半開きさん
はんびらきさん

構成闇を感じる

登場場所

  • とある小学校の5年1組

アオリ文

舞台は5年1組の⏎教室で…。

作者キャッチ

★約9年ぶりの完全新作で月チャン初登場!!

あらすじ

月刊少年チャンピオンの2015年2月号「新春ギャグフェスタ2015」に掲載された読み切り作品。のりお先生の9年ぶりの新作となる。
小林ちひろは半開きの眠そうな目で本を読む少女…半沢さんに話し掛けるうちに、退屈な時ほど目を見開くという彼女の特徴に気が付く。授業後、クラスメイトの前で半沢さんの目を開かせようとしたちひろは退屈なトークを始めるが、なぜか半沢さんは眠そう=集中モードのままだった。その理由に気付いたちひろが取った行動とは果たして…。「半開きさん」というタイトルの意味は最後に明らかになる。

オクリ文

桜井のりお先生に応援のお便りを!!

キャラクター

小林ちひろ(主役。小学5年生、黒髪セミショートカットの女の子。自称ちー。ばやしこ。口数が多く落ち着きがない。隣の席の半沢さんが気になる)
  • 「てゆーか喋んのも初めてじゃん 私 小林ちひろ ちーちゃんでいいよ おっ無視?」
  • 「ページめっちゃ半開きだけど 読んでないでしょ それ」
  • 「うそっ 超読んでる!!」
  • 「半沢さん 深海好きなんだ~ ちーは大王イカしか知らないけど あっ ちーってゆーのは自分でそう呼んでるだけね
  • 「深海じゃないけどちーは金魚飼っててさー ロンとポンとカンって名前で結構長生きしてるんだー それで」
  • 「はー 算数つまんねー」
  • 「えっ 半沢さん ガリ勉?」
  • 「ああ~~わかったぞ~!! 集中してる時はボンヤリ 集中できない時はキリッとするわけだ~!!」
  • 「てゆーか ちーの話も授業と同じくつまんなかったってこと!?」
  • 「ちーも行こっかな」
  • ちーちゃんって呼んでよ
  • 「いや キリッとすると結構可愛いんだって」
  • 「お祭りで金魚をとってた時なんだけどさー ゆうちゃんが邪魔しようとちーのポイにツバかけようとしてくんの ヤバくない?」
  • 「ゆうちゃんっていうのはピアノ教室の友達なんだけど あっ ちーがピアノ習ってるの意外とか思った? 思ったよね それで金魚なんだけど」
  • 「ズボンのチャックが…!!」
  • 「どうにかして気をそらして 集中できない状態にしないと…!!」
  • 「よかった~~ 上手く視点を分散して集中できない状態に持っていけた!!」
  • 「うけるよねー」
  • 「うるさいな」
半沢さん(ちひろの隣の席の女の子。金髪の三つ編み、ぱっつん、太くて短い眉毛が特徴。普段は半開きの目でぽやーっとした顔をしている)
  • サウマティクチスアクセリ 深海3500m~3700mサウマティクチス科 体長36.5m頭と体の前部扁平で幅広い~~~~~」
  • 「半開きさん」
女子A(黒リボンに茶髪ロングの、お嬢様っぽい雰囲気の子)
  • 「そうよ 可愛い子にはサービスしてくれんの いーっぱいもらっちゃった」
  • ばやしこじゃムリよ
  • 「失礼だけど 難しいんじゃない? 駄菓子屋さんは目の大きいコが好きなのよ」
  • 「一体なんなの 急につまんない話なんかして 半沢さんも退屈そう………」
  • 「ま…まあまあじゃない?」
  • 「何 脱衣してんのよ!?」
女子B(前髪を分けた黒髪シニヨンの子)
  • 闇を感じる
女子C(猫目の子。金髪ボブで前髪ぱっつん)
  • 「その駄菓子屋ヤバそう」
  • 「あっ 半沢さん可愛くなってる」
  • 「闇を感じる」
担任の先生(5年1組の担任。メガネの男性)
  • 「…でここに公式をあてはめて……」
  • 「小林 うるさいぞ!!」

