みつどもえ界隈ではどんな出来事があったのか振り返ってまいることにいたしましょう。
プレイバック2016
1月2016年の幕開けを飾ったのは、期待の新人・オカルト研究チームの熊井さん。元々謎めいたオーラを持った子でしたが、何やらホントに霊が見えちゃうらしいという設定が加わり、ますます興味深い存在になってきました。また6年3組の生徒たちが次々に海江田先生の餌食になっていくという凄惨な事件が発生。鴨橋小事件簿に新たな1ページが。また月刊少年チャンピオンにて読切シリーズ第3弾『ギャルサーの姫と秘密の答案』が発表されたのもこの月でした。2月
2月のみつどもえの定番といえばバレンタイン回。今年の主役は小金井くんでした。品行方正な児童会長かと思いきや、兼ねてからのホモォ疑惑がいよいよ決定的なものに…? いい匂いがする岡部くん改め丸井三郎丸くんとのラブロマンスの行方は果たして…!? もう1話はふたばのボトラー疑惑が発覚。3月
この3月9日をもって『みつどもえ』は連載10周年を迎えました。めでたい!! この節目のイベントはもう少し何かしら取り上げたかったのですが、私個人の多忙もあいまって(言い訳)特に何も出来なかったのがいささか心残りです。無念…。次の10年後には必ずや…!4月
本編ではなんと矢部っちの部屋が事故物件であることが判明。怖い、怖いよネット情報。しかもその部屋に憑いている女性の霊はガチ…? 2月号からの流れで現実と霊界の境界が薄らいできた感も? また丸井家に譲渡されたルンパが杉崎家に里帰りしました。彼?自身も知らなかった秘密のミッションを達成して。
マゾメこと鳳凰堂ユリカさんとしょうがない隊の愉快なお花見奮闘記。てか、まだ潜入工作を続けていたのね、エリツィン。噂のトム先輩も初登場。麻里奈ママがみっちゃんプロデュースのパンツを売り出したりもしましたが、残念ながら回収された模様。安心の丸井ブランド全国デビューとは相成りませんでした。5月
猫アレルギーを克服したい海江田先生が丸井家に襲来し、見境のないヘイトを振りまいたのがこの月。矢部っち以上に三つ子周辺に馴染んできてますよね、海江田さん。6年3組ではコミュ障殺しのイベントが発生。クラスメイトの良い所を挙げろとか完全に殺しに来てます。三女さんは程々のおっぱいが良い所らしい。怪しくなる程々の定義。6月
『みつどもえ』界隈では激動の1ヶ月となったのがこの6月。まずは昨年11月以来、待望の新刊であるコミックス17巻の発売。そしてビッグサプライズとなったのが、週刊少年チャンピオンにて短期集中が連載されるとの報せ。読切作品こそありましたが、『みつどもえ』開始以降のりお先生の別の連載作品は初であり、ファンの期待は否応なしに膨らみました。ただ続報がなかなか出なかったため、少々やきもきさせてくれましたけど(苦笑)。またこれに伴い、Vol.100をもって2年にわたる『ほぼ週刊みつどもえ』の連載が終了することになりました。本編の補完ストーリーとしても楽しめましたし、いつか再び再開してくれることを願ってやみません。「ほぼ」どころか「完璧週刊」を達成したのは偉業!7月
本編の方では、ヴェールに包まれた緒方家の内部が初お披露目。そのアンタッチャブルな闇に触れてしまった伊藤さんが哀れいけにえとなりました。南無…。
1年前の海に引き続き、今年の夏は山でのキャンプ。上尾を飛び出してのお出かけ長編シリーズは、夏休みの恒例イベントになるかもしれませんね。夏休みの風物詩になるといいなと思います。夏が似合う少女・さっちゃんですが、混ぜるな危険だということがよく分かりました。来年からはまた置いてけぼりにされちゃうのかしら…?8月
夏らしく水着尽くしの8月。眼福眼福。記念すべき「みつご」回…のはずでしたが、ちょっぴり肩すかし気味(?)でした。それどころか三つ子が登場すらしないという。内容の方はメグちゃんの予想以上の小悪魔っぷりが白日の下に。こんなおませな1年生がいていいのか!? また金魚と魂を一体化したおがちんが鮫に襲われご臨終。なむむ…。9月
