Vol.66「なでなで大作戦」
なでなでだいさくせん

構成もっとチビだと思ってたわ

あらすじ

悩める宮下。彼女の悩みとはどうしても自分に懐いてくれないひとはのことであった。吉岡のアドバイスを受けた宮下はこれまでの経験も踏まえて、偶然を装ってひとはの頭を撫でてキュンとさせる作戦に出る。教室に戻ってきたひとはを待ち受ける宮下。しかしひとつの誤算が…。

登場場所

キャラクター

宮下(ひとはに懐いてもらいたい。偶然を装っての頭なでなででキュンとさせようとするが…)
  • どーやったら三女はあたしに懐くんだろ
  • 「いきなりなでようとすると 絶対嫌がるだろ…」
  • 「じゃあこーしよう!!」
  • 「三女が通る時を見計らい手を出せば 偶然を装ってキュン♡とさせられるな!!」
  • 「ごっゴメンゴメン… もっとチビだと思ってたわ
吉岡ゆき(ひとはに懐かれたい宮下にアドバイス)
  • 「やっぱり女の子がキュン♡とくるのは頭なでなでだよ!!」
杉崎みく(ツッコミ役)
  • 動物感覚…
  • 「学習してるわね」
丸井ひとは(宮下に狙われる)
  • 「ぐぇ」

ストーリーライン

1
6-3教室宮下・吉岡・杉崎
宮下ため息混じりの宮下。目下の彼女の悩みは、どうやったらひとはが懐いてくれるかということであった。
杉崎(動物感覚…)
吉岡友人の悩みに吉岡は「女の子がキュンと来るのは頭なでなで」だとアドバイスを送る。
宮下それを聞いた宮下は意外と冷静であった。これまでの件で学習したのか、いきなり頭を撫でるのは嫌がられるだろうと予測する。
宮下それを踏まえた上で宮下はひとつの策を編み出す。ひとはが自分の前を通る時に偶然を装って手を差し出し、ひとはの頭を撫でようというのだ。
宮下・ひとは果たして上手くいくのか。宮下はドアの影に隠れて、教室に戻ってきたひとはを待ち受ける。
宮下・ひとはひとはが扉をくぐるその瞬間を見計らい、シュッと手をかざす宮下。
宮下・ひとはところがあろうことか宮下の手のひらは、ひとはの喉元にクリーンヒットしてしまう。
ひとは「ぐぇ」。
ひとは不意打ちの水平チョップを喰らい、咳き込むひとは。その目は恨みがましそうであった。
宮下「もっとチビだと思っていた」。咄嗟に出た宮下の言い訳が、いっそうひとはの心を遠ざけたことは想像に難くない。
身長においてクラスの両極端であるひとはと宮下だからこそ生まれた悲劇…。身長に限らず差がありすぎると、距離感的な感覚が掴みづらいのは仕方ないことかも。

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