24卵性『不信のとき』
ふしんのとき
あらすじ こ……この……泥棒猫…
ひとはのジェラシーを巡る一遍。仮病で1日休んだ翌朝、ひとははゲージの中にチクビの姿がないことに気が付く。そして何やら盛り上がる声の方を見てみれば、すっかりふたばに手懐けられてしまったチクビがいるではないか。自分を差し置いてチクビと仲良くするふたばに著しく嫉妬心を煽られたひとはは、恨みがましい目でふたばを睨むと「泥棒猫」という言葉を言い残して、その場から走り去った。
所は代わり職員室。ひとはは矢部の机の下で怨念を振りまいていた。チクビを略奪したふたばも、まんまと懐柔されたチクビも許せない。その経緯を矢部に話しているうちに負のエネルギーが別の方向に転換されたのか、今度は落ち込み始めるひとは。一方その話を聞いた矢部は本物の恋愛関係と勘違いして、これまた勝手に落ち込んでいた。その後職員室を出たひとはは、慌てた様子のふたばに声を掛けられる。チクビの姿が見当たらないらしい。それを聞いても自分にはもう関係ないと意地を張るひとはだったが、チクビは意外な場所にいた。いつの間にかひとはの懐に潜り込んでいたのである。ようやく自分の過ちに気付いたひとははふたばに謝り、これからはチクビを自由に触っていいと話す。これにて一件落着。二人が仲直りしたのを見て安心する矢部であったが、話の内容を勘違いした校長からは叱責されてしまう。教職者・矢部の前途は多難である。
所は代わり職員室。ひとはは矢部の机の下で怨念を振りまいていた。チクビを略奪したふたばも、まんまと懐柔されたチクビも許せない。その経緯を矢部に話しているうちに負のエネルギーが別の方向に転換されたのか、今度は落ち込み始めるひとは。一方その話を聞いた矢部は本物の恋愛関係と勘違いして、これまた勝手に落ち込んでいた。その後職員室を出たひとはは、慌てた様子のふたばに声を掛けられる。チクビの姿が見当たらないらしい。それを聞いても自分にはもう関係ないと意地を張るひとはだったが、チクビは意外な場所にいた。いつの間にかひとはの懐に潜り込んでいたのである。ようやく自分の過ちに気付いたひとははふたばに謝り、これからはチクビを自由に触っていいと話す。これにて一件落着。二人が仲直りしたのを見て安心する矢部であったが、話の内容を勘違いした校長からは叱責されてしまう。教職者・矢部の前途は多難である。
データ
扉絵
机の下の暗がりに座り込み、感情のない視線を送るひとは。柱紹介
登場人物
登場場所
アオリ文
もう誰も……⏎信じられない!!
オクリ文
チクビはみんなのもの!!
作者コメント
自転車が見つかりましたが遠くの保管所まで取りにいくのが面倒です。
台詞
- 「はい 仮病なので」「悪びれる様子もなく言わないで!!」(ひとは・矢部)
- 「動物と波長が合うんだろ バカだから」(佐藤)
- 「こ……この……泥棒猫…」(ひとは)
- 「い…いい今の顔…見た……?」「見た…見ちまった…」(千葉・佐藤)
- 「許さない………チクビも…ふたばも…許さない…」(ひとは)
- 「よくわかんないけど 人の股元で怨念ふりまかないで!!」(矢部)
- 「そりゃあ私だけを見てほしいわけじゃないけど…目の前であんなにイチャつくことないのに………」(ひとは)
- 「というか…あの三つ子がドロドロの三角関係…!? 僕のまだ見ぬ世界……」(矢部)
- 「靴脱ぐよ!? 足くさいよ!?」「知ってますよ 気をつかって言わなかったけど」(矢部・ひとは)
- 「やっぱり ひとはがいーーんスねっ!!」(ふたば)
- 「これからもチクビ…自由に触っても…いいよ…」(ひとは)
- 「キミの生徒は頻繁に乳首をいじくり合うのかね!?」(野田)
キーワード
- 仮病
- バク宙
- もふもふ
- 泥棒猫
- 怨念
- ガリガリ
- 略奪愛
- 言いなり
- 三角関係
- トテチテ
- 乳首
- 変態教師
アラカルト
- サブタイトルの元ネタは、小説『不信のとき』(有吉佐和子)。映画・TVドラマ化もされている。
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※レビューはコミックス収録後に書きます。