2014年6月号(274卵性)雑感

274卵性「ヘルマエ・ロマエ」の雑感です。
扉絵からもタイトルからも、危険な香り漂うこのエピソード。
一糸まとわぬふたばとしょうがない隊がお風呂場でキャッキャしている光景を想像して、
思わずページをめくる手が震える。さすがにそこまでは望みすぎでしたけどw
でもふたばのサービスシーンが満載でしたし、これはぜひ総天然色で再収録してほしいぞ☆


扉絵はバスタブでセミヌードを披露するおがちん。のっけから健全レヴェルが底を打つ。
タオルや腕で隠されたラインを脳内補完すると、見事なまでにフラットです。凹凸感に乏しい!
プールでも躊躇無くノーパンになるおがちんですから、お風呂でもノーガードなのかと思いきや、
しっかり前を隠してます。残念。その程度の恥じらいは残ってるってことね…。

「入浴の際ノーパンです。」というアオリ文。この不自然さ。
一見当たり前のことを言っているようで、入浴の際「以外」もノーパンであるということに対する
問題提起というわけですね。

「ひとはちゃんに怒られるから」という理由で、ふたばを自宅のお風呂に誘うあかりママ。
一見親切で言っているようですが、実は「もうすぐ信也が帰ってくるはず」と知っていて、
裸でドッキリ鉢合わせ→そのまま一緒に入る→親密度UP!みたいな目論見があるのでは!
…と思ってニヨニヨしてたら、次のページで覆されてしまった。深読みしすぎですね…。

汚泥まみれの側溝にためらいなくダイブするおがちん&詩織。
人間ツイスターの時もそうでしたけど、このふたり、おいしいエサを目の前に出されると
途端に変態スイッチが入って欲望まっしぐらになってしまいますね。
一見計算高いように思える詩織ちゃんも、欲望の前には思わず我を失ってしまうようです。
そこまで思い切れない真由美ちゃんは、(相対的に)多少は常識人度を取り戻した感も。

おがちんの警官なりきり「現場保全にご協力ください!」。
お兄ちゃんの仕事に誇りを感じていることを窺わせますね~。

「毛は~~~?」と言いながら、ふたばの体をまさぐるおがちん。たぶんまだ生えてないよ。
あと死体役なら、何をされても動いちゃいかん。

4ページ目右下のコマ(「ンモ~~~」)のふたばは髪留めをつけてますが、その前後では
髪の跳ね具合から既に外しているようにも見えますね。

いつの間にか天井裏に潜む詩織嬢。どうやって登ったのかはさておき(腕力だけで上がった?)
お風呂場の覗きは立派な軽犯罪法違反(第1条23号)だよ!
それを見逃すどころか、自らも荷担しようとする警官の妹()。自覚がないって怖いね…。

「ごめん ここ1人用のスペースしかないんだ」。
まさかのスネオイズム……ではなく、詩織の狙いはあくまで独占。
まあ欲をかいたばかりに、おがちんに「抜け駆け」だと糾弾されて計画は失敗するハメに。

「抜け駆け厳禁」「神聖な場所」「我々にとっての聖域」と、相変わらず明後日方面でのみ
モラルを発揮するおがちん。昔書いた記事をちょっと思い出す。

着衣のまま湯船に浸かるおがちんを見て驚き、しゅん…と落ち込む詩織&真由美。
裏返せば「裸でお風呂に入りたかった」ってことだけど…いったい何を期待していたのかな!?
おがちんの方がよっぽどまともに見えてくる。

息止め対決を始めたおがちんをよそに、真由美を天井裏の覗きスポットへと誘う詩織。
今回はそこまでの目論見があったわけではなさそうですが、結果として真由美を抱き込んで
おがちんから引き離そうとする構図に。プリクラの悪夢ふたたび!

7ページ目の時点では、毛をゲットしたおがちんが鼻血で浴槽を染めるのかと思いましたが、
もっとニヨニヨ方面のオチでしたね。お風呂場でドッキリという発想がどことなく薄い本的なw
カップリング投票で優勝した「ふた×しん」派へのご褒美みたいなもの?(んなわけない)

また「ふた×しん」的には、最後の「もーー…」と不満げなふたばの台詞がおいしいですね!
目線の方向からして、その不満は明らかにしんちゃんに対して向けられたもの。
きっと「一緒に入りたかったのに…しんちゃんの意気地なしっ」と言いたかったに違いない!
274_1

湯船から飛び出したふたばの背中~腰に掛けてのラインの艶めかしさがすごい。
4ページ目のおへその彫りの深さといい、筋肉と脂肪の比率が実に理想的と言うほかない。

何も知らず喜ぶおがちんと、対照的に天井裏で涙にくれる詩織&真由美。これも因果応報。
おがちんが手に入れたのは「長い毛」なので、残念ながらお姉様のものですね。
い、いや、私はむしろそっちの方が欲しいんですけど…!

