吉岡ゆき
よしおか ゆき

パーソナリティ恋バナ大好き眉毛ガール

6年3組の女子で、三つ子と関わりの深いグループ「チーム杉崎」のひとり。太い眉毛がトレードマーク。恋バナ大好きな眉毛ガール。

ルックス

父親譲りの太くたくましい眉毛が最大の特徴。ヘアピンをごく自然に差せるほどの長さと密度を持つ(*254)。ただ本人的には古くさいとコンプレックスにもなっている。髪の色やスタイルが似ているせいか、眉毛を剃ると周囲が違いを認識できない程ふたばそっくりになる(*103)。ただし剃っても15分間で元通りに再生するため(*156)、この状態をキープしておくことは出来ない。
髪の色はやや濃いめのブラウン。モノクロだとトーンで表現され、だいたいふたばと同じくらいの濃さ。後ろ髪は肩にかかる程度のセミロングで、サイドのもみ上げ部分も同じくらいの長さに伸ばしている。くりくりとした丸く可愛らしい瞳も印象的で、自分の好きな恋バナ絡みになると瞳をランランと星形に輝かせる。また困った時などには目が >< で描かれるデフォルメ表現が多用されている。

体格

中肉中背の平均的な体格。6年3組の中ではふたばと双璧を為す豊かなバストの持ち主であり、その小学生離れしたボリュームは服の上からでも分かるほど。ただ作中でこの件に言及されたことはほとんどない。杉崎が自分と同様に偽装しているのではと疑ったくらいであろうか(*246)。吉岡本人も特にアピールするつもりはないようだ。またみつばのように太っていると見做されているわけではないようだが、他の子と比べるとややぽっちゃり気味な印象を受ける。身体測定の際には体重が増えたことを気にしていた(*90)

ファッション

派手さはないものの、季節に合わせてバラエティに富んだ衣装を着こなしており、そのファッションセンスからは女子力の高さが窺える。母の紗江子の趣味もある程度反映されているらしく、紗江子は杉崎宮下の衣服を差して「センスがおかしい」「ダサい」と評していた(*219)。冬はセーター、夏でもキャミやカーディガンを重ね着するなど、ボディラインをあまり出さないコーディネイトが多め。靴下は黒のハイ~ニーソックス。
ホック付きブラジャーを着用。絵本作家である父親の仕事の関係上か、キャラクターもののプリントパンツも穿いている(*203)

性格

争いごとを嫌う温和な性格をしており、チーム杉崎においてはグループ内の調和をもたらすポジションである。人当たりがよく気配りも出来るため、三つ子やチーム杉崎内の全員と分け隔てなく良好な関係を築いている。特に宮下と一緒にいることが多い。ただその素直さゆえに悪意のないまま相手の心をえぐるような発言をすることがある。また松岡を巡っては自分が一番の親友だという自負があり、当の松岡がご執心のひとはに少し嫉妬している。このことを指してか、宮下には「結構嫉妬深い」と言われていた(*279)
また人を見ればカップリングを見出す極度の恋愛脳の持ち主である。その対象範囲は節操がなく、性別や立場、年齢の差に関わらない。口癖は「愛の形は人それぞれだよね」。好意に類する発言や行為を嗅ぎ付けると、興奮で目を輝かせながら食いついてくる。カップルを成立させようと余計なお世話を焼くことも。ただ本物の好意はなぜか感知することが出来ない(*156)

成績

学業面は優秀で、テストではおおむね90点台を取っているものと思われる(※1)。一方走るのが苦手で、持久走でひとはと最下位争いをしていた(*210)ほか、リレーの際にはふたばのなり替わり対象のひとりになっていた(*111)。それ以外の球技などの運動については、ひとはほどには苦にしていないようである。
(※1) 269卵性『私は友達が少ない』で95点を取っていること、181卵性『わっしょい!みつマニア』の「86点ってすごいのかな」の発言から。

