咲子と崖コント
さきことがけこんと

構成許せなかった… オーブはホコリだって…言い張るのが…

あらすじ

海を臨む人気の無い崖を訪れるふたりの少女。ひとは松岡である。自殺の名所であるこの崖を訪れたのは松岡たっての希望であった。憧れの霊界に近づきたいのか崖から下へ飛び込もうとする松岡。当然ひとははそれを止めようとするのだが…。

登場場所

キャラクター

松岡咲子(ひとはと自殺の名所である崖にやって来た。腰に縄を巻いて崖からダイブしようとする命知らず)
  • 「崖よーー」
  • 「ん!」
  • 「話は変わるけど崖といえばサスペンスのクライマックスシーンよね」
  • 「……許せなかった…」
  • 「オーブはホコリだって… 言い張るのが…」
丸井ひとは(松岡の付き添い。崖から飛び降りようとする松岡を止めるが、サスペンスドラマごっこにノってしまい…)
  • 「犯人は… あなただ…!!」
  • 「さっ キビキビ歩け」

ストーリーライン

1
ひとは・松岡
松岡自殺の名所として知られる崖にやって来たひとはと松岡。松岡のテンションはむやみに高かった。
松岡自分の腰にロープを巻き付け、その端をひとはに持たせようとする松岡。
ひとは崖に向かってダイブしようというのか。松岡の意図を悟ったひとはは、青ざめながらかぶりを振る。
松岡ひとはに断られた松岡は地面に杭を打ち付け、そこにロープを結びつける。ダイブを諦めるつもりはないらしい。
ひとはしかしそうはさせじと、ひとははハサミでロープを切断してしまう。
2
松岡すると突然話題を変える松岡。「崖といえばサスペンスのクライマックスシーンよね」。
ひとはその言葉を聞いたひとはは探偵役を演じ始める。「犯人はあなただ…!!」。
松岡それに応じる形で犯人役を演じる松岡。
松岡「許せなかった… オーブはホコリだって言い張るのが…」。
オーブとは玉響現象とも呼ばれ、水滴のような粒状の光が写真に写り込む現象のこと。一説では霊魂が写っているとも。松岡さんはこの説に則っているわけですね。
ひとは自白した犯人=松岡をロープで捕縛し、歩くように促すひとは。「さっ キビキビ歩け」。
ひとはついついノリで刑事役になってしまったが…ふと松岡の腰に巻いたロープを掴んでいることに気が付くひとは。
松岡しかし気付いた時には時既に遅し。松岡は満面の笑みで崖下に向かって飛び出していたのであった。南無…。
ひとはがこういうフリにはノってくる性格だと知った上で、ドラマごっこを仕掛けた松岡さんの策士ぶりよ。さすが親友だけあってひとはのことをよく分かってますね。

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