丸井ふたば
まるい ふたば

パーソナリティちょっとスケベなマッスルガール!!

本作の主人公・丸井三姉妹の次女で、鴨橋小学校に通う小学6年生。
心身ともに健康優良児。みつどもえ世界では異色とも言える超人的な運動能力を持つ。その意味では現実離れしたギャグ漫画世界の住人であり、前作『子供学級』の路線を最も色濃く継承しているキャラとも言える。連載初期は特にその傾向が強かった。その後、前作の色合いが薄まるに伴い、ふたばのキャラ性も天真爛漫なイノセントガールという方向へシフトしていった。
作中ではその怪力と奔放さで物語をかき回す一方で、姉妹間のクッションとしての役目も果たしている。また幼馴染の佐藤との甘酸っぱい関係や、健康的なお色気(?)、時に見せる女の子らしさのギャップも彼女の魅力となっている。

ルックス

ぱっちりしたクリクリの瞳、ショートでラフな髪型など、明るく活発な性格が容貌にも表れている。
髪の色は赤毛に近い茶髪。やや癖っ毛気味で、てっぺんをゴムで結わえたちょんまげにしている。このちょんまげには本人の強いこだわりがあり、みつばに切られそうになった時には本気で抵抗していた(*9)。また髪留めを解いたその部分はピョンと跳ねている。後ろ髪は襟口くらいまでの長さで基本的に下ろしているが、なぜかふたつに結んでおさげにしている時期があった(※1)。このイメチェンについては作中では特に語られていない。
瞳の色は髪と同じで、デフォルメ時にパンダ目(黒く塗りつぶされた垂れ目)になる表現が多用されている。
(※1) 82卵性『長女とチョコレートぶるーす工場』203卵性『ナマコちゃん絵日記』の間。

体格

中肉中背の平均的な体格。身長はみつばと同じくらい。年相応の体つきだがその類まれなる身体能力からして、全体的に引き締まった筋肉質な体だと思われる(※1)。プリプリの臀部もさることながら、より特筆すべきはその豊かなバスト。他の女子と比べるとワンランク上のグレードを誇り、丸井三姉妹の平均胸囲を向上させることに大きく貢献している。そのサイズは小学生の中では吉岡と双璧を為す。
ただ誰もが羨むその恵まれた身体も、本人は「柔らかい部分がない」ことを嘆いていたように(*196)、今ひとつそのありがたみを認識していないようである。
(※1) そのせいもあってか、277卵性『浮かないふたり』では水に浮けなくなった。

ファッション

こだわりがないのか、逆にこだわっているのか、年間を通して「濃い紺色のキャミソール」+「黒のスパッツ」というスタイルを貫く。真冬でもこのスタイルは崩さない。ただ寒さについてはやせ我慢している面もあるようだ(*483)。外出する際はキャップやニット帽を被ることもある。またこの格好は本来下着であり(*142)、元々は「小鳥田」と刺繍された道着を着用していた。この道着は14卵性筆入れに加工され、以降登場していない。
また日頃から靴を履かず、裸足で過ごしている。そのため不慣れな靴を履くと、運動能力が著しく低下してしまう(*37171)
パンツは水玉模様のものを愛用。その発育具合にも関わらずブラジャーを着用しておらず、薄着と相まってかなり無防備。

性格

明るく素直で、誰とでも分け隔てなく接することが出来るフレンドリーな性格。同時に親離れできていなかったり、サンタを信じているなど、年齢の割に幼い面も目立つ。基本的には無邪気なお馬鹿キャラなのだが、得意分野に関しては強い自負心を持っていたり、孤立していたみつばに声を掛ける(*140)など周囲に気を配れる一面も持つ。またサンタを信じているなど普段は姉妹で一番子供っぽいが、ひとはに対しては姉らしさを発揮することも。
口調は軽い体育会系のノリで、語尾に「~っス」をつけるのが特徴。「小生」という奇妙な一人称もそうだが、これは道場か何かに通っていた名残だろうか。

成績

学力は全キャラ中、最低ランク。平仮名も正しく書けないほどで、小学校卒業が危惧されるレベル。授業中も寝ていることがほとんど。ただ算数の素質はあるようで、おっぱい算を用いたテストでは75点を取っていた(*92)。 一方で運動に関しては並み外れた能力の持ち主である(※1)。おおよそ常人の範疇を超えている。瞬発力・持久力・破壊力、どれを取っても人外級。蹴りを入れれば壁に亀裂が入る。頭突きをすればサッカーボールが破裂する。サッカーをすればキーパーに命の心配をされる(*53)。各種の蹴りの知識があることから(*27)、武にも通じている模様。
また絵画や造形の技量も非常に高く、主におっぱいを始めとする写実的な絵を得意とするほか、壁新聞漫画も連載している。それ以外の教科はおそらく苦手だと思われる。
(※1) 47卵性『どっち弾平』によれば、50m走の記録が6秒2。これは女子の日本記録(6秒47)を上回るものである。