ファンの多大なる注目と期待を背負った新連載…『ロロッロ!』がいよいよ連載スタート。ギリギリ夏に間に合った…! のりお流とも言えるお馴染みのテイストはそのままに、『みつどもえ』ともまた違う新機軸で描かれたこの作品は、のりお先生の新たな可能性を見出すに充分なものでした。もちろん平行連載といえども『みつどもえ』の方にも抜かりはありません。合法的にパンツを被る=防災頭巾に織り込むというぶっ飛んだ発想はのりお先生ならではのもの。また328卵性は語呂合わせ通り、みっちゃんが主役でしたね。10月
すっかりみつどもえ世界における定番イベントとなったハロウィン。この月は異なった視点からハロウィンの夜の出来事を描く2編でした。愛に飢えた寂しいオオカミがうっかり男装の麗人との恋に落ちるところでしたが、これも魔法の夜が見せた一晩限りの幻…。一方『ロロッロ!』の連載はこの月いっぱい。1ヶ月至福の時間を堪能させていただきました。再開に向けておそらくのりお先生も絶賛書き溜め中でしょうし、ちとせとイチカたちに再び逢える日はそう遠いことではないはずです。11月
いまなお冷めやらぬ衝撃。誰もが予想し得なかった『焼きイモ屋=おがちんの父』という真相が明らかに。少なからぬファンに動揺を与えたであろうこの設定。あまりにも突拍子もなかったので戸惑っているというのが正直なところでしょうか。緒方家の根幹に関わる設定なのは間違いありませんが、今後の扱いは少々難しいかも知れませんね。12月
2016年の締めくくりは盆と正月…ならぬ、クリスマスと新年がいっぺんにやってまいりました。クリスマス前後といえば世間では色々と欲にまみれたり呪いたくもなったりしますけど、みつどもえ読者はふたばの清い魂に触れて魂が浄化されました。本来はサンタを信じる純真な子供たちのためのイベントですからね、クリスマス。
2016 みつたま的ベストエピソードランキング
そしてこちらも毎年恒例、みつたまが熟考の末に選んだ(たぶん)2016年ベストエピソードランキングの発表に移ります。珠玉の全23話のうち、上位5位までを選定しました。この順位はあくまで個人的な嗜好・観点に依るものなのであしからず。愛の形は人それぞれですからね!
惜しくも選から漏れた候補は、312卵性『行け!鴨小放送部』、326卵性『パラサイト・イブ』、329卵性『ナイトメアー・ビフォアアフター』の3話。
例年であれば1位はすんなり決まって、あとは僅差という形が多かったのですが、今年は飛び抜けての1位はなくて上位拮抗という感じでした。
レベルは拮抗、となれば順位を分けるのは決め手の差。1位はやはり詩織様主役回というアドバンテージが利きましたね。
もちろんここに名前が挙がらなかったエピソードにもそれぞれ見所があったのは言うまでもありません。これを見過ごしてしまうのはもったいない!
ということで、その②では昨年同様「部門賞」として印象に残った場面やキャラを取り上げてみたいと思います。
みつたまのアニキにおかれましては、2016年も大変お世話になったのです!!ありがとうございました!!
今年のベストエピソードも見事にバラバラで面白い結果となったなぁ、とむふぅむふぅしております!
それだけ読者によって好きな卵性が異なるっていうみつどもえの懐の大きさを感じられるよね、と。
>327卵性『おおきくしてかぶって』
使い古したパンツを防災頭巾にしてしまう桜井のりお先生の発想力に脱帽。そしてパンツ防災頭巾を被りたいです。
クロッチ部分がレアとか騒いでいる男子共がホントに哀れで笑えましたよね。でも気持ちは良く分かる。
カード集めとか好きな男子心理をも知り尽くしている…のりお先生恐ろしい子…!!
>321卵性『いいひとは』
矢部っちコミュハラ回!着実に成長していっているひとはではありますが、
コミュ障な部分がまだあるっていうのが分かる回でもありました。
女の子だったら可愛げもある…良く分かります。(共感)
>318卵性『桜Knightフィーバー』
エリツィ…ユリカさん推しなアニキですし納得の選出だったのでした!