ストーリーライン

1
5年1組の教室ちひろ・半沢さん
ちひろ席替え。初めて隣の席になった半沢さんに声を掛けるちひろ。しかし半沢さんはまるで相手にしてくれない。「おっ 無視?」
半沢さんめげずになおも話し掛け続けるちひろ。一方半沢さんは手にした本は半開き、目もトロンと半開きで今にも眠ってしまいそう。
半沢さん…なのかと思いきや、突如ブツブツと独り言のように話し始める半沢さん。眠そうに見えてしっかり本を読んでいたのだ。
半沢さんが呟いた深海魚・サウマティクチスアクセリ。学名の綴りは「Thaumatichthys axeli」。「体長が36.5m」は「36.5cm」の誤植です。
2
ちひろ半沢さんが反応してくれた途端、ペラペラと話し始めるちひろ。半沢さんの深海魚好きから自分の飼っている金魚の話題へ。
ちひろの飼っている金魚の名前、ロン・ポン・カン。ちひろの一人称「ちー」からの連想でしょう。
半沢さんちひろの話は本当にどうでもいい身の上話だったが、半沢さんは今まで半開きだった目を見開いて反応する。
ちひろ興味を持ってくれたと思って喜ぶちひろ。話を続けようとしたところで授業が始まる。
ちひろ授業に身が入らないちひろ。「はー算数つまんねー」
ちひろふと隣の席を見ると、半沢さんは目をぱっちりと開いて黒板の方を見つめていた。「えっ 半沢さんガリ勉?」
3
半沢さんしかしその次の瞬間、目をガン開きしたまま机に頭をぶつける半沢さん。半沢さんは目を開けたまま寝ていたのだ。
ちひろそれを見たちひろは半沢さんの真実を理解する。すなわちボンヤリした顔=集中している、キリッとした顔=集中していない時なのだと。
ちひろ「てゆーか ちーの話も授業と同じくつまんなかったってこと!?」
休み時間ちひろ・半沢さん・クラスメイト
ちひろ休み時間、クラスメイトの女の子たちと話すちひろ。
女子Aその中の子のひとりが、可愛い子にはサービスでお菓子をくれるという駄菓子屋の話をする。
女子B・C「その駄菓子屋ヤバそう」「闇を感じる
脇役ですが、このクラスメイトたちのキャラもなかなか濃い。造形的には『みつどもえ』とはまた違った路線を狙ってきていますよね。
ちひろ・女子Aその話に興味津々のちひろ。「ちーも行こっかな」と言うが、「ばやしこにはムリよ」と鼻で笑われる。「ちーちゃんって呼んでよ」
ちひろなら半沢さんならどうかと話を振る。相変わらずぼけーっとした表情で本を読んでいる半沢さん。
4
女子A半沢さんの顔を見たクラスメイトは、難しいんじゃないと言う。「駄菓子屋さんは目が大きいコが好き」だかららしい。
ちひろ半沢さんがキリッとしたときの表情を知っているちひろは反論する。
ちひろ問題はどうやって半沢さんをキリッとさせるか。ちひろはつまらない話の続きをしようと考える。
ちひろさっきの金魚の話の続きをするちひろ。グダグダと続く長話。
半沢さんいかにも退屈な話に半沢さんもつまらなさそう…と思いきや、意外にも半沢さんの目は半開きのままだった。つまりちゃんと聞いているのだ。
ちひろ半沢さんのじーっと見つめる視線が、自分の股間あたりに向いていることに気付く。
5
ちひろ「ズボンのチャックが…!!」。半沢さんが注目していたのは、半開きになったちひろのズボンのチャックだったのだ。
ちひろクラスメイトからのプレッシャーと半沢さんの視線。みんなが見ている前でチャックを上げるわけにもいかない。ピンチに陥ったちひろ。
ちひろチャックを上げつつ、半沢さんの気を逸らすには…。そこでちひろの アイデアが浮かぶ。半沢さんの視点を分散させれば…!?
女子Aいい加減呆れて口を挟んでくるクラスメイト。そこで半沢さんの表情の変化に気が付く。
6
半沢さんぱっちりと目を開いた半沢さん。それを見たクラスメイトたちも半沢さんの可愛さを認める。
ちひろようやく半沢さんの視点を分散させることに成功して、ふーっと満足げなちひろ。だがその姿は…。
ちひろシャツの前をはだけて、ズボンもずり下ろした半脱衣状態だった。確かに視線は分散するだろうが体を張りすぎである。「うけるよねー」
ブラジャーデビュー前らしいちひろ。まあまだほとんどぺったんこみたいですしね…。ボタンの隙間からチラ見せしているおへそがエロチック!
クラスメイトちひろの意味不明すぎる行動に、「闇を感じる」
ちひろ・半沢さん「半開きさん」「うるさいな」
半開きさん=半沢さんかと思わせて、実はちひろのことだったという落とし方が憎らしいですね~。

コメント

この記事にコメントする

名前 URL 情報を記憶

先頭に戻る