緒方一郎太
おがた いちろうた

パーソナリティ全力でシスコンな緒方兄

緒方愛梨の兄で、近所の交番に勤務する警察官。妹の愛梨を溺愛しており、登場するたびに常軌を逸したそのシスコンぶりを惜しみなく披露してくれる。

ルックス

一見すると、ごく普通の誠実そうな青年。年齢は不明だが、見た目は若く20代前半あたりと思われる。目の形や前髪など、顔の造りはどことなく妹の愛梨に似ている。愛梨と同じ位置(左目の下)に泣きボクロがあるのが特徴。髪は短めでさっぱりした印象。大人キャラの中では背が低い方で、このあたりも小柄な妹に似ていると言える。外ではほとんどの場合で警察の制服を着用している。普段着はトレーナーなどのラフな格好。あまり服を持っていないらしく、非番の時の保護者懇談会にも制服姿で現れた(*135)

性格

シスコン。その一言に尽きる。それは単に妹が好きというようなレベルではなく、もはや妹中心で世界が回っていると言ってよいほど。その溺愛ぶりの異常さは、彼の部屋が丸ごと「愛梨コレクション」ルームと化している(*322)ことが証明している。普段の言動も愛梨=天使と言って憚らないのは当然として、妹が幼い頃に作った腕輪や絵を持ち歩く(*138)、一日中写真を見ていても飽きない(*224)など、おおよそ常識の物差しが通じるものではない。みつばも「大人の中で一番ヤバい奴」と評している(*224)ほどである。彼の眼に映るのは妹だけらしく、他の子は「その他大勢」に過ぎない。その上、妹は学校のアイドルであると思い込んでいたり(*138)、妹の可愛さが事件だったり(*197)と必要以上に(?)美化されて映っているようだ。
また警官としては私服代わりに制服を着てくる(*135)、ぼけーっとしたまま市民を連行する(*224)、勤務時間中にずっとボンヤリ過ごす(*224)、嫉妬のあまり一般人を射殺しようとする(*288)など、いささか勤務態度に問題があると言わざるを得ない。なお警官になったのは4年前のこと(*SSS隊今昔物語)

人間関係

緒方愛梨(妹)お兄ちゃん愛梨
一郎太本人のシスコンぶりは先に挙げた通り。ではその相手である愛梨の方はと言うと、あまりにベタベタされるのはちょっと嫌がっており、兄に対してつれない素振りを見せることが多い。言い換えれば、兄に対してはごく普通の思春期の女の子である。伊藤が自宅に遊びに来た際にも、自分のコレクションがある兄の部屋を見られるのを嫌がってか、家に上げるのを渋っていた(*322)。一方で同居する唯一の肉親ということもあり、学校で一郎太の姿を見掛けた時には「お兄ちゃーん」と嬉しそうに駆け寄っていた(*260)
丸井草次郎丸井さん・三つ子ちゃんのお父さん
たびたび警察の厄介となっている草次郎とは既に顔見知りであり、問答無用で連行するのも日常茶飯事の模様(*224236)。妹を溺愛する彼の気持ちは「痛い程わかる」とのこと。
佐藤信也
その間の悪さ(*138197)ゆえに愛梨ストーカーかと疑われた。実際には真逆なのだが。一方で佐藤の母・あかりは息子のストーカー探しのために、一郎太・愛梨兄妹の協力を仰いでいる。
焼きイモ屋
焼きイモ屋=緒方の父親であることが明らかになり(*331)、緒方家の謎はよりいっそう深まっている。家族が離散した頃には既にある程度の年齢になっていたであろう一郎太と父親との関係も気になるところ。

台詞・擬音

アラカルト

職業不詳?

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