328卵性『あなたの100の嫌いなもの』
あなたの100のきらいなもの

構成おー怖い怖い なんでそこまでして知りたいわけ!? 女王の秘めごとを

扉絵口に人差し指をあてる「しーっ」のポーズで、ウインクするみつば

柱紹介

登場場所

アオリ文

今回は⏎"みつば(328)回"⏎なのよ。

あらすじ

果たして食いしん坊のみつば嫌いな食べ物はあるのか? 誰もが気になるこの話題は隣のクラスの興味すら引きつけるほどだった。しかしパンツの話題だと誤解したみつばは、誰に聞かれても頑なに教えようとはしない。答えが気になる杉崎との間で噛み合わない会話が始まるが…。

オクリ文

普通に聞けばよかったね。次号につづく。

作者コメント

最近はおやつと一緒に黒豆玄米茶を飲んでいます。

キャラクター

丸井みつば(話題の中心。嫌いな食べ物の話題を、今日はいてるパンツの話題だと勘違いする)
  • 「おかわりおかわり♬」
  • 「そりゃ私にだってあるわよ 嫌いな食べ物くらい」
  • 「そんなことより これ うま…」
  • 「ギャッ なによこいつら」
  • 「今日は私の噂で持ちきりみたいね」
  • 「豚…? 動物…」
  • 「わかったわっ パンツの柄よ!!」
  • 「今日はタイトめのスカートはいてるから見えないのよ」
  • 「絶対教えないからね!?」
  • 「そんな軽い女じゃないんだから」
  • 「罠でしょ!?」
  • おー怖い怖い なんでそこまでして知りたいわけ!? 女王の秘めごとを
  • 「あんたみたいな変態に知られたら 勢い余って奪い取られそうで怖いわ」
  • 「理解の範疇を超えてるわッ」
  • 「魚の骨よ」
吉岡ゆき(誰もが気になっていた疑問を聞いてくれた)
  • 「前から気になってたんだけど… みっちゃんって嫌いな食べ物あるの?」
  • 「気になるよね」
  • 「食いしんぼキャラを守ろうとしてるのかな…」
  • 「さすが杉ちゃんだねっ」
杉崎みく(理解の範疇を超えた変態)
  • 「ますます気になってきた」
  • 「ねーえ 今日うちにごちそう食べに来ない?」
  • 「ぐっ バレたっ」
  • 「隠すからよ」
  • 「え…? 私は特に隠してないけど…」
  • 「ドゥフフ」(みつばのイメージ内)
  • 「いや 奪うなんて…」
  • 「というか 私が食べてやってもいいけど…?」
佐藤信也(今さらな仲)
  • 「俺 前見たことあるわ 給食でなんか食ってた時… 吐き出したんだよ」
  • 「それが…思い出せない…」
  • 「あのさ…みんな気になってるんだけど…」
  • 「え!? なんでだよ いいだろ今さら」
宮下(誰もが言えなかった共食い発言)
  • 「みつばの嫌いな食べ物か~」
  • 「豚…じゃないか?(共食い的な…)」
  • 「いい所あるよな」
丸井ひとは
  • 「なにか知りたがってるみたい」
  • 「みんな知ってるんじゃない?」
  • 普段見えてる自覚あるんだ……
矢部智
  • 「給食の時間は騒がしいなぁ…」
6年4組
  • 「え!? 今…聞こえた!?」
  • 「3組から……」
  • 「長女だよな!?」
  • 「嫌いな食べ物!?」
  • 「あんの!?」

