。
松岡お手製のおみくじチョコの目玉として、自室から体の一部を持ち去られる。
在庫を抱えた「やどかりちゃん」のバザーに、ひとはの手を引いてやって来る松岡。
ドッキリを仕掛けたいがために自ら松岡とふたばに絡み、霊媒師としての評価を高める。
282話目にしてついにお宅訪問。松岡の料理の謎を確かめたいという動機だったにせよ、ひとはが一人で友達の家を訪れたのは勇気ある一歩を踏み出したと言えるだろう。カレー作りを観察した結果、得体の知れないレシピもゲット。
メアドの間違いを知られたくない松岡の見栄が原因で、少し気まずくなってしまった二人。しかし結果的には雨降って地固まる。お互いのアドレスも交換しあって、「これからたくさんメールしようね」「うん…」
うっかり生徒会選挙に立候補してしまったひとは。霊感政治を実現すべく、松岡は宮下と共に推薦人に名乗り出る。スピーチに臨むひとはのアシスタントも務める。
オカルト研究チームの顧問だと得意げに話す松岡。しかしその実、彼女の独り相撲に過ぎないことを知ってしまうひとは。松岡には自分しかいないのだと再認識して、その身体を優しく抱きしめる。これぞ友情。
二人がメッセージアプリを使って交流していることが判明。しかも一緒に海に行きたいとダダをこねる松岡を見かねて、ひとは自ら誘うという大きな進展が見られた。その後二人で向かった自殺の名所の崖でコントを繰り広げる。
放送室で二人で過ごす時間が「嫌じゃなかった」とのナレーション。ひとはの内心が客観的な視点で言及されたという意味で、「松×ひと」にとっては記念碑的なエピソードとなった。最後は全校放送で愛の告白。
ネットで情報を調べた松岡は、事故物件だという矢部の部屋に共に押しかける。
ひとはに「キャンプに誘わなきゃよかった」と言われてしまいショックを受けた松岡は、その場から走り去る。でもそれがポーズに過ぎないことは、ひとはにはお見通しだった。
仮装して歩いていたところ、運悪く松岡と遭遇してしまったひとは。松岡の死体探しに付き合わされ、夜の街を徘徊することに。行く先々で繰り広げられる松岡の奇行のせいで、気苦労は絶えない。
ひとはは矢部の実家への侵入経路を確保するために、松岡と自転車で乗り込む。
修学旅行の班決めで波乱。松岡の誘いに煮え切らないひとはは緒方たちの班に入りたくないために、思わず「2人組じゃない」と失言してしまい、それを聞いた松岡は泣き出す。後悔したひとはは言葉を絞り出すように謝罪。
修学旅行先でも自由気ままに我が道を突き進む松岡に、ひとはは手を焼く。
修学旅行中、ようやく部屋に戻ってきた松岡にひとはは怒りながらも目には光るものが。