人間関係

みつばひとはと比べるとチーム杉崎との関わりは少なめで、代わりに佐藤千葉を始めとした男子やしょうがない隊との絡みが多い。
丸井みつば(姉)ふたばみっちゃん
妹としてみつばのワガママに振り回される方だが、文句も言わずに律儀に付き合ってあげている。人当たりが良いので、何かとぶつかるみつば・ひとはの間を取り持つ緩衝材にもなっている。ただつい力の加減を誤ってしまい、たびたびみつばに怪我を負わせている。
丸井ひとは(妹)ふたばひとは・ひと
日頃はしっかり者のひとはに面倒を見てもらう側だが、105卵性『夏のわたし』に代表されるように、時に引っ込み思案なひとはを引っ張っていく姉としての顔を見せる。そうした際は「ひと」と呼ぶことがある。
丸井草次郎(父)ふたばパパ
父親である草次郎には、いまだベッタリ。日常的にスキンシップを取り(お風呂に一緒に入る・時々寝床を共にするなど)、一番好きなのはパパだと公言して憚らない。そんなふうに屈託なく甘えてくるふたばに、草次郎の方も子離れできていないようだ。
佐藤信也(幼なじみ)ふたばしんちゃん
小学校に上がる前からの幼馴染。彼のことを「しんちゃん」と呼んで懐いている。「ふた×しん」のカップリングが鉄板とされているように、みつどもえでは数少ない恋模様を匂わせる間柄である。実際、佐藤は日頃から世話のかかるふたばを気に掛けており、異性としてのふたばを意識しているような描写も見られる。一方ふたばの方はまるで無頓着で、現状は親友以上恋人未満くらいの位置づけだろうか。
千葉雄大(男友達)ふたば千葉氏
悪友にしてエロ友達。サッカーなどで一緒に遊ぶことが多い。一緒に川原にエロ本を探しにいく仲(*40)でもある。千葉と言えば秘技だが、ふたばは恥じらいを見せないせいか、その標的にはなりえない模様。
しょうがない隊ふたばおがちん・詩織ちゃん・真由美ちゃん
佐藤を巡る因縁から、しょうがない隊には最大の恋敵と目されている。しかし当のふたばはと言えば全く気に留めておらず、その意識のギャップがいっそうしょうがない隊のジェラシーを煽っている。一度だけふたばが隊に加入したことがあったが、佐藤に対するスタンスの違いから一日で脱退してしまった(*121)
杉崎みくふたば杉ちゃん
ふたばにとってのウンコ師匠。一緒にいることが多い割に、意外と直接の絡みは少ない。ふたばのおっぱいスキル目当てで白々しく親友呼びしたりも(*308)
吉岡ゆきふたばちゃんゆきちゃん
実はそっくりさんな二人。眉毛を剃った吉岡は、佐藤以外見分けが付かないほどふたばに似ている。それを利用して吉岡がふたばに変装したこともある(*156310)
宮下ふたば宮ちゃん
運動が得意でテストが苦手と共通点も多いふたりだが、さほど絡みはない。宮下がふたばと二人きりで遊んだときも振り回されっぱなしだった(*192)
松岡咲子ふたばちゃんさっちゃん
お化けが苦手なふたばにとってはある意味天敵。というよりむしろ、松岡の怪談話を聞いてから苦手とするようになった可能性もある(*206)。墓場での肝試しの際には松岡に驚かされておもらしするハメに(*279)
チブサ
ふたばはチブサの名付け親である。当初はふたばに名前を付けられるのを嫌がっていた(*207)チブサだったが、この名前に決まってからは観念したのか、ふたばと一緒にいることが多い。
その他の呼称
ふっちゃん(まさのぶ)/ふたばちゃん(矢部栗山あかり麻里奈

台詞・擬音

アラカルト

大のお化け嫌い

お化けが大の苦手であることが206卵性『ほんとにあった!霊媒小生』で発覚した。これ以前のエピソードでは特に怖がる様子を見せておらず(*96195)、姉であるみつばも知らない様子だったことから、松岡の怪談を聞いたせいで苦手になったのかも知れない。その怯え具合と来たら相当なもので、理科太郎くんの破壊(*206)や肝試し中のおもらし(*279)など、自他の被害も少なくない。

おっぱい職人・ふたば

野田校長に絶賛された「実物大Fカップ」やおっぱい雪だるま、一筆乳頭、大好評を博する4コマ漫画「トップレスさん」など、ふたばといえばおっぱいである。キャッチフレーズの「ちょっとスケベな」側面も、今ではこの「おっぱい好き」という一点に集約されている。彼女の興味が及ぶ範囲は実物はもちろんのこと、絵・写真・マネキン・彫像などにも広がっている。また目測でバストサイズを小数点第2位のレベルで見極めるというスキル(おっぱい査定)も持つ。

なりきりゴッコ

ふたばの意外な観察眼が生きるのが、このなりきりゴッコ。対象の人物の行動を忠実にトレースし、本人そっくりに演じることが出来る。これまで対象になったのは、みつば(*56)杉崎(*106)吉岡(*103181)千葉(*242)加藤(*250)。また風邪を引いて意識が朦朧としていた際には、期せずしてひとはそっくりの負のオーラをまとうことになった(*74)。なりきりゴッコの際は対象者の衣装を着用していることが多いため、普段とは違うふたばの姿を楽しむことが出来る。

コメント

この記事にコメントする

名前 URL 情報を記憶

先頭に戻る