矢部 vs. 龍太 男の3番勝負(前編)
カップリングを巡る論争は、東西冷戦や文明の衝突にも匹敵する深刻な対立構造を生み、
ネット上でもたびたび異なる派閥同士が火花を散らしてきました。
古くから存在し今なお世界を二分する抗争の事例として、以下のものがよく知られています。

ビアンカ派 vs. フローラ派

クラエア派 vs. クラティ派

きのこ派 vs. たけのこ派

そして我らがみつどもえにも、決して相容れないふたつの陣営による争いが存在します。
それが

矢部ひと派」 vs. 「龍ひと派

ひとはを巡る、矢部と龍太…ふたりの男による恋の綱引き。
いずれが晴れてひとはのハートを射止め、めくるめく愛の巣を築く男に相応しいのか!?
この禁断の論争にそろそろ決着をつけようではありませんか。

なお今回の企画はスペシャルゲストとして
「恋の舵取りはおまかせよ!」
”鴨橋小の恋の羅針盤”こと吉岡ゆきさんをお招きし、カプ厨恋愛アドバイザーの視点からの
解説をいただきました。

①愛の軌跡 矢部ひと編

恋の成就には地道な積み重ねも肝心。
ということで、まずは矢部ひとペアがいかにして愛を育んできたのか振り返ってみましょう。
矢部ひと111_1 矢部ひと124_1
普段は見せない矢部っちの男らしい姿を見て、思わず発情するひとはの図。
矢部ひとの主なエピソード(※好感度はひとはのもの)
卵性好感度内容
3チクビをエサに、ひとはを手懐けることに成功。机の下に潜り始める。
13自宅の惨状を知られた上に、弱みを握られる。ひとはの手を負傷させた。
42ガチレン愛好家という共通点が生まれる。誤解もあったが結果オーライ。
46「三女さんが矢部っちを大好きって気持ち」「伝わるといいねっ」
50家庭訪問でお父様相手に情けないところを見せてしまい、株は大暴落。
52勝手に家に押しかけてきた挙げ句、フィギュアを壊されそうになったりする。
64罵倒プレイ。「そらおどれが女の腐ったようなクズだからじゃろがい!!」
71「正義を愛する心に…卒業なんてないんだ」→「卒業したんだ…」
89倒れたひとはを家まで運んであげて好感度を稼ぐも、結局元の木阿弥。
109やっぱりお姫様だっこは乙女の憧れだし…?
118ついにひとはから告白される。「好きだというのを伝えなくちゃいけないのに」
122学校でイチャコラする。ぎゅむぎゅむ。吉岡に手を出したら嫉妬してた。
124ひとはのために覚悟の土下座。パパに半殺しにされたが、好感度はアップ。
130バレンタインチョコをもらう。ドッキリ(殺人)のはんちゅうは、きっと照れ隠し。
141先生らしく、跳び箱の楽しさを教えてあげた。でもオチでプラマイゼロ。
168「1人で行くなんてえらいね」とか言って怒らせてしまう。「先生のエロ」。
217風邪で休んでたら通い妻が押しかけてきた。ガチレンゲームでイチャコラ。
262NEWガチベルトを見せつけようとサプライズを用意するひとはだったが…。
269朝から矢部宅でパソコンいじりするひとは。ついでにおっぱい画像を消去。
276入念に準備してまで、矢部にドッキリを仕掛けようとするお熱ぶり。
その他の絡み
6卵性(どんだけダメ人間) 7卵性(ほらダメだった!) 22卵性(裸に剥かれて馬乗りされる)
24卵性(足がくさい。知ってますよ) 31卵性(知られざる感触) 39卵性(花粉症)
55卵性(秘技で辱めを受ける) 78卵性(第2のおっぱい) 149卵性(平泳ぎで股間にダイブ)
150卵性(エロ本にダメ出し) 157卵性(なんというツルスベ肌) 158卵性(天然記念物)
163卵性(正義のパワーが不足) 178卵性(バレーボール) 184卵性(誰だって欲しいさ)
189卵性(宮尾さん) 201卵性(どうぞどうぞ) 210卵性(汗は浴びるわ怒られるわ散々)
214卵性(200円貸してと頼まれる) 225卵性(可愛く撮れた) 229卵性(お見舞いの色紙)
233卵性(秘蔵のガチレングッズを投入) 236卵性(ゴニョゴニョ言ってるだけ)
259卵性(汗です汗ですよ…)