ストーリーライン

1
6-3教室・給食の時間みつば・吉岡ほか
1ページ目のクラスメイトたち、沼南さん(カチューシャの子)の向かいに座っている茶髪ポニテの子は見覚えがありません。いったい誰なんだ…。
みつば・吉岡おかわりをよそって戻ってきたみつばに、吉岡が前から思っていたという疑問を口にする。
吉岡「みっちゃんって嫌いな食べ物あるの?」
普通は「嫌いな食べ物はなに?」って聞きますよね。みっちゃん相手だからなのか、吉岡さんだからこうなのか…。
2
吉岡がそう尋ねた瞬間、騒がしかった教室内はしぃんと静まりかえった。みつばの返答を聞き漏らすまいと、聞き耳を立てるクラスメイトたち。
この教室内を見渡すコマを見ての通り、6名×6班となっているようです。3組は36人なので人数も合います。
ただ1ページ目とは配置が違うようです。少なくとも志久さんの位置がおかしい。1ページ目の通りなら、真ん中奥の班にいるはずです。怪奇…。
みつば吉岡の質問にさすがに怒るみつば。「そりゃ私にだってあるわよ 嫌いな食べ物くらい」
6年4組この衝撃の事実は、隣の4組にも伝わっていた。3組が静まりかえっていたせいもあるだろう。
6年4組にわかに騒ぎになる4組。あの三つ子の長女、何でも食べそうな長女に嫌いな食べ物があったというのか。
3
みつば気が付けば、廊下側に座るみつばの背後にはびっしりと張り付いた生徒たちの群れが。それだけセンセーショナルな発表だったのである。
掃除の時間・鴨橋小学校廊下みつば・杉崎・佐藤ほか
杉崎・吉岡・宮下掃除の時間中、みつばの嫌いな食べ物を話題にするチーム杉崎。
佐藤その話題に佐藤も絡んでくる。以前みつばが給食の最中に何かを吐き出したのを見たことがあるという。
みつば何か自分のことが噂になっているらしい。気になって聞き耳を立てるみつば。宮下の「豚じゃないか」という発言が聞こえてくる。
4
みつば豚=動物…と来れば、自分の動物プリントパンツの柄のことだと連想するみつば。勘違いなのだが。
この時みつばが連想したパンツの柄は、牛・豚・鶏となぜか全て肉絡み。先の宮下の「共食い」発言との関連性は果たして。
ひとはひとはは、みんな既に知ってるはずだと指摘する。
みつばしかし奇遇なことにこの日のみつばのスカートはタイトなものだったのだ。見えないから気にしているのではないかと。
佐藤・みつば佐藤が直接尋ねに来るが、パンツのことだと思い込んでいるみつばは断固として拒否する。
佐藤・みつば断られる理由が分からない佐藤はみつばに迫るが、なおも恥ずかしがるみつば。その様子を見た杉崎たちはますます気になってしまう。
5
杉崎そこで今度は杉崎がみつばに「ごちそうを食べに来ない?」と誘う。
みつば二つ返事でYesと答えるかと思いきや、ハッと気が付くみつば。食べ物で誘う罠だと看破する。
みつば・杉崎そんな罠を張ってまでパンツの柄を知ろうとする杉崎を罵倒するみつば。「おー怖い怖い」
みつば・杉崎隠すから気になるのだという杉崎。隠すのは当たり前だと返すみつば。お互い当然のことを言っているのだが、会話は噛み合わない。
みつばしまいには杉崎にパンツを奪い取られてしまうのではと怯えてしまうみつば。
6
杉崎みつばの様子がおかしいことを察したのだろうか。「私が食べてやってもいい」と控えめに申し出る杉崎。
相手の嫌いな食べ物を食べてあげる。これも愛の形のひとつ。決してパンツを食べるのではない。
吉岡・宮下杉崎のその言葉は純粋に好意によるものだった。吉岡と宮下も「いいところある」と誉めるのだが…。
みつば当のみつばの脳裏にはおぞましい光景が浮かんでいた。むしゃらむしゃらと自分のパンツを食む杉崎の姿…。
みつばそれはみつばの理解の範疇を超えていた。吐き気を催したかのような勢いでその場から逃げ出すみつば。
のちほどみつば・杉崎・吉岡・宮下・佐藤
みつばその後。改めてちゃんと聞き直したところ、みつばの回答は「魚の骨」というものであった。食べ物じゃなかった。

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