ボーダー派
靴下といったらまずはコレ! お馴染みみっちゃん愛用、ボーダーのオーバーニーソですね。
ミニスカとの狭間でその存在を主張する
絶対領域、そしてむっちり太股に食い込むゴム。
世の"くつしたまにあ~な"な殿方たちのツボをしっかり抑えております。
魅せることがポリシーのみっちゃん。さすがはみつどもえの誇る
痴女オシャレ番長です。
モノクロでのパターンは「白+薄めのトーン」「白+ベタ」「濃いめのトーン+ベタ」の3種類。
中でも「白+薄めのトーン」が圧倒的に多いです。
比率にして「白+薄めのトーン」が65%、「白+ベタ」が25%、「濃いめのトーン+ベタ」が
5%程度といったところです。(※カラーぶんは除く)
カラーバリエーションはこんな感じ。登場回数的には緑と青の比率が高めですかね。
緑・青が「薄めのトーン」、赤・オレンジが「濃いめのトーン」に該当するものと思われます。
しかしよくこれだけ色違いで揃えたものです。動物パンツと同様に、このボーダーの靴下にも
みっちゃんなりのこだわりがあるのかも知れません。
そういえば、よく横縞模様の服は太って見えるって言いますよね。
これは目の錯覚の一種で、ヘルムホルツ錯視とか言うらしいです。
でもみっちゃんの場合、錯覚ばかりじゃありませんよね。むしろ火に油じゃないかという…。
それにこうも締め付けられては、血行が悪くなって冷え性にならないか心配になっちゃいます。
そして忘れちゃいけない、もうひとりのボーダー派が加藤さんです。
控えめな加藤さんも、靴下はなかなかカラフル。足元で自己アピールといったところかな?
ほっそり美脚の持ち主である加藤さんには、ボーダーの靴下も映えるというもの。
(みっちゃんに似合わないって言ってるわけじゃないよ)
バリエーションも豊富ですね。こと靴下に関しては、加藤さんはみっちゃんと並び立つ
ツートップと言っても過言ではないでしょう。
黒ソックス派
みつどもえにおける最大派閥、それが黒いソックスを愛用する「黒ソックス派」です。
派閥の所属メンバーは、次のお嬢さん方。
・ひとは
・杉崎
・吉岡
・松岡
・緒方
・伊藤
ひとははノーマルな無地の黒ソックスで一貫しています。
これは何かこだわりがあるというよりも、ファッションに対する冒険心が乏しいせいなのかも。
右のふたつは珍しい柄物。それぞれ
163卵性の扉絵と、
241卵性のカラー扉絵のものです。
ひとはと靴下に関連するエピソードといえば、
68卵性「わたしと姉とオバケたち」ですね。
夏でも家の中でもほとんど靴下を履いたままなのも、ひとはの特徴のひとつ。
それだけガードの堅いひとはの靴下を無理矢理脱がす。なんとそそるシチュエーションか-!
くるくるって丸めながら脱がしたい。ひとはの靴下。くるくるって。
産毛しか生えていないであろうスベスベな肌は、水を弾くほどのきめ細やかさ。
そして靴下とスカートに守られ、日に焼けていない素足は、透き通るほど白い。
その無垢なキャンバスを、1文字0.2秒の神業で汚していくさっちゃん。ああ、この背徳感!
「パンツ脱がすよ?」
お願いしゃす!!
これも定番中の定番。杉ちゃんの「
黒のストッキング」。てかりがいいですね!てかりが!
着用率は非常に高く、サンダル履きのときを除けば、季節・場面を問わず履いています。
素肌を見せない清楚なイメージに、うっすらと透けて見える肌というセクシーさ。
このふたつを両立しているのが黒ストッキングの魅力。
小学生の身でこれを着こなすには、それなりの自覚と気品ってものが必要とされます。
そしてただでさえ破壊力抜群な黒ストなのに、さらに大人っぽさを引き立てているのが、
杉ちゃんが時折着用しているガーターストッキング。
ガーター。この紐がついているだけでお色気5割増しという、実にお得なアイテムです。
元が乏しいんじゃ5割増ししたところで…というのはこの際置いとくとして。
普段は長めのスカートで隠しながら、足を上げたり座っている時にチラ見せする演出が心憎い!
みつどもえの誇る
痴女2号エロカワ番長の面目躍如といったところでしょう。
吉岡さんも黒ソックス派。長さは膝下のハイソックスからオーバーニーまで様々です。
たまに無地のものを履いていますが、基本的には一本白いラインが入ったものが中心ですね。
右から2番目は、
237卵性で吉岡さんが履いていた柄物。
描くのが面倒くさいのか、吉岡さんに限らず全体的に柄物はほとんどありません。
一番右は、
103卵性「小生になっちゃったら」より。
吉岡さんと靴下を語る上で、このエピソードを欠かすわけにはまいりませんな。
飢えた雄どもの餌食になる吉岡さん。抵抗も虚しく野卑な手によって力尽くで靴下を脱がされ、
汚れを知らぬ乙女の柔肌が白日の下に晒されてしまいます。
この場面を見た男子の100人中98人くらいは、ひわいな妄想で悶々としてしまうこと請け合い。
日常生活において、靴下というのは基本、自分で脱ぐものですよね。
故に人に靴下を脱がせてもらうという行為には、どこかアブノーマルな香りが漂っています。
若くしてその倒錯的な体験をしてしまったゆきちゃん。
今はまだ目覚めていませんが、ちょっぴり変態チックな性癖の芽を植え付けられていたりして…。
松岡さんもこてこての黒ソックス派。ごく初期を除けば、一貫して黒ソックスを着用しています。
上の画像のように、白いライン入りのものがほとんど。これは吉岡さんと同じですね。
松岡さんといえば、なんちゃって女子高生ファッション。
黒のソックスと制服風のチェックスカートの相性は抜群! 大人びた雰囲気を醸し出してます。
似たような靴下でも、着こなし方ひとつでガラリと印象が変わってくるものなんですね~
おがちんもひとはと同様の黒のノーマルタイプ。彼女の場合は単に無頓着なだけでしょう。
あるいは替えの靴下が少ない(orそもそも持ってない)説も。
でもクリスマスプレゼントのために用意する靴下は、別に持っているみたいですね。
イメージカラー=ブラック。みつどもえ一黒が似合う女、伊藤さんもやはり黒ソックス派です。
心が真っ黒だと靴下も真っ黒なんですねー。…とか言ったら殺されるな。
右からふたつめは、
245卵性「テガミダチ」より。ミニスカと黒ニーソの組み合わせは卑怯なり。
絶対領域が絶対領域たる由縁を思い知らされる次第。
一番右はコミックス10巻の中表紙のもの。その純白さが彼女の黒さをいっそう際立たせる。
白ソックス派
黒ソックス派と双璧を成すはずの白ソックス派ですが、みつどもえではかなりの少数派です。
ていうか、宮下ひとりだけ。孤軍奮闘。心が清いと、靴下も白が似合うんだな☆
基本は白のハイソックスで、カラーで見て分かる通り赤いラインが入っているのが特徴です。
こうして改めて見ると、宮下のスポーティーなイメージにはこの色しかない! ってことが
わかりますね。靴下の色もキャラクター性を考慮して決められたんでしょうか。
ちなみに右のふたつはイレギュラーなもの。それぞれ
57卵性、
128卵性で履いていた靴下です。
スペシャル版
こちらは初期バージョンのみっちゃん。意外にもフツーの白ソックス派だったようです。
みっちゃんがボーダー派に転向したのは、
6卵性「1/3の純情ないやがらせ」からでした。
2番目は珍しい黒ソックスのみっちゃん。
25卵性で一度だけ履いていました。
最後はチーム杉崎のスペシャル版。
左ふたつはそれぞれ
254卵性と
259卵性で杉ちゃんが履いていたもの。
ふたつめのフリル付きのショートソックスは、
231卵性「アイマイ見舞い」でも履いていました。
奇しくも共に松岡さん絡みのエピソードですね。
真ん中は
246卵性で吉岡さんが履いていたブランド物。クラス一の
おサイフ女セレブとしての
プライドを傷つけられた杉ちゃんは、吉岡さんに嫉妬の炎を燃やすことになります。
右ふたつは
251卵性より。吉岡さんのベージュ色のニーソも初登場の珍しいものですが、
それ以上に特筆すべきは宮下の星マーク入りの靴下。宮下の癖にド派手です。
オールカラー回ということで張り切ったのでしょーかw
何という膨大でマニアックなデータ…
『みつどもえ』は服装のバラエティも豊富な漫画ですので、それだけに調べ甲斐もありそうですね~
(とはいえそれを実際にやっちゃうのりぺぃさんの行動力には、感嘆させられるばかりです…)
みつどもえキャラの靴下の傾向、と言われても みっちゃんのニーソと杉ちゃんの黒ストくらいしか思い浮かびませんでした(^^;)
特に、加藤さん=ボーダーのイメージは全く無かったので意外…
白ソックスが宮白さんのトレードマークだった、というのも…
これだけ明確に傾向づけられるということは、のりお先生の中でそれぞれの服装設定もきっちり出来上がっていることの証明でもありますよね♪
>taraさん
データ集めるだけで1日以上掛かってしまって、肝心の記事がおそろかになりました…
本当は保護者勢やモブ女子のも調べてみたかったんですけどね~タイムアップです。
服装(トップ・ボトム)と髪型コレクションはぜひ作りたいと思ってます!
とてもひとつの記事では収まらないでしょうけど、チャレンジする価値はあるかなと。
>みっちゃんのニーソと杉ちゃんの黒スト
やっぱりこの二人の印象が強いですよね。他の子がさりげないファッションの一部なのに
対して、杉みつのソックスはそれ自体が強烈にアピールしているせいでしょうか。
>加藤さん=ボーダーのイメージは全く無かったので意外…
これは気付いてましたよ! 真由美スキーとしては抑えておきたいポイントですから!
>それぞれの服装設定もきっちり出来上がっていることの証明でもありますよね♪
これは私も今回調べてみてビックリしました。これほど統一性が取れていたとは。
何年もみつどもえを読んできて初めて気が付きました。
調べた甲斐があったというものです。黒が多いのは作画の都合もあったりするのかな?
のりぺぃさん…実はオレ…白ソックス萌えなんです……(どーでもいいー!!)
黒ソックスよりも洗練されておらず、ボーダー柄の可愛らしさもない、だがその素朴さが良い!!
宮なんとかさんのライン入りソックスは活発な印象がピッタリで凄く似合うと思います。
>ボーダー派
みっちゃんのボーダーニーソ、初見時のインパクトが凄まじかったように記憶してます。
ニーソはいているキャラは多数あれどボーダー柄のニーソを穿いている子は僕が知る限り
みつばを含めて数人しかいません。フトモモに食い込むゴムも堪らない…ハムみてぇだ。
>黒ソックス派
足が細く長く見える黒ソックスは、みつどもえ世界でもやっぱりメジャーなのですね。
個人的には松岡さんの黒ソックスが一番好き。チェックのスカートと黒ソックスの組み合わせは最強!
>人に靴下を脱がせてもらうという行為には
たしかに、あの時の吉岡さんにはモンモンとさせられましたねー。
しかし個人的には靴下だけ残すというパターンも大好物だったりします(オイ
あぁ、女子小学生の靴下が欲しい。。
>と~しきさん
実は…じゃねぇよ(by宮 カミングアウトありがとうございます。
汚れ無き純白のソックスもいいし、運動してる子が履いてる汗と土の匂いがしそうな
白ソックスも捨てがたいですよね。素朴さが良い…わたくしも全面的に同意いたします。
>ボーダー柄のニーソを穿いている子は僕が知る限りみつばを含めて数人しかいません。
みっちゃんはチャレンジャーですからね~。履き始めた当初はまだ太ってなかったので
これいけるじゃんと思ったのかも知れません。その後の顛末はご存じの通り。
みっちゃんの履いたニーソは、ゴムがすぐに伸びてダメになっちゃいそうですね。
>チェックのスカートと黒ソックスの組み合わせは最強!
ですよねー! 最強すぐる。
通勤中に女子高生の脚(特にヒザの裏)をこっそり観察しているのですが(←変質者)
やはりチェックスカートの子は黒ソックスが多いようですね。
着用している当人が、その組み合わせの魅力をよーく分かってるってことですな。
>個人的には靴下だけ残すというパターンも大好物だったりします(オイ
「全裸に靴下」の黄金パターンキタ! zenitさんのとこで松岡さんの全裸靴下姿を
拝ませていただいた時は、本当にごちそうさまという感じでした。
自分でやってみてもなぜか興奮するので、ぜひ試してみて下さい。
(既にやってそうですけど)
>あぁ、女子小学生の靴下が欲しい。。
20代の男が女子小学生の靴下を欲しがる事案が発生。
素晴らしいソックス記事に感動しました。やはりソックスは良いものですね。さすがのりぺぃさんは上級者!ソックス愛に満ちあふれておられます。足は包まれてなんぼですよね。
・・・すいませんすいませんすいません。
・・・大感謝しております。
基本的に吉岡さんと宮下さんの足元しか見ていなかったので、みっちゃんは縞ニーソだな位の認識でしたが、ちゃんと傾向があるようで驚きました。加藤さんがボーダーだというのはまったく盲点で自分がまるで見ていなかった事に気付かされます。
この辺の細かさは絶対男には描ききれない部分だと思います。地味な部分でリアリティを追求できるのものりお先生ならではでしょうか。やっぱり街角で女子小学生ウォッチングをされているんでしょうね。
>zenitさん
そんな! 人をソックスマニアみたいに!
>足は包まれてなんぼですよね。
ンッン~ 名言だなこれは。素足も捨てがたいものがあるんですけどね~。
素材を素材のまま見せる良さもあり、デコレートして見せる良さもあり。
もちろんいずれも素材の良さがあってこそのものです。
>・・・大感謝しております。
いえいえ、こちらこそ~!
お題をいただいたときには、基本的に喜んでやらせていただいております(`・ω・´)
むしろニヨニヨが止まらない。
>基本的に吉岡さんと宮下さんの足元しか見ていなかったので
さすが吉宮マニア。このこの~!
認識の盲点、すなわち人は自分の興味のあるものしか見ないということですね。
かく言う私も今回調べてみて、初めて認識できたことが多々ありました。
黒ソックス派が圧倒的多数なこととか、宮ちゃんが白ソックス一筋なこととか。
加藤さんの縞々ソックスもなかなか素敵なものですので、これを期に注目して
いただけると幸いです。
>やっぱり街角で女子小学生ウォッチングをされているんでしょうね。
これは女性ならではですよね。男の場合、残念ながら不審者として通報されますから…
ちぇっ女はずるいな! 私だって女子小学生ウォッチングしたい!(危険
女の子を描く時、男性作家が理想を理想のまま描くのに対し、女性作家は理想を現実に
即して描くのかな、なんて思いました。それが地味な部分のリアリティってやつかなと。