佐藤信也
さとう しんや

パーソナリティ良くも悪くも優等生

6年3組の男子で、成績優秀・スポーツ万能な優等生。おまけに鴨橋小学校きってのイケメン男児であり、多くの女子から好意を受けている。しかし持って生まれた間の悪さゆえに不運に見舞われることもしばしば。幼馴染みのふたば千葉とつるんでいることが多い。

ルックス

鴨小の誇るイケメン。少なくとも6年生においてそのイケメン度は群を抜いているらしく、クラスの内外を問わず多くの女子のファンがいる。 ただイケメンと言っても、外見上(トム先輩のように)際立った特徴があるわけでもない。不良たちから女子と誤解された(*137)ほどなので、よほど基本の顔立ちが良いのであろう。彼のこの恵まれたルックスは、母親のあかりから受け継いだ面が大きいと思われる。髪は染めたりセットしたりはしておらず、比較的無造作な黒髪(ちなみに初期は後ろ髪が少し長かった)。あかり同様、光沢のない瞳で描かれることがある。
体格は平均的な中肉中背。女子に混じっても特に背が高い方ではない。運動神経は抜群だが、体つきは特に鍛え上げられているという感じでもない。このあたりは二次性徴前の年相応の男子といったところ。ファッションは女子並みにバリエーションが多い。パンツはトランクスからボクサーブリーフに転向した模様。

性格

基本的には優等生。本来はごく真っ当な常識人なのだが、持って生まれた間の悪さが致命的。自ら進んで変態的行為に走ることはないものの、決定的な場面を目撃されては誤解を受けることもしばしば。特にパンツを頭から被るという失態(*18)を見られたみつばからは「パンツ男」呼ばわりされ、事あるごとに罵られている。天性の不運体質の持ち主と言えよう。また『みつどもえ』における「普通の人」のご多分に漏れず、周囲のおかしさに振り回されることが多い。
また自身のルックスを鼻にかけることはないが、むしろそれが自明の理であるかのように振る舞う言動が、矢部や周囲の男子たちをイラつかせることも。さんざん女子に追い掛け回されてきた身の上ゆえ、バレンタインなどの色恋沙汰には関心がない。がいることからある程度女子に対する免疫がありそうなものだが、パンツを見て鼻血を出す(*191)など、思いのほかウブな反応を見せることも少なくない。

成績

文武両道。テストの成績は優秀で、運動神経もトップクラス。特に2歳の頃から続けてきた(*53)サッカーを得意としており、「鴨小のエースストライカー」と呼ばれている。その技量はプロのユースチームでも噂されるほどらしい(*318)。50m走のタイムも7秒53(*47)と15歳男子の平均に迫るレベル。勉強に関してはひとはには及ばない(*92)ものの、概ねそつなくこなしているようで秀才肌と言えよう。塾通いのために夏休みにろくに遊べないとぼやいていたこともあった(*61)。他にも作文コンクールで入賞(*179)したりと、優等生の名に恥じない多才ぶりである。ただ絵は不得手で本人も自覚している(*260)

人間関係

家族構成は父親のまさのぶ・母親のあかり・姉の絵理の4人家族。両親が揃って登場して、家族構成が完全に判明しているのは佐藤家吉岡家のみである。
丸井ふたばしんちゃんふたば
三つ子は3人とも佐藤と幼馴染の関係にあるが、特に幼い頃から親しくしているふたばはその立場が強調されている。佐藤にとってのふたばは「世話の掛かる幼馴染」。年齢以上に内面の幼いふたばをさりげなくフォローするのも彼の役割のひとつと言えよう。その一方で突拍子もない行動を取るふたばに振り回されることも多い。そして口に出すことはないものの、佐藤本人はふたばを異性として意識している節が見受けられる。それに対してふたばの方も佐藤を好きと公言しているが、その「好き」は父親・草次郎の代わり程度であり、恋愛感情までには至っていない。とはいえ「ふた×しん」は『みつどもえ』の中ではごく真っ当な正統派と言えるカップリングであり、幼馴染という王道を地で行っているのは間違いない。
しょうがない隊佐藤くん変態軍団
佐藤ファンの中でも過激派であるしょうがない隊は、求愛行為がエスカレートするあまり、今では完全なストーカーと化している。日常的に彼女たちからの被害を受けているため、佐藤は彼女たちを変態軍団と呼んで忌避している。体の一部入りであることが明白であるため、バレンタインチョコなども決して受け取らない。しかし自宅の所在地を知られた上に、あかりと顔見知りになったのをいいことに何度か自宅内への侵入を許すなど、徐々に外堀を埋められてきている感がある。
千葉雄大佐藤千葉
幼い頃からの無二の親友にして悪友。サッカー仲間でもある。一方でエロスに情熱を燃やす千葉には半ば呆れており、まともに付き合うことはない。しかし小さい頃に垣間見せた天然のエロ師としての佐藤の技は、現在も千葉の目標となっている(*『秘技今昔物語』)。また女子以上にいい反応を見せるため、千葉の秘技の格好の練習台となっている。また女子からのモテっぷりをやっかまれて、千葉に陥れられることも。
佐藤あかり(母)信也母さん
信也がストーカー行為を受けていることを心配しており、息子に危害が及びそうになると少々取り乱すほど。一方でエロス的要素を毛嫌いしているため、信也の変態行為に対しては厳しい態度を取る。信也がパンツを被って帰ってきたときは問答無用で家から締め出した(*61)。また草次郎とも顔見知りで、ふたばと信也の将来については意気投合している(*135)
丸井みつばパンツ・変態パンツ佐藤など長女
将来のコトメ1号(予定)。いびられるのは間違いなさそうである。パンツを被っている場面を目撃したことから、みつばから見た佐藤の印象は「パンツ好きの変態」と最底辺に堕ちている。とはいえ、佐藤のルックスやスペックの高さはみつばも認めているようだ。
丸井ひとは佐藤くん・しんちゃん三女
将来のコトメ2号(予定)。頭が上がらないのは間違いなさそうである。ひとはからは立場的にイジられたりからかわれたりすることが多い。そういう意味では、ひとはが比較的気を許している相手だと言える。一応ひとはも幼馴染みなので「しんちゃん」呼びされることがある。
佐藤まさのぶ(父)信也親父
女子にモテることを妬まれているのか、父親であるまさのぶからの当たりはなぜか厳しい。ストーカー被害を訴えても「なにそれ自慢?」と無下にされる始末(*250)。外見も親子の割にあまり似ていない。

台詞・擬音

コメント

この記事にコメントする

名前 URL 情報を記憶

先頭に戻る