吉岡紗江子
よしおか さえこ

パーソナリティ嫉妬深い吉岡ママ

吉岡ゆきの母で、鴨橋小学校のPTA会長も務める女性。夫の純次にぞっこんで大変なヤキモチ焼きでもある。夫をたぶらかす女は子供であっても許さない。

ルックス

PTA会長という肩書に相応しい、お堅い女教師あるいは教育ママといった風貌。グラスコード付きの細縁眼鏡を掛けている。線の細い目鼻立ちをしており、太い眉毛がトレードマークの娘・ゆきとはあまり似ていない。髪の色は明るい茶色。モノクロでは薄いトーンで表現されている。後ろは巻き髪にしてまとめている。特徴的なのが、編み込んだ後ろ髪を耳の後ろあたりからカチューシャ状に掛けた「クラウンブレイド」と呼ばれる髪型。きっちりと整えられたその髪型は、眼鏡と合わせて彼女の理知的なイメージを引き立てるのに一役買っている。

体格

小学生にして肉感的な魅力を感じさせる娘とは対照的に、スリムな体つき。普段はガードが堅いこともあってさほど大人の色気を感じさせないが、海水浴場で披露した痴女水着のおかげで出るところはちゃんと出ていることが判明した。(*301)。また大人の女性キャラの中ではもっとも小柄な方である(※Twitterの身長表より)。最愛の夫には触れられるだけで敏感に感じてしまう(*135)

ファッション

外出時にはスーツや白のブラウス・タイトスカートなど、上品で清潔感のあるスタイルがメイン。アクセントとして胸元にリボンをつけていることが多い。家ではシャツの上にエプロンやカーディガンなど。自宅でもあまり肌を露出しない。

性格

表向きは風紀やモラルを重んじるお堅い性格。自宅を訪れる女子の身だしなみに厳しい目を光らせ(*1)、そのお眼鏡に叶わなければ冷たく追い返される。それは幼稚園児や小学生とて例外ではない。しかしこうした行動は、彼女の尋常ではない嫉妬深さの現れに他ならない。夫に近づく女性は全て誘惑を試みる排除すべき存在とみなされ、うっかり純次に手を出そうものなら彼女の激しい怒りを買うことになる。エロスに関しては特に厳しく、破廉恥な格好で挑発してきたみつば吉岡家を出禁になった(*142)。しかし彼女自身、実は官能小説を愛読する(*166)むっつりスケベだったりする。またPTA会長としては保護者や教師からの信任も厚いようである。そこは見た目通り、やり手の女性ということなのだろう。
(*1) 女性が吉岡家を訪問する際には、スカートからズボンに履き替えるなどの配慮が必要とされる。そのため下着同然の格好のふたばも体操着に着替えている。

人間関係

吉岡純次???あなた
一児の母となった今でも、旦那の純次にはベタ惚れ。そのラブラブぶりは家の外でも変わらず、人前でいちゃつくのも珍しくないようだ(*135)。そのぶん独占欲も強く、些細なことでも夫を狙っているのだと思い込み、嫉妬のあまり我を忘れてしまう。その嫉妬深さは並大抵のものではなく、みつばが純次にハグしたのを目の当たりにした際には、噛みしめた唇から苦渋の血を流し、怒りの余り眼鏡にもピシッとヒビが入るほどであった(*311)。一方でそうした女としての顔を別にすれば、繊細な性格の純次を支える良き妻である。マネージャー的に外部との折衝も行っていたほか、絵本作家という本当の仕事を娘に明かすことが出来ずにいる夫のために骨を折っていた(*257)
吉岡ゆきママゆき
当初はゆき眉毛を剃るのも「不良のすること」と言って禁じていた(*103)ように、躾に厳しい母親のイメージがあった。また無理に純次作の絵本を読ませようとしては、事情を知らないゆきの反発を受けていた(*186)。その後、官能小説好きであることを娘の前でカミングアウトしたのがきっかけで、歩み寄ることが出来た(*186)。純次が娘に自分の職業を明かせるよう後押しをしており、しつこいほどのナマコちゃん推しの末にようやくそれが実を結ぶに至った(*345)。絵本を読ませようとしたり、6年生にもなってサンタの真実を伏せたままだったり(*311)と、ゆきのことをまだ子供扱いしている節も見られる。
丸井みつば???あなた
自分のモラルに挑戦してくる破廉恥な痴女として目の敵にしている。ファーストコンタクトの時点で自分に反発するように挑発してきたみつばに対する印象は最悪で、吉岡家には出禁としている(*142)。その後もナマコちゃんの着ぐるみの中で愛する夫と抱き合う姿を目撃する(*257)など、みつばが好かれる要因が皆無なため好感度はゼロに等しいだろう。みつばの方も相性の悪い相手であることは承知しており、顔を合わせるなり微妙な雰囲気になったりもする(*311)。とかく紗江子にとっては自分の倫理観とは対極にある存在と言えよう。

台詞・擬音

アラカルト

吉岡さんちの健康ドリンク

吉岡家を訪れた者をもてなす、吉岡ママの健康ドリンク。出された側の冴えない表情がその味の微妙さを物語る。これまでに登場したのは、自家製の野菜ジュース(*142)・無添加豆乳オレ(*166)・豆乳オレ(*203)・ 黒ゴマ豆乳オレ(*257)

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