友だちがひとりもおらず、クラスで孤立していたひとは。
担任教師としてそんな彼女のことを案じ、チクビの世話や松岡さんとの帰宅などを通して
クラスに融け込むきっかけを作ってくれたのは、他ならぬ矢部っちです。
いささか頼りないとはいえ、親身に「子供目線」で接してくれる彼の優しさに警戒心は解け、
人見知りのひとはも徐々に心を開いていきました。
そしてひとたび「この人なら大丈夫」と心を許した相手にはとことん甘えてくるのが
人見知りの特徴のひとつ。
容赦なく毒舌を吐いたり、いじり倒してきたりするのも彼女なりの甘え方の形です。
ガチレンという共通の趣味があったことも、ふたりの親密度を深めることに繋がっており、
もはや肉親であるパパよりも甘えきっている相手と言えるでしょう。

こくはく~三女さんのばあい~
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ずっと秘めてきた想い。これまで何度も打ち明けようとしたけど、うまくいかなかった。
自分が人付き合いが苦手で、不器用で、素直に自分の気持ちを伝えられないことを
こんなにも情けなく、もどかしく思ったことはなかった。
でもわかったんだ。…必要なのは、ほんのちょっぴりの勇気だけなんだって。

※再現VTRには一部脚色があります。
吉岡アイコン2 矢部っちには一度フラれちゃったけど、だからって自分に嘘をついて
心にフタをすることなんて出来ないよね。三女さんがあきらめずに
想いを貫いたから、矢部っちにもそれが届いたんだよ。
でもまだこの恋は始まったばっかり…これからもガンバってね!
私は三女さんの恋の応援団長だからねっ?

らぶらぶスキンシップ
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心の距離を縮めるのに手っ取り早い手段といえば、やっぱりスキンシップ。
幼い頃から甘えベタだったひとはは、そのぶんを埋めるかのようにベタベタと甘え放題。
公衆の面前でイチャコラしてみせたり、火照った面持ちを浮かべながら肩を寄せてきたりと
そのアグレッシブさときたら矢部っちの方がたじたじになってしまうほど。
吉岡アイコン3 さ、三女さんって結構大胆なんだね~
どっちかというと恥ずかしがり屋さんな方なのかな~と思ってたから、
みんなの前であんなにらぶらぶ?なところを見せつけようとするなんて、
ちょっとビックリしちゃった。
けど男の人は急にオオカミさんになるかも…気をつけなくちゃ、だよ?

そのくちびるをめぐるかけひき
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そんなある日、クラスメイトの宮下がプールで溺れるという緊急事態が発生。
宮下の命と、矢部のファーストキッス。どっちが大事か…そんなの比べるまでもない!
ごめんね宮前さん。お葬式には顔を出すからね。すかさず割って入るひとは。
自分が人工呼吸を…と申し出たものの、それはそれで矢部の方が収まらない。
他の男(女か)に、彼女のくちびるを渡すわけにはいかないのだ。
ふたりがあーだこーだ揉めていると、折良くクラス一のイケメン様が名乗り出てくれたので
この場は事なきを得たのでした。
吉岡アイコン4 うふふっ、私の「ランランランデブー作戦」大成功だね?
ふたりとも気付いてないんだもんなぁ~。
でもこれで改めて、お互いを大事に思う気持ちがわかったでしょ?
このときは宮ちゃんへの「アバンチュールプレゼント作戦」も大成功だったし、
”恋の伝道師”吉岡ゆきの面目躍如ってところかなっ?