よりぬきみつたまさん
より抜き274 女同士、裸の付き合い。方や全裸、方や下半身のみ。
息止め対決しようというふたばからの申し出に「フフ…負けるわけにいかないわね」と、正々堂々受けて立つおがちん。
恋敵とはいえ、ふたばのことを切磋琢磨するライバルとして
ちゃんと認めているんですよね。このすがすがしさよ!
ふたばの方もそんなおがちんには一目置いているようです。
もし佐藤とのことがなければ、あるいはいずれ決着が付いたときには、きっといい親友になれることでしょう。

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6月号の2話目・274卵性の雑感です。
なお付録の「14巻着せ替えカバー」については、後日別の記事で取り上げようと思います。
これ以降はネタバレがありますので、ご注意ください。

コメント

zenit 2014年05月24日 08:07

>「入浴の際もノーパンです。」というアオリ文。この不自然さ。
むしろおがちんには入浴の際だけイエスパン(造語)になって頂きたかった。より変態感が増しますよね。
>一見親切で言っているようですが、実は「もうすぐ信也が帰ってくるはず」と知っていて、
裸でドッキリ鉢合わせ→そのまま一緒に入る→親密度UP!みたいな目論見があるのでは!
のりぺぃさんはひわい過ぎるよ!!誌名がアルファベット2文字な雑誌に移籍しちゃうよっ!!
>そこまで思い切れない真由美ちゃんは、(相対的に)多少は常識人度を取り戻した感も。
加藤さんの嗅覚の鋭さからして今回は苦痛だったはずですが、自ら汚水を身体になすりつけていましたね。最近加藤さんの業の深さにおののいています。
>今回はそこまでの目論見があったわけではなさそうですが、結果として真由美を抱き込んでおがちんから引き離そうとする構図に。
詩織様の時折見せるおがちんへの冷たい視線はなんなんでしょうね。加藤さんはおがちんを守ってあげなくては・・・。
>おがちんが手に入れたのは「長い毛」なので、残念ながらお姉様のものですね。
い、いや、私はむしろそっちの方が欲しいんですけど…!
そんなのりぺぃさんにはまさのぶパパの「ζ」を進呈したいと思います。さあご遠慮なさらずに!!


tara 2014年05月24日 16:07

>その程度の恥じらいは
前はちょっとハズいっていうか///
おがちんの恥じらいポイントが未だに解りません(^^;)
>「入浴の際もノーパンです。」
入浴時は誰しもノーパンですが、おがちんだけは着衣入浴でもノーパン…
アオリ文に偽りなしでしたねw
>実は「もうすぐ信也が帰ってくるはず」と知っていて
その発想は無かったw
むしろそんな目論見が必要ないくらい日常的にお風呂の貸し借りしてそうですよね~
>「現場保全にご協力ください!」
一郎太にも見せてあげたかった、あの姿…(^^)
>真由美を天井裏の覗きスポットへと誘う詩織
天井裏の薄暗がりで息を潜める二人…
しおまゆ的に妄想がはかどりそうなシチュエーションですね~
>正々堂々受けて立つおがちん
ココを選り抜くとは、流石みつたまさん♪
変態でも下劣でも、清々しいのがおがちん!(^^)


のりぺぃ 2014年05月24日 17:38

>zenitさん
脱ぐべきときに脱がず、着るべき時に脱ぐ。アブノーマルの鑑ですね!
それにしてもチャンピオンは全体的にアブ度が高くて困ります。アブゥ!
ところで頭に被った状態はイエスパンに含まれるのでしょうか。気になります。
ピコラにーさんに教えてもらうか。
>のりぺぃさんはひわい過ぎるよ!!
ひわいじゃないよ! あかりちゃんの立場なら誰しも同じ事を考えるはず!!
夜這い文化のような日本の風土的習慣の名残です(適当)。
まあさすがに一線を越える前に止めに入りますけどね。徐々に慣らしていかないと。
>加藤さんの嗅覚の鋭さからして今回は苦痛だったはずですが、
これには思い至りませんですた。ふたばが砂場に潮干狩りごっこをしにいくくらい
大雨が降ったあととかで、泥水ばかりでそんなに臭くなかった…ってのは苦しいか。
一線を越えない代わりに半歩だけ踏み込んでくるあたり、かえってノーマルの領域を
踏み外している感もありますね。180°より90°のズレの方が目立つというか。
>詩織様の時折見せるおがちんへの冷たい視線はなんなんでしょうね。
その謎を解明するべく書き始めたしおまゆSSでしたが、どうも明後日の方向に
行ってしまいました…。
ただまあ、詩織様にとって真由美ちゃんは与しやすい相手で、仲間にしておく価値が
あるんでしょう。一方おがちんはいずれ障害になりうる手強い相手と見ていると。
だから今のうちにちょっとずつ陥れておこうとしているんではないでしょーか。
まあ詩織様の御心を量ることなど、凡百の徒である私には到底不可能であります。
>い、いや、私はむしろそっちの方が欲しいんですけど…!
>そんなのりぺぃさんにはまさのぶパパの「ζ」を進呈したいと思います。
私だって長い方が欲しい!! 「ζ」ってなによ!? 縮れ毛? 縮れ毛なのね!!
そっちだと区別がつかないので…確率は1/3ね!(色的に)


