Vol.82「辞退理由を探る」
じたいりゆうをさぐる

構成全然 息が合わない やっぱり辞退しよう

あらすじ

運動会を控えて親子二人三脚の練習をすることにしたひとは。練習の相手役に選ばれたのは草次郎本人ではなく、パパと比較的体型が近しいみつば。しかし本音では二人三脚に出たくないひとはは、練習に励むよりも辞退する理由を探そうとするばかり…。

登場場所

キャラクター

丸井ひとは(みつばと二人三脚の練習を始めるが、あれこれ辞退するための理由をこじつけようとする)
  • 「一応練習しよう…」
  • 体型似たようなもんだし…
  • 「うッ パパ(みっちゃん)の足が太過ぎて結べない!!」
  • 「やっぱり辞退しよう」
  • 「最初は右足から出すんだよ」
  • 後ろ足のだよ
  • 「全然 息が合わない やっぱり辞退しよう」
丸井みつば(パパの格好をしてまでひとはの練習に付き合う。ノリツッコミ)
  • 「なんで私がパパ役なのよ!?」
  • 「ハンドタオルじゃん!!」
  • 「待って!! どっち(私とひとは)の!?」
  • な~んだ 前足のだと思ったっ
  • 「って誰が家畜よ」
丸井草次郎(その場に本人もいたのに代役を立てられる)
  • 「あのー…パパ本人と練習した方が良くない?」

ストーリーライン

1
丸井家・庭ひとは・みつば
ひとは・みつば不本意ながら運動会に向けて親子二人三脚の練習に取り組むことにしたひとは。相方として隣に立つのは草次郎本人ではなく、みつばであった。
みつば「なんで私がパパ役なのよ!!」
そう言って怒りながらも、律儀にヒゲを描いてまで練習に付き合ってくれるみっちゃん。
ひとは体型が似たようなものだから、と答えるひとは。
ひとは互いの足に紐を結び始めるが、パパ(みつば)の足が太すぎて結べない。
みつばしかし結んでいたのは紐ではなくて、より短いハンドタオルだった。とんだ濡れ衣を掛けられたこともあって怒るみつば。
ひとは・みつば足を結んで歩く練習を始めたふたり。最初から右足からというひとはにみつばは少し戸惑う。
ひとは・みつば自分とひとは、どっちの右足なのか。そう尋ねたつもりだったのだが……ひとはの答えは「後ろの足から」。
みつば「な~んだ 前足のだと思ったっ」。てへっ。
みつばとノってから、怒りの拳を振るうみつば。ポコスポコス。
このひとはのイジり→みっちゃんのノリツッコミのパターンは144卵性『彼方からの手紙』でも見られたもの。「親びんそれは手でやんす」→「あっ 前足と間違えた」
ひとはやっぱり息が合わないから辞退しようというひとは。結局あれこれ理由をこじつけて辞退したいというのが、彼女の本音だったようだ。
草次郎そんなふたりの様子を見ながら、どうせならパパ本人と練習した方がいいいじゃないかと訴えるパパであった。
肝心のパパ本人との練習は行わなかったようですが、練習せずとも二人の息がピッタリだったことは運動会当日(本編)で明らかになった通り。

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