おしかけにょうぼう
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少しでも長く一緒にいたい。その想いから、矢部の部屋に頻繁に通うようになったひとは。
勝手に合鍵を作って朝から押しかけたときにはさすがに彼も驚いていたけど、
一緒にペットの世話をしたりゲームで遊んだりしながら、愛情を深める日々が続いた。
ただ彼のことでひとつ悩みの種が…。
それは彼のエロ本趣味。そしてその巨乳好きの性癖を隠そうともしないこと。
自分以外の―それも胸にしか取り柄のないような女に興味を持つなんて…許せない。
元より大人しいようで我が強く、愛情への渇望から独占欲の強い性格に育った
ひとはの心に、消せない女の本性…嫉妬の種火がくすぶり始めたのであった。
吉岡アイコン5 男の人ってみんな節操ないよね! 三女さんは怒っていいと思うの。
けどエロ…その手の本にくわしい三女さんでも、いざ自分のこととなると
やっぱり気になっちゃうよね。こういうコがタイプなのかな~とか。
そんなふうに恋愛は楽しいことばかりじゃなくて、イヤなことも辛いことも
あるんだよね。そういう恋をして女のコは磨かれるんじゃないかな?

おとなのかんけい
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優柔不断で今ひとつ煮え切らない矢部。
そんな彼をじれったく思う反面、自分に魅力がないせいかも…と思い悩むひとはは
焦燥感を募らせていた。やがてその危うい感情は警戒水位を超えて一気に溢れ出す。
先生は私だけ見てくれればいいんです。
ついに一線を越えようとするふたり。オトナの世界への扉は、すぐそこに。
吉岡アイコン1 うひゃ??あっ?☆?っっ!??
……さ、さささ三女さあああああん!!?
そそっ、そういうことはまだ早いと思うの!! 大人になってからね!?
だ、だってまだ私、心の準備ができてないしっ……あっ、あれっ!?

この物語は実話を元に再構成したフィクションであり、登場する団体・人物などの名称は
すべて架空のものです。
ひとはアイコン1 ぎゃッ!?

②愛の軌跡 龍ひと編

これまで積み上げてきた絆の強さという点では「矢部ひと」に一日の長があるものの、
「龍ひと」にはフレッシュな可能性、伸びしろというアドバンテージがあります。
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色仕掛け(ほか)でいたいけな少年のハートを鷲づかみにした、年上のおねーさんの図。
龍ひとの主なエピソード(※好感度は龍太のもの)
卵性好感度内容
62?ふたりの出会い。ガチレンで意気投合。「もう二度と…」で心を掴まれる。
71?ガチレンベルトをひとはにプレゼント。素直に渡せない微妙なお年頃。
84?既にガチレンゴッコをする仲に進展。ブリーフを渡そうとするが断られる。
122?矢部とひとはの仲睦まじさを見て、心乱れる。一度はちょっと諦めそうに。
1436年の教室に乗り込んでナチュラルにトーク。姉を交換するハメに。
165?超合体ガチガイガーでひとはの心を掴むも、大人げない裏切りを受ける。
180?ホワイトデーにお菓子を渡そうとするが食欲獣が立ち塞がる。「斬新な技…
184?ひとはにキスするチャンス到来。しかしすんでのところで姉に阻まれる。
199迷子になってカッコ悪いところを見せてしまった。一緒に戦うギャオー(適当)
214?フィギュアを交換…のはずが、惨殺の現場を目撃してショックを受ける。
226花見にかこつけてスキンシップを謀るが、意図が伝わらず蹴りをもらう。
234大人のおっぱいなのか確認しようとしたが、なんかケガでもしていたらしい。
268龍太の部屋で二人きりになって、秘密のガチレンごっこ。
273メグちゃんと親しげに話す龍太に、ひとはがドス黒いジェラシーを燃やす。
6巻「ガチレンジャー入門編」。黒はない。

姉がいたり、ボッチだったり、ガチレン好きだったりとある意味似た者同士のひとはと龍太。
龍太にとってひとはは、姉のみくとは違い対等の友だち感覚で遊んでくれるお姉さんであり、
心惹かれていくのはごく自然な流れだったでしょう。
それは恋心というにはあまりに幼く、せいぜい友達以上憧れ未満といったところ。
一方末っ子のひとはからすれば、龍太は初めて出来た可愛い弟のような存在。
今はまだお互いの気持ちはそれ以上のものではありませんが、慕う気持ちがやがては恋へ、
さらに恋の炎が燃え上がれば愛へと昇華する可能性だってあるのです。

ものでつってみる
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謎の怨霊に呪い殺されかけたので、脚色は少々控えめにしておきましょうかね…。

姉の同級生・ひとはと出会った龍太は、一見冷めたようで熱いガチレン愛を持つ彼女に
惹かれ始めていた。初めて経験する感情に戸惑いながらも、彼女と心通わせる日々。
龍太は彼女の興味を引こうと、己の財力を誇るようにプレゼント攻勢をかけるのだが…。
吉岡アイコン4 もぉ~龍ちゃんは乙女心ってものがわかってないなぁ~
って、まだ1年生だもん、無理もないよね。
ううん、子供扱いしてるわけじゃないよ? でも急にプレゼントを渡されても
女のコはびっくりしちゃうからね。三女さんも戸惑ってるみたい。
こういうことは段取りが大事なの。焦らずゆっくりいこうね?