のりぺぃ 2014年05月24日 18:28

>taraさん
丸井家に入浴しに来たとき(ノーパン前)も前は隠していたので、単に習慣的なもの
でしょうかね~。もしくは上半身に関しては人並みの恥じらいがあるとか…。
プールの着替えのときにも巻きタオル使ってましたしね。
上はほとんど皆無なんだから、さほど心配する必要はなさそうなもんですけどw
>入浴時は誰しもノーパンですが、おがちんだけは着衣入浴でもノーパン…
言い換えれば、下半身だけはいつでも入浴OKというわけです。
>むしろそんな目論見が必要ないくらい日常的にお風呂の貸し借りしてそうですよね~
しんちゃんは性の目覚めが早かったぽいですから、無邪気にお風呂に入ってくるふたばと、
気にせず一緒に入れようとするあかりちゃんに辟易していたことでしょう。
くそっ…うらやましいな!!
>一郎太にも見せてあげたかった、あの姿…(^^)
兄の背中を見て育った妹も同じ道を歩むのでしょーか。
それはそれで感慨深いものがありますね~。ただその前に捕まらなければいいけど…。
>天井裏の薄暗がりで息を潜める二人…
>しおまゆ的に妄想がはかどりそうなシチュエーションですね~
密着している上にお風呂の熱気にあてられて、だんだん興奮して来ちゃったりして。
しんちゃんがお風呂に入って来てもそっちのけでイチャコライチャコラ。
>変態でも下劣でも、清々しいのがおがちん!(^^)
ふたばに恋と変態という係数を掛けたのがおがちんですからね~
「恋は女を磨くもの」というポリシーに生きるおがちんは、なにげに女子力高いですよね。


と~しき 2014年05月31日 15:27

みつたまの兄貴的にも大変萌えた回だったのではないかと思われる274卵性でしたね。
(しょうが隊的な、しおまゆ的な意味で)
>ふたばの体をまさぐるおがちん。たぶんまだ生えてないよ。
くっそワロタwそっちですか!
かくいう僕は「おがちんそこかわれ」って思っていましたw
>「裸でお風呂に入りたかった」ってことだけど…いったい何を期待していたのかな!?
ドロだらけだから服脱いで身体を洗いたかったって事だと素直に考えとりました。
でも、そう煽られるとイロイロ妄想がwwさすが、みつたまの兄貴ぃ!
>最後の「もーー…」と不満げなふたばの台詞がおいしいですね!
ご馳走様でした!
「一緒に入れば」という発想は無かった!その妄想も大変美味しいっす。
最近のふたば嬢は、表情にイロイロ詰まっていて愛おしくってしょうがないです。
>背中~腰に掛けてのラインの艶めかしさがすごい。
すげー分かりますw
備え付けられた筋肉のしなやかさと女の子の柔らかさが融合していますよね。
さすがマッスルガール!!


のりぺぃ 2014年05月31日 16:49

>と~しきさん
プリクラのときほど露骨ではありませんでしたけど、今回も詩織様の策謀による
離間工作が見られましたね。その誘いにまんまと乗ってしまった真由美ちゃんの姿に
私は「しお×まゆ」路線が着実に進行していることへの確信ををいっそう深めました。
>かくいう僕は「おがちんそこかわれ」って思っていましたw
女の子って女の子の体を触り放題だからズルイですね! 
>でも、そう煽られるとイロイロ妄想がwwさすが、みつたまの兄貴ぃ!
ええっ!? そんな馬鹿な!! そんな素直な発想が逆になかった…!!
てっきり「佐藤くん乱入→裸を見られたい!」的なものを期待しているのかとばかり…。
私の心はしょうが魂に染まってしまったのでしょーか。
>「一緒に入れば」という発想は無かった!その妄想も大変美味しいっす。
>最近のふたば嬢は、表情にイロイロ詰まっていて愛おしくってしょうがないです。
幼い頃は一緒に入っていたんでしょうし、その延長で避けられたように感じての
「もー」だったのかな~と。でも汗マークが飛んでますし、表情や仕草を見ると
ちょっぴり恥ずかしがっている様にも見えますね~。
ひとつの絵からもいろいろと感じ取れそうです。
>備え付けられた筋肉のしなやかさと女の子の柔らかさが融合していますよね。
そうそう! 全力で同意! マッスルガールの魅力に目覚めてしまいそうです。
ぷるんぷるんの柔らかボディーも捨てがたいですが、脂肪が付ききる前の、
しなやかに肉付けられた体もいいものですね~。腰の辺りに頬ずりしたひ。


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