絵里ちゃんと一緒に過ごすしおまゆの反応も含めて面白かった回だったなぁ、と。
鳳凰堂エリカって名乗って「ブッ」って吹き出すシーン、ホント好き。
>333卵性『サンタが娑婆にやってくる』
みつどもえほっこりエピソード枠!僕も大好きなんですよねー。
ふたばの純粋な心であり、みっちゃん達とパパを仲良くしてもらいたいという思いやりが滲むお話で。
みつたまさんがギャグや構成を抜きにして、皆さんに読んでもらいたいって気持ちも良く分かるのです!!
あぁ、ふたばみたいな娘が欲しい…(←イロイロ足りない)
>322卵性『悪魔がいけにえ』
真っ白な2位。真っ黒な1位。っていうフレーズのインパクト…!!
でも、この詩織様回がみつたまアニキの1位っていうのは予想通り!納得の1位だったのでした。
詩織王国民ならではの選評が面白すぎるww黒よりも暗い色に染められる姿に興奮を覚える気持ち、わかるかも。
緒方家の闇に足を踏み入れてレポート役が出来るのは、上尾広しといえど悪魔である詩織ちゃんだけなんですよね。
そういう意味でも大変おもしろいエピソードだったと思います。
長くなってしまいましたが、アニキのベスト5楽しく読ませて頂きました!
2017年もどうぞよろしくお願いいたしますのですー!!!
>と~しきさん
と~しき兄貴こそ今年はたくさんの愛をありがとうございます!(誤解を招く発言)
今年のみつどもえは各々の琴線に触れるエピソードがあって、ベストエピソードの選出も割れる方が
むしろ自然だと思えました。毎号違った角度から楽しめるおまんが、それがみつどもえ!
>クロッチ部分がレアとか騒いでいる男子共がホントに哀れで笑えましたよね。
しんちゃんが「選ばれた者」感を醸し出しているだけに、なおさらその落差が哀れであった…。
>男子心理をも知り尽くしている…のりお先生恐ろしい子…!!
心に童t…少年を飼っているというやつかしら!?
あの年代の男子にとって、女子のおぱんつやらぶらじぁやらの存在がどれほどスペシャルなものか。
女性でありながらそれを心で理解しているとしか思えないのりお先生…さすがです!
>着実に成長していっているひとはではありますが、
そういう意味ではと~しきさんが1位に選んだ312卵性とは対となるようなエピソードかも。
クラスに馴染んだつもりでもこういう形で正面から向き合わなくてはならなくなると、
ちょっと気後れしちゃうんでしょうね。強気になりきれないあたりが可愛いとでもいうかw
>絵里ちゃんと一緒に過ごすしおまゆの反応も含めて面白かった回だったなぁ、と。
一見馴れ合いのようでもあり、水面下の駆け引きでもあり、お互い腹に一物もあり…。
みつどもえの中でも異質な人間関係だと思いますし、個人的にはすごく興味深いです。
なにせ絵理×詩織って夢の組み合わせですから!
>「ブッ」って吹き出すシーン、ホント好き。
あれ、絵理ちゃん的にはボケのつもりだったのだろーか。それとも天然だったのか…。
絵理ちゃんってちょっとウケ狙いに走る(そして外す)ケがあるのかもしれない。
>皆さんに読んでもらいたいって気持ちも良く分かるのです!!
と~しきさんなら分かってくださると思っていた…!
あれこれ語る前に理屈を超えた良さ、というものもあるんじゃないかと思うんですよね~。
良いものは良い! そんな感じでまかり通っちゃいました。
みつどもえというおまんが、ひと言ではその魅力を語りきれないわけです。
>あぁ、ふたばみたいな娘が欲しい…(←イロイロ足りない)
まずは増量から(違 ああ、一日草次郎になれる券がほしいっ!!
>真っ白な2位。真っ黒な1位。
並べるのも憚られるこのふたつのエピソードw
ふたばの白さに触れれば、伊藤さんも漂白…されたりはしないんだろうなあ。
きれいなジャ…伊藤さん、みたいな。→処刑
>詩織様回がみつたまアニキの1位っていうのは予想通り!