人間関係

家族構成は母親の紗江子・父親の純次との3人家族。一人っ子。
宮下吉岡宮ちゃん
チーム杉崎の中でも特に一緒に登場する機会が多い宮下は、吉岡にとっても相方と言ってよい存在である。片方が問題発言をした時にもう片方がフォロー役となっているように、二人でグループ内のバランスを取り合う相互補完的な役割を果たしている。宮下を特別な親友と思っていることは、自分の恋愛について「宮下に最初に相談する」と話している(*132)こと等からも窺える。
杉崎みく吉岡杉ちゃん
怒ったり泣いたりと感情的になりがちな杉崎のなだめ役。また持ち物自慢にも素直に驚いてくれる吉岡は、杉崎にとってもありがたい存在となっている。しかし吉岡本人にヨイショするつもりはなく、ただ正直に思ったことを口にしているだけである(*181)。またナマコちゃんのヒットでセレブポジションを脅かされたことで杉崎に嫉妬されたこともあった(*246)
松岡咲子ゆきちゃんさっちゃん
松岡は古くからの友人(※1)であり、オカルトに傾倒してチームからはぐれがちだった彼女のことも気に掛けていたようだ。それもあってか自分こそが松岡の一番の親友だという自負がある模様。近頃は松岡の入院(*231)・退院(*237)・肝試し(*279)など、松岡がご執心のひとはに嫉妬する面が見受けられるようになってきた。
(※1) 「TS今昔物語」によれば、チーム杉崎の中で一番最初に知り合ったのはこの二人である。
吉岡紗江子(母)ゆきママ
当初は眉毛を剃るのを禁じる(*103)など躾に厳しい母親という印象があった。しかし紗江子が官能小説好きであることを告白(*186)してからは、母娘の距離もより縮まったように思える。外見はさほど似ていないが、男女のアレコレに興味があったり、嫉妬を露わにするなど内面的な部分は母親譲りなのかもしれない。
吉岡純次(父)ゆきパパ
娘は父親に似るというが、吉岡の太い眉毛が父親譲りのものであるのは間違いない。また娘に認められるまでは絵本作家としての素性を明かさないという純次の信念もあって、吉岡は父の職業を官能小説家だと思い込んでいた。チキンな純次の性格ゆえに長らく真相を伝えることが出来ずにいたものの、ある頃からゆきが自分で察していたようだ(*345)
丸井みつば吉岡みっちゃん
裏表がなく思ったことをそのまま口にする性分ゆえに、みつばに対しては「(体重が)思ったより軽いよ」などついトゲのある発言をしてしまうことがある。本人に悪気はなく、あくまでフォローのつもりだったりするのだが…。
丸井ふたばゆきちゃんふたばちゃん
相互互換性が高く、主な差分は眉毛と運動神経。お互いの人当たりの良い性格もあって関係は良好。 うっかり殺されそうになった(*103)ことはあったが。
丸井ひとは吉岡さん三女さん
松岡の親友ポジションを巡っては三角関係にある。また松岡・矢部・龍太らの矢印を突き刺しまくっており、吉岡のカップリング妄想の一番の被害者である。

台詞・擬音

アラカルト

左利き

主要キャラの中で唯一、左利きである。103卵性156卵性223卵性などで分かる。

「チーム杉崎 徹底特集」の杉崎による紹介

次は、いつも私の金持ち自慢を聞いてアホみたいに驚いてくれる吉岡ゆきよ。吉岡は、とにかく恋バナが大好きなのよ。吉岡から見ると、なんでも恋愛関係に見えるらしいわ。だから昼ドラのほのぼのホームコメディーなんかも、吉岡が見ると泥沼愛憎劇に見えるのよ。
でも、恋のオーラが丸見えのつもりで、恋の相関図を勝手にいろんな人に当てはめてるのに、真の恋のオーラは見えないの。これってどうかと思わない!? ちなみにトレードマークは、あの太い眉毛。この眉毛を剃ると、ふたばに似てるんだけど、ものの数分たつと生えてくるの。スゴイ再生力よ!!
※『週刊少年チャンピオン』2009年51号 みつどもえ増刊号「チーム杉崎 徹底特集」より抜粋。

コメント

2016年04月14日 22:46

名前・見て呉れ・雰囲気までほんわかとこれぞTHE☆女の子という吉岡。でもすんごいまゆげ!
恋愛妄想で興奮するとよだれがあふれるあたり、やはり吉岡もみつどもえ世界の住人なのだ…。


みつたま 2016年04月15日 00:22

女の子の持つほわわんぽよんとした柔らかみを体現したような子ですよね、ゆきちゃん。
眉毛を剃るとふたばそっくりという設定も面白いところ。


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