しゅらば
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ガチレン仲間としてふたりはすっかり意気投合し、昼休みや放課後のたびに逢瀬を繰り返す
仲にまで進展していた。しかしその一方で龍太は焦りに似た感情を覚えていた。
今のままでは、きっとそれ以上の関係には踏み出せない…。
そこで彼は自分を溺愛する姉のみくをけしかけて、ひとはの嫉妬心を煽ろうと思い立つ。
「私の方が好きよ!」というみくの言葉を聞くなり、険しい表情を浮かべるひとは。
自分以外の女の存在によって、にわかにひとはの心にさざ波が立つ。
すべては龍太の狙い通りにいくかと思いきや、事態は思わぬ方向へ…。
吉岡アイコン8 あ~あ、いけないんだ。女心をもてあそぶなんて。
ほら、三女さんも怒っちゃったでしょ。
龍ちゃんはぶたれてもしょうがないことをしちゃったんだよ?
けどこんな小さいうちから恋の駆け引きをするなんて、将来ちょっと心配…。
大人になっても、女のコを泣かせるような悪い人にはならないでね?

りゃくだつあい
龍ひと122_1 龍ひと122_2 龍ひと122_3
そんなある日、龍太は衝撃の事実を知ってしまう。ひとはには既に彼氏がいたのだ。
道理でひとはは、自分のことを男として見てくれないわけだ。
この邪魔者の名は矢部智。ひとはの担任教師でありながら、教え子に手を出した
ろくでなしである。龍太のことを子供と言って馬鹿にし、鼻で笑ってあしらう矢部。
ふたりの仲睦まじい様子を見て、龍太はひとはの心の中に自分の居場所がないことを悟る。
所詮かなわぬ恋だったのだ…。
吉岡アイコン6 「あきらめてもその想いは消えないままだよ」
「想いをこめてぶつければきっと勝てると信じて」
ん~~我ながらこれは名言だよね!
恋に遠慮は無用だもん。自分の好きって気持ちにウソはつけないもんね。
でもなぜか矢部っちが私に浮気して、三女さんに恨まれちゃったけど…

わるいむしにおじゃまむし
龍ひと184_1 龍ひと184_2 龍ひと184_3
恋路に障害はつきもの。とんだお邪魔虫が割って入ることもあるのです。
吉岡アイコン7 杉ちゃ~~ん!!
せっかくみっちゃんが気を利かせてチャンスを作ってくれたのにぃ~。
お姉ちゃんとしては龍ちゃんを独り占めしたい気持ちはわかるけど…ね。
龍ちゃんが勇気を出してアタックしてるんだから、ここは応援してあげようよ。
恋の応援団は、いつでも団員募集中だよ?

後編に続く
Made in USSR bis」さんのカップリング論に触発されまして、今回私が取り上げるのは
本来の意味でのカップリング…すなわち男女の恋愛関係です。

前編 後編

コメント

zenit 2013年06月05日 13:30

最近は松岡咲子という強力なライバルが出現して、ひとは周辺もみつどもえとなっておりますね。
連載当初からのさっちゃんの熱烈なラブコールにようやく最近ひとはが応え始めたところで、これからの展開に目が離せません。


のりぺぃ 2013年06月05日 21:24

zenitさん早速のコメントありがとうございます。
駄文を垂れ流すばかりの拙ブログですが、みつどもえを「再発見」するきっかけに
なれれば…と思っております。これからもよろしくお願いしますね^^
さっちゃんはさっちゃんで宮下や杉ちゃんにも手を出してる節操無しなので
修羅場になる予感が! パヤパヤもいいもんですよねパヤパヤ。


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