割とバレバレだったかも…悔しいッ。
>黒よりも暗い色に染められる姿に興奮を覚える気持ち、わかるかも。
もうこれ以上汚れることもないと思われた真っ黒な彼女にもまだいくばくかの白さが残っていた…
これは人類史上の大発見でした。そしてそれは別の存在に汚されるからこそ見えてくるもの…。
嗚呼なんというジレンマなのでしょう!! 許されない!!(大興奮)
>2017年もどうぞよろしくお願いいたしますのですー!!!
こちらこそよろしくお願いしたりされちゃったりしますなのです!! とりま肉ね、肉。
ようやく2016年の『みつどもえ』を振り返ることができました(^^;)
今年最初の別チャン前に更新が間に合って良かった良かったw
今年も(というか去年も)プレイバックとエピソードランキングお疲れ様でした<(_ _)>
>327卵性
何を語っても最終的には「ぶっちゃけ頭おかしい(誉め言葉)」に集約される突き抜けっぷりw
2016年は頭おかしい(誉め(ry)な話が多かったですね~
>321卵性
ひとはの「コミュハラの極み」発言は人見知りっ子の誰もが共感できる心境!
悪戦苦闘しながらも逃避しないひとはを、いつも以上に応援したくなる1編です。
>318卵性
すっかり準レギュラー入りを果たしたマゾメさん(^^)
SSS隊内部に新しい風を吹かせるだけでなく、トム先輩の登場で上級生方面へのみつどもえコミュニティの拡がりも期待できますよね。307卵性→318卵性と続いたシリーズの続編が今年もありそう。
>333卵性
まさにホワイトクリスマス♪
全編ギャグを突き通しながら細やかな描写で心も温めてくれるのが素晴らしいですね。みつたまさん太鼓判も納得です(^^)
ただ、惜しむらくは過去の設定の積み上げの上に成り立っている内容なので、この話を単体で読んでも感動を共感できないかも知れない点…
クリスマスエピソードだけを集めた小冊子を布教用に欲しいですw
>322卵性
詩織様視点のエピソードというのがまず異色でしたよね。挑戦的な構成(^^)
でも確かにあの“暗黒”の目撃者として詩織様を措いて他に適任者がいたかといえば誰も思いつかない…(あるとすれば、しおまゆ二人で目撃するパターン?)
次に一郎太と顔を合わせた時の反応が楽しみですw
改めまして、今年もよろしくお願いします。
部門賞記事にも後ほどコメント入れさせて頂きます!
>taraさん
いつの間にやら恒例行事になっていたこの企画ですが、これからもずっと続けていきたいですね!
>「ぶっちゃけ頭おかしい(誉め言葉)」に集約される突き抜けっぷりw
大真面目にバカやれるのも千葉氏を始めとしたみつどもえ男子のいいところ!
「頭おかしい」と評されるのは、のりお先生的にも本望なのではないでしょうかw
>人見知りっ子の誰もが共感できる心境!
他のみんなも嫌がっていたくらいですから、ひとはにとってはなおさらですよね~。
「ひとはの成長枠」では312卵性とも迷ったのですが、この共感という点が決め手になったのかも?
自分が苦戦したから「みんなも苦しむといい」という、ひとはのひねくれっぷりも好きですw
>上級生方面へのみつどもえコミュニティの拡がりも期待できますよね。
6年3組にとってはいずれ身近になるはずの「鴨中」方面へのコネクションという意味では、
エリツィンの存在は貴重なはず…。
年に1回くらい、この「鳳凰堂シリーズ」(勝手に命名)が続いてくれると嬉しいなぁ~。
>この話を単体で読んでも感動を共感できないかも知れない点…
なるほど、私には単体で読むという状態にはもはやなれないのでそこまで想像力が及びませんでした。
小冊子というと浦安増刊みたいなやつですね。あるシリーズだけまとめた小冊子を販促用にでも
配ってくれたら面白いかも。それこそニヨニヨが止まらない「矢部×ひと」シリーズとかでもw
>しおまゆ二人で目撃するパターン?
しお×まゆ共犯説に立つ私からすると大変美味しいシチュエーションなんですが、今回は詩織様の
抜け駆け魂の方が先に立ったようですね。
真っ黒すぎる道に真由美ちゃんを関わらせたくなかったという詩織様の温情なのだと解釈いたします。
>次に一郎太と顔を合わせた時の反応が楽しみですw
もう匂いだけで失神しちゃう。おがちんに匂い移りしてないことを